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私はただ、憧れのテントでゴロゴロしたいだけ。  作者: もりのたぬき
【1部】第一章.異世界生活を始める前の長い長い準備
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オンラインショップとは、言わずと知れたインターネットで買い物が出来るサイトの事だ。

異世界でこれが使えたら、物凄く便利だよね。


私が日本で読んでいた小説でも、主人公が使って塩だの胡椒だのを購入しては、異世界の商人に売りさばいたりしているシーンが出てきて、なるほどこれは便利だ!と感心したりしていた。


なので、ゴロゴロ生活をしたい私には、これも絶対に譲れないスキルだ。


ミルス様は、私の思考も読んでいるのでオンラインショップがどんなものなのか、理解してくれたようだ。


「ミルス様、こういった別の世界の物をこちらに持ち込んだりするのは大丈夫なんでしょうか?」

これで駄目だと言われてしまったら、何か他の手立てを考えなければならない。


「別に大丈夫よ。むしろどんどんやってもらいたいわ」

「良かった、大丈夫なんですね」

「ええ、異世界から物が入り込む時に、こちらの世界に異世界の魔力が流れ込んできてくれるから、私達神が世界に魔力を注がなくて済むから助かるわ」


なるほど、世界の魔力補給も兼ねるのか…


「あれ、って事は…こっちの世界に人が召喚されるときも…」

「そうね、人が召喚されるとそれだけ膨大な魔力がフォンティーに流れ込むわ」

「それって、こちらの世界にとってはありがたい事なのでは?」

そう、魔力が補給できるなら、異世界から人を召喚するのを止めるべきじゃないのではないか。


「物には限度っちゅーもんがあるんじゃよ」


私とミルス様の会話を聞いていたグラームス様が口を開いた。


「確かに、我々の作ったフォンティーに魔力が供給されるのはありがたい。しかし、あまりにも魔力が増え過ぎると、今度は世界のバランスが崩れてしまうのじゃ」


グラームス様曰く、世界が保持する魔力にも適正な量と言う物があって、それが少なすぎても天変地異などが起きてしまうし、多すぎてもダンジョンなどで魔物氾濫(スタンピード)が起きたりしてしまうので、魔力が大量に流入してくる異世界から人を召喚するのは、出来れば100年に1回あるか無いかにしてほしいらしい。


しかし、グラム王国はこの召喚の儀式を少なくとも5年~10年という短いスパンで、現国王の時代ですでに5回も行っている。


その為、グラム王国の周辺では、モンスターの凶暴化、変異種の出現、ダンジョンの魔物氾濫(スタンピード)が起こっている。しかし、これを隣国の魔王のせいにして、更に異世界召喚を繰り返すという悪循環を起こしているのだそう。


さすがに、このままでは影響が世界中に広がってしまう為、グラム王国の召喚禁止措置を決定したらしい。


「なるほど…マジで色々やべぇ国ですねグラム王国…」

「困っちゃうわよねぇ…」

「何でのんきに茶飲んでるんですかミルス様…」




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