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ケータイ戦士セーラーフォーン  作者: 三日月 弥生
6/6

第6話:サイバーケータイワールドの秘密

ここは瞳達がいつも?通っているカラオケ店の一室。


"あの時"ププが言い忘れていた事を話そうとしていた。



ププ

「これから話す事を良く聞いて欲しいププ」



瞳・奈美・鈴音

「「「うん」」」




三人は同時に頷く。



ププ

「サイバーケータイワールドを復活させる方法が一つだけ有るんだププ!」



瞳・奈美・鈴音

「「「ええーっ!?」」」



ププ

「その方法とは……」



「その方法とは?……」



ププ

「『サイバークリスタル』だププ」



「『サイバークリスタル』?」



ププ

「サイバーケータイワールドを創造したのは『サイバークリスタル』なんだププ」



「その『サイバークリスタル』って何処にあるの?」



ププ

「『サイバークリスタル』は『パケット妖精の扉』の中に収められてるププ」



「『パケット妖精の扉』?」



ププ

「『パケット妖精の扉』はサイバーケータイワールドにあって、それを開ける方法は二つあるププ」



「二つ……」



ププ

「その一つは、『サイバークイーン』だけが開ける事が出来るププ」



瞳・奈美・鈴音

「「「『サイバークイーン』?」」」




ププ

「『サイバークイーン』はサイバーワールドを看視している御方なんだププ」



「その『サイバークイーン』って人、今は何処に居るの?」



ププ

「それが……

 十年以上前から行方不明なんだププ」



「ええーっ!?

 どう言う事!?」



ププ

「分からないププ……

 ただ……

 『時が来れば姿を現します』と言う謎の言葉を残してるププ」



鈴音

「時が来れば……か……」



奈美

「その"時"って言うのはいつ?」



ププ

「それも分からないププ」



瞳・奈美・鈴音

「「「……」」」



ププ

「そして、もう一つの方法はパケット妖精が全て居なくなると『パケット妖精の扉』も消えてしまうんだププ」



瞳・奈美・鈴音

「「「ええーっ!!」」」



「それでサイバーダークの奴らは最後に生き残ったププを消そうとしていたのね」



鈴音

「『サイバークイーン』が居なかった為に手っ取り早くパケット妖精達全てを消そうとしたのね」



奈美

「許せない……」



ププ

「でも、分からない事がまだあるププ」



瞳・奈美・鈴音

「「「?」」」



ププ

「『サイバークリスタル』は"クイーンの座に位置する者"しか使えないんだププ」



鈴音

「どう言う事?」



ププ

「つまり、"クイーンの座に位置する者"なら誰でも使えるんだププ」




鈴音

「と言う事はサイバーダークの中に"クイーン"と呼ばれる者が居るって事ね」



「どう言う事?」



鈴音

「だから、"クイーン"と呼ばれる者が居なければ『サイバークリスタル』を狙う意味が無いじゃない?」



「あ、そっかぁ……」



ププ

「『サイバークリスタル』は世界を創造する事も破壊する事も出来るんだププ」



瞳・奈美・鈴音

「「「ええーっ!!」」」



奈美

「そんな事が……」



鈴音

「そんな凄い力を持ってるなんて……」



「信じられない……」



ププ

「そして、もう一つ分からない事があるププ」



「まだあるの?」



ププ

「『パケット妖精の扉』のある場所はパケット妖精にしか分からない場所にあるププ。

 なぜか奴らは、その場所を知っていたププ」



瞳・奈美・鈴音

「「「!?」」」



ププ

「奴らが突然、襲ってきた時『パケット妖精の扉』の所に行った時には既に奴らが居たププ。

 そして、奴らに追われて何とか『次元の裂け目の扉』に辿り着き無我夢中で飛び込んだププ。

 幸い『次元の裂け目の扉』はパケット妖精しか通る事が出来ないんだププ」



奈美

「そして瞳と出会ったって訳か……」



ププ

「そう言う事ププ」



「そう言う事なら、尚更ププは絶対に守らなきゃ!」



奈美・鈴音

「「うん!」」




ここはサイバーダークワールド。


それは何処に在るのか分からない空間域。



バルゴス

「やっぱり、タウラルでは敵いませんでしたわね、お兄様。

 しかもケータイ戦士が三人に……」



トルブ

「うむ……」



バルゴス

「そろそろ、あたしの出番かしらね?

