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第2話

おかしなことに巻き込まれた予感・・・これからアリスはどうなるのか・・・。
ボーイズラブとなっていますので苦手な方はご遠慮ください。

あぁ、この人、頭ヤバイんだ・・・。


アリスは再び思考停止した頭の中でそう、本能的に感じた。


 あれかな。今若者に多い、ドラッグとか?


はは、イッちゃってるて?ふふ。徐々に思考回復・・・でもないか・・・。


「いっとくけど、俺はいたって正常だからね」

 そんなアリスの考えを感じ取ったのか、そのリアンという青年はきっちり釘をさしてきた。そして、釘だけさすとさっさと話を進めだした。

「えっとね、まずここはいつもアリスがいる世界とは少し違うんだよね。でも、まったく違うわけでもない。」

 アリスはその頭上に?を飛ばす。ちょっとまだ、頭が起きてないんだよね。

 それに気付いてか気付かずか、リアンはそのまま話を続ける。

「“シンクロ”っていうのかな。普段、俺の住む世界とアリス達の住む世界は接点を持つことなく、何の接触もなく時を過ごしているんだ。まったく別の次元の世界だからね。だけど、今のこの状態っていうのはお互いの世界が微妙に被さって接触している状態なんだ。

 で、本題はここから。この“シンクロ”状態を作り出してるのは俺達の世界の親玉なんだけど。その理由が暇つぶしってやつ?それで、もちろん、“シンクロ”を解くことはその親玉にしかできない。でも、どうも親玉はこの状況を快適に思ってるみたいでね。今のところ“シンクロ”を解く気はないみたいなんだよね。」

 にこにこと微笑みながら、リアンは現実離れした話を繰り広げる。

「“シンクロ”状態が続くと、アリスももとの世界に戻れずにこの“シンクロ”した世界にい続けることになるわけ。」

 アリスの頭は、リアンの話についていけず、パンク寸前である。

 俺の世界?

 アリス達が住む世界?

 シンクロ?

 親玉?

 アリスは呆然とその場で立ち尽くす。


 何が真実で

 何が嘘?


「わけ・・・わかんね・・・」

 アリスはぽつりと、そうつぶやいた。

 そのアリスを横目に、リアンは笑みを浮かべながらアリスの手をとる。

「簡単なことだよ。アリス。お前がこの“シンクロ”を解けばいいんだから」

 アリスの手の甲にキスを落とし、リアンはそう言った。

「シンクロを・・・解く?」

 アリスは不安げな瞳でリアンをみつめながらこたえる。リアンは顔を上げ、アリスと向き合う。

「そう。親玉に話をつければいいのさ。倒す、とかね」

 そのリアンの言葉がアリスの本能を揺さぶる。


真実はどれで、嘘はどれ?

どうしたらいい?

どうすれば・・・いい?


「アリスだけなんだよ。それができるのは」

「俺だけ?」

「だって、この“シンクロ”した世界に来てるのはアリスだけなんだから」

「え?じゃあ・・・他の奴は?」

 そうだ。この学校から消えてしまった生徒はどこへ行ったのか。

「さあ?でも“ここ”にいないってことは・・・」

 リアンはアリスを見据え、こたえた。

「空間のはざまをさまよってるんじゃない?」


 気が付くと、世界は変わっていた。

 他の世界と“シンクロ”してしまった世界では、建物はいつもと違う造りをしていて、何より人がいなくなってしまった。

 君はただ一人、世界を救うことができる勇者なんだ。

 世界をこんなことにした悪の親玉を倒して世界を元に戻せ!

 そして、友達を救うんだ!


「な〜んて、簡単に言うとそんな感じ?うわ〜何かのゲームみたいじゃん」

 今まで真剣に(?)話していたその男は、

 そう言いながらケラケラと笑い出した。

 俺は・・・

 一発殴ろうかと思いました・・・。


「いやいや、ごめん。でも、話したことは本当。だからさ、親玉を見つけて早くどうにかしてよ。俺も元の世界に帰りたいからさ〜」

 身の危険を感じてか、謝ってはみたものの、まったく緊張感のないリアン。

 そんなリアンに対し。

「リアン・・・さん?がどうにかできないの?その、親玉に話つける、とか」

 アリスは、しごく真っ当な質問をした。

「え〜!だってめんどくさいじゃ〜ん」

 そして、ある意味。

 予想通りの回答が返ってきた。

 あはははは〜という全開の笑顔つきで。


 もう・・・殴る気力もねぇよ・・・。

 アリスは、深いため息とともに天井をあおいだ。


「とりあえず・・・あんたの言うこと信じてその親玉を探すしかないってことだよな」

 アリスはリアンを正面から見据え、そうつぶやいた。

 リアンの言ってることが本当かどうかはかなり怪しいが。今、この学校がおかしいのは本当である。もう、何かに縋るしかアリスにはないのである。

「俺は勇者でここは夢!」

 そう思ってやるしかない。

 アリスは腹をくくる。

「夢ってアンタ」

 結局納得しているのかしていないのか。そんなアリスの様子を見ながら、リアンは苦笑する。

「まぁ、めんどくさいけど俺も少しは手伝うからさ」

 ポン、とアリスの肩に手をおき、リアンは言った。

「本当!?」

 リアンの言葉に、アリスは身を乗り出す。

 そんな、わらにもすがりたい心境なアリスに対し。

「いや、ほんとに少しだから」

 わらほどにも役に立たなさそうな。

 リアンの返答に。

 ・・・アリスは何度目かわからない殺意を覚えるのであった。 

「ま、アドバイザー程度に思ってくれたらいいから。俺のことは」

 そんなアリスの殺伐とした雰囲気を軽く無視した、相変わらずの飄々とした態度に。

「じゃあ、アドバイザーさん、さっそく何かためになること、教えてくれねーか?」

 今にもつっかかりそうな態度でアリスは聞いた。

「ためになるね〜・・・。あ、基本的にパーティーは組めないから一人でがんばってね」

 それに関しては、もうまったく期待しておりません。

「それと、親玉の居場所だけど」


たたたたたた


「?」

 何かが通り過ぎる音がし、アリスがそちらを振り向くと、3歳くらいの黒い服を着た金髪の男の子が走っていた。瞳が大きく、とても愛らしい。

 が、

 その頭には、ぴょこんと、ウサギの耳がついていた。

 ・・・なぜ?

「な・・・?!」

 アリスがそれに目を奪われていると。

「あ、いたいた。あいつ、バニーっていうんだけどね。バニーが親玉の居場所知ってるから。捕まえて案内してもらうといいよ」

 ぴょこぴょこと独特な動きをする、可愛いらしいバニー君。

「あいつが・・・?」

 その時、

 アリスとバニーの目が合う。

 

 次の瞬間。

「きゅきゅ〜〜」

 バニーは全速力で駆け出した。

「な・・・!?ま、待て〜〜〜!!!」

 それを慌ててアリスが追う。

「がんばって〜!アリス姫〜!」

 それをヒラヒラとリアンが見送る。

 アリスは全速力で階段を駆け下りるバニーを追いかけ、階下に消えていった。

「しっかし・・・」

 一人残ったリアンは。

「いつまであの格好でいるんだろうねぇ」

 どうでもいいことを気にしていた。


 さてさて、何やら大変なことに巻き込まれてしまったアリス。女装したまま、まさに『不思議の国のアリス』のごとくウサギことバニーと追いかけっこ。さぁ、無事にこの世界を解放することはできるのか。がんばれアリス!負けるな!アリス!!

 そんなナレーションを入れている間に、アリスはといえば・・・

 

「はぁ、はぁっ・・・!」


 結構。

 俺。

 全速力で走ってんだけどな〜〜〜!!!


 バニーを追いかけ全力疾走中。


 しかし、アリスとバニーの距離は縮まらない。どころか、下手をすると開いている。こんな格好をしていても、アリスは走らせれば百mを11秒台で走る。


 なのにっ・・・!!

 なんだってあのウサギまがいに追いつけねーんだぁ!!!

 

 アリスは世の中の理不尽さをこんなところで痛感しながら、バニーを追いかけるのであった。

「にしても、本当にむちゃくちゃな世界だな!!」

 いつもの常識がまったく通用しない。そこの角を曲がれば1年教室・・・かと思えば、生物室。音楽室の扉を開けると、そこは図書室と、もう学校の中身がぐちゃぐちゃである。

 リアンの言うことを8割方嘘だと決め付け、どっきりだと思っていたが、どうやらリアンの話は本当だったようだ。アリスの頭はその事実について深く思い悩むことをやめ(頭が思考を拒否しているともいう)、その校舎内を走り回る。

 その中を、当のバニーは軽快に走っていく。そして、廊下の一角をぴょーいと曲がる。

「にゃろ!待て・・・!」

 アリスが追って曲がったそこは・・・

「な・・・体育館〜?」

 なぜ、この学校の造りで、二階に体育館ができるのか・・・。アリスはその疑問に。

 フタをした。

「とにかく・・・!今はあのウサギまがいを・・・!」

 そう勝手に納得し、アリスは体育館へ入る。


ダンダンダン


キュキュッ


「ヘイ!ブラック!パスや!!」

「オッケ〜〜!いくで!ホワイト!!」

 

 ザシュ


 切れのいい音とともに、バスケットボールがゴールの網をくぐる。

「ヒュー!絶好調やん、ホワイト!」

「阿呆!わいはいつでも絶好調や!!」

 そこにいたのは、同じ顔をしてエセくさい関西弁を話す二人組の青年だった。背は高くはないが、低くもなく、ほどよくかっこいい部類に入るであろうその二人が、なぜか三枚目チックなのは・・・このアホっぽいノリのせいだろうか。

 何はともあれ。

 リアンについでの人との遭遇に。

 しばし、呆然とするアリス。

そんなアリスに気付き、二人は気付いて近づいてきた。

「ひえ〜。こらべっぴんさんやなぁ。お姫さん」

「ホンマ、かわえぇな。名前何ていうん?」

 そのブラックとホワイトなる二人は珍しいものを見るように上から下までアリスを眺めながら声をかける。

「さ・・・佐久間アリス・・・。あんたたちは?」

 ようやく少し回転してきた頭で。

ちょっと引きながら、アリスは答える。

「アリスやて。よう似合うてんなぁ。わいはブラック」

 と、黒のTシャツの男。

「わいはホワイトや。双子やねん」

 と、白いTシャツの男。


 何てわかりやすい・・・・。

 アリスは痛切にそう思った。世の中の一卵性双生児が皆こうだったら・・・すぐ見分けもつくし、間違うこともないよな〜、と。全国の一卵性双生児の方々に何だかとても失礼なことを考えながら・・・。考えの途中で。


 アリスはようやく本題を思い出す。

「あ!!バニー!!バニーはどこ行った!?」

 アリスは・・・。

 体育館と人にびっくりしてバニーを追いかけるのを忘れていたのでした。

「何や、バニー探してるん?」

ブラックの方が、アリスのその発言に反応した。どうやら、バニーのことを知っているらしい。

と、いうことは。リアンのいうあちら側の方ということになる。

「あぁ。シンクロを・・・解いてもらおうと思って・・・。えと、ブラックとホワイトも、あっちの世界の人・・・だよね?」

 アリスはいまいち、ここで会う人間とどう接したらよいのかわからず、控えめに質問をしてみた。

「せやせや。でも、向こうの世界もちょっと飽きたし。別にこのままでもえぇかなって」

 バスケもできるしな!と、ブラックは明るく笑う。

「いや、でも、俺は戻ってもらわないと困るし・・・」

 その能天気さに、いいわけないだろ。と内心思いつつ。

「寂しいなぁ。せっかく世界を超えて会ったんやし、仲良うしようで?な。アリス姫」

 ホワイトは、そう言うとアリスにガバッと抱きつく。

 ちょっと警戒心の落ちていたアリスは。


「あぁ、えぇ抱き心地!」

「ぎゃああ!!!」

 抱きつかれてから叫ぶまでのしばらくの間、自分の状況が理解できていなかった。

 正気に戻り、叫び、腕の中で暴れるアリスをよそに、ホワイトはアリスにすりすりする。

「あ〜!!ずるいで!わいもアリスといちゃいちゃしたい!!!」

 そう言うと、ブラックもその上から抱きついてくる。

「ぎゃ!!」

「ほんまや〜えぇ気持ち〜!」

 二人の男に抱きつかれ、しかもスリスリされたり、ベタベタ触られたり。

「ちょっ・・・!俺は男だって!!離せ〜〜〜!!!」

ホワイトの左頬に右ストレート。

「ぐはっ!!」

「あぁ!!ホワイト!?」

 やっと解放されたアリスは肩で大きく息をする。そしてもう一度、二人に向かって

「俺は、男だ!!」

 と言い放つ。

 しかし

「それくらい見たらわかるわ!」

「それを含めてかわえぇゆーとんじゃ!」

 あ、何かめまい・・・。

「しかし・・・右ストレートは効いたわ・・・。なかなかの腕やな」

「慣れてますから」


 おちゃらけ男はさらりと流し。

 しかし。

 ボクシングなど、格闘系の習い事もしてないのに慣れるってどーよ。


「まぁ、えぇわ。それより、アリス、バニー探してんねやろ?」

「あ、はぁ」

 いきなり変わった話の矛先に、アリスはついていけず生返事をする。

「どこにおるか、教えてもえぇで?」


 さっきまで追いかけていたバニー。それを、見失ってしまった。あのすばしっこさでは、やみくもに探していては次はいつ見つかるかわからない。

 でも、元をただせば・・・

 この二人のせいで見失ったと言っても過言ではないような気がする・・・。


「え!?どこ!?どこにいるんだ!?」

 とにかく、今はこんな変なのに絡まれている場合ではない。居場所を聞き出してさっさとバニーを捕まえよう。アリスの思考はそこへ行き着く。

「フフ・・・ただじゃあ教えられへんなぁ」

 ホワイトが、何か含んだような笑みを浮かべる。

「そうやなぁ・・・チューしてくれたら、教えたってもえぇで?」

 にこにこと、ブラックが言う。

「な・・・!!」

 チュー

 イコール キス

 キス

 イコール 接吻

 

 アリスはその言葉を理解するまでにゆうに30秒かかった。

 もちろん、キスの経験は・・・ない。悲しいかな。

 それが。

 何をどう間違ったらファーストキスの相手が男になるのか。

 しかも。

 2人も。

 

「ああああ・・・あほか〜〜!!!できるか!そんなこと!!!」

そのシーンと感触を想像し、鳥肌を立てながらアリスは絶叫する。

 しかし。悪魔の笑みを浮かべる双子はひかない。

「え〜?えぇやん。チューくらい。減るもんやないし〜?」

「それにや、はよせんと困るのはアリスやろ〜?ほら〜バニーが捕まらんようなるで?はよ追っかけな」

 じり。

 じりと。

 ホワイトとブラックはアリスとの間隔をつめてくる。

「ほら。どないするん?」

「もとの世界に戻したいんやろ?」

 

 それは。

 もとのの世界に早く帰りたい。もうこんな夢みたいな世界やホモな奴らはごめんだ。

 でも。

 だからって。

「やっぱ男とキスなんかできるか〜〜〜!!」

 とりあえず。

 顔の近くにあったブラックの顔面にお得意のパンチを繰り出す。

「ぎゃふ!!」

「ああ!!ブラック!?」

もろにパンチを受けたブラックだが、持ち前の(?)タフさでゾンビのように持ち直す。

「うぅ。えぇパンチや・・・。効いたわ・・・」

 やはり双子。渾身のパンチを受け、同じようなことを言っている。

「可愛えぇ顔して2度もパンチ食らわせよって・・・!ま、そんな気の強いとこも好みやねんけど!で・も!条件は変えへんで!!チューせなバニーの居所は・・・」

「きゅう〜?」

「教えへんで・・・・は?」

2人にせまられ、アリスの後ろは体育館の壁。その向かいにアリスを囲むようにブラックとホワイト。

そして。

その2人の間に・・・。

『バニー!!!?』

 そしらぬ顔でたたずむは。

 捜し求めるバニー君であった。

 そして、3人からの視線をあびると・・・

「きゅきゅ〜」

 ぴょんぴょこと体育館の扉に向かって走り出す。

「ま!待て!!バニー!!」

 その後を、アリスはここぞとばかりに追いかける。


 もちろん。

 後に残ったのは・・・。

「そ・・・そりゃないて・・・バニー・・・」

 それぞれアリスに一発ずついただいた、

 ホワイトとブラックであった。


 さてはて。オチもついたところで。バニーとアリスはと言えば。

「きゅ!きゅ!」

 ぴょんぴょこぴょん

 たたたたたた ぴょん

 独特のテンポと、それに見合わぬ速度で走るバニーと。

「待て〜!」

 相変わらずその美しい髪とスカートをなびかせながらそのバニーを追いけるアリス。

 そして。

 相変わらず差は縮まらないのであった・・・。


 くそ・・・!もういいかげんにしてくれよ!!


「は・・・はっ・・・!!」

 アリスは縮まらない差に苛立ちを感じ始めていた。


 いつになったらこの追いかけごっこは終わる?終わるのか?

 もし終わらなかったら?

 ずっとこのまま?

 一生?

 頭をよぎる、最悪のシナリオ。

「一生追いかっけこなんて冗談じゃね〜!」

・・・苛立ちを感じながらも・・・アリスはたくましく走り続けるのでした。

 そして・・・。

「あのウサギまがい〜捕まえたらその耳むしってやる〜」

 何も悪くないであろう(?)バニーに怒りの矛先を向けるのであった。

                                   〜続く〜


どうだったでしょうか〜。まだまだいろんなキャラが出てきてアリスに絡んでいきますのでお楽しみに!

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