 ケータイ戦士が三人だと、さすがのお兄様でも辛いでしょうからね。

 それに、三人になってもケータイ戦士の弱点は大して変わらずだわ」



トルブ

「何!? ケータイ戦士の弱点だと!?」



バルゴス

「おっと……

 これはいくらお兄様でも、ナ・イ・ショ☆

 言っておきますけど今度も、あたしのやり方には一切干渉しないでよ? お兄様」



トルブ

「分かってる。

 お前のお陰で"あの扉"の場所が分かったのだからな」



バルゴス

「あら、あの功績だけは認めて下さるのね? お兄様」



トルブ

「結果だけを見ればの話だがな」



バルゴス

「まぁ、見ててちょうだい。

 ケータイ戦士をズタズタのボロボロにして差し上げますわ。

 特に、あのセーラーフォーン、瞳ってコをね。

 オーッホッホッホッホ……」




高笑いをしながら姿を消すバルゴス。



トルブ

「まったく……

 何を考えているのか分からん奴だ。

 さて……

 今度は"勝負"を仕掛けてみるとするか……

 サジタルよ! 居るか?」



サジタル

「はっ! ここに」



トルブ

「次は、お前に任そう」



サジタル

「承知致しました」




そう言うとサジタルは姿を消した。




「トルブよ、妖精一匹に何を手こずっておる?」




トルブが振り返る。


そこには、いつの間にか黒いローブを身に纏っている者が居た。


フードを深々と被り唯一、口元だけが露出している。



トルブ

「これは! お方様……

 サイバーダーククイーン・ティール様」




跪くトルブ。



ティール

「よもや遊んでいる訳ではあるまいな?」



トルブ

「勿論でございます。

 ただ、思わぬ邪魔が入っただけでございます」



ティール

「邪魔が入っただと?」



トルブ

「は! ケータイ戦士と名乗る者が現れまして……」



ティール

「何!? ケータイ戦士だと!?」



トルブ

「ティール様!? 如何なされました?」



ティール

「いや……

 何でもない……」



トルブ

「?……」



ティール

「トルブよ! 一刻も早くケータイ戦士とやらを倒し、パケット妖精を消し去り、

 そしてサイバークリスタルを我が手に!」



トルブ

「ははっ!!」




そう言うとトルブは姿を消す。



ティール

「ケータイ戦士め……

 又してもわらわの邪魔をすると言うのか?……」




瞳達はカラオケ店を出ようとしていた。



章吾

「またのお越しを」



「真っ直ぐ帰れよ、オッチョコチョイ!」



「分かってるわよ!

 それに、この前あたしの名前を覚えたんじゃなかったっけ?」



「そう言えば、忘れたなぁ……」



「ムカつく……

 フーーンだ!!」



その様子を見ていた奈美と鈴音は呆然としていた。



奈美・鈴音

「「……」」



「な、何?」



奈美

「な〜るほど〜。

 そう言う事かぁ〜」



「だ、だから何?」



奈美

「瞳と初めてこのカラオケ店に来た時からおかしいと思ってたのよね……」



「だから何が?」



奈美

「瞳、あの店員と……」



「ええーっ!?

 そんなんじゃないって! あんな奴!!」



奈美

「そっかなぁ〜?……

 でも結構、会話がため口だったわよ?

 ねぇ、鈴音ちゃん」



鈴音

「え、ええ……」



「そんなんじゃないってば!

 ま、まぁ、ちょっとはイケメンなのは認めるけど……」



奈美

「ふ〜〜ん……」



「な、何よ奈美ちゃん、その疑いのまなざしは……」



奈美

「ま、そう言う事にしとこうか?」



「もう、奈美ちゃんったら!」



奈美

「あはは☆」




カラオケ店を後にした三人は帰路に着いていた。



鈴音

「単にケータイ電話が使えなくなるってレベルの話じゃなくなって来たわね?」



奈美

「うん。

 下手をすると、この世界も……」




するとププはポンという音と共にストラップから元の姿に戻る。



ププ

「そうだププ! 肝心な事を忘れていたププ!

 実は……」




とププが言い掛けた、その時

ダークソルジャーがププを引っ手繰って行った。



瞳・奈美・鈴音

「「「ププ!」」」



サジタル

「我が名はサジタル。

 これがパケット妖精か」



「ププを返して!!」



サジタル

「言われなくても返すとも……」



「ええ!?」



サジタル

「ほらよっ」




サジタルがププを放り投げると同時に何かの種をばら撒いた。

するとボンという音と共に百体のププが現れた。



「ええーっ!?

 どう言う事!?」



サジタル

「フッフッフッ……

 さあ、ゲームの始まりだ!」



瞳・奈美・鈴音

「「「ゲーム!?」」」



サジタル

「ゲームのルールは簡単だ。

 先に本物のパケット妖精を当てた方の勝ちだ

 もちろん、この俺にも本物はどれかは分からん」



瞳・奈美・鈴音

「「「ええー!?」」」



サジタル

「まず俺の先攻で行くぞ!」




サジタルは指の先から光の矢を飛ばした。

百体居るププの内の一体に命中する。

するとボンという音と共にそのププが消える。



サジタル

「ちっ、ハズレか……

 言い忘れていたが本物のパケット妖精を当てれば全ての偽者は消える仕組みだ」



奈美

「瞳!」



鈴音

「瞳ちゃん!」



「っ……」




ププ1「ププが本物だププ」

ププ2「ププが本物ププ!」

ププ3「本物は、ここに居るププ」

ププ4「瞳! 本物はここププ!」

ププ5「本物は、ここププ!」

ププ6「瞳ーっ!」

ププ7「本物は、ここだププ」

ププ8「ププが本物ププ」

ププ9「本物は、ここに居るププよ」

ププ10「ププこそが本物ププ」

ププ98「瞳! 本物は、ここだププ!」

ププ99「騙されちゃいけないププ!」



「一体、どれが本物なの!?」



鈴音

「瞳ちゃん、落ち着いて!

 本物を見分ける方法が何かある筈よ!」



奈美

「瞳!」



「……

 とりあえず、これっ!!」




瞳はププの群れの中から一体のププを掴み、抱きしめる。

しかし、ボンという音と共に抱きしめたププが消えてしまった。



サジタル

「残念、ハズレだ。

 次は俺の番だ!」




サジタルは指の先から光の矢を放つ。

一体のププに命中する。

が、しかし――



サジタル

「ちっ、残念。またハズレか。」



奈美

「アイツの番の度に寿命が縮む思いがするよ……」



「何とかアイツより先に本物のププを見つけないと……」




その時、バルゴスは遠くでその様子を見ていた。



バルゴス

「あれはサジタル!

 "勝負"に出たわね、お兄様」




「次は、これっ!!」




瞳は一体のププを抱きしめるが、またしてもボンという音と共に消えてしまう。



サジタル

「次は、俺の番だ!」




だが、それもハズレだった。



「ププ……」




瞳は急に両膝を地面に着き跪いた。



奈美

「瞳?」



鈴音

「瞳ちゃん?」



「いつも一緒に居るのに本物が分からないなんて……

 あいつの言うとおり、あたしってホントにオッチョコチョイだね……」




瞳の目からポロポロと涙が零れ落ちる。



奈美

「瞳! しっかりして!」



鈴音

「そうよ! 瞳ちゃん、諦めちゃダメ!」



「でも、ダークソルジャーより先に見つけるなんて自信ないよ……」



サジタル

「どうした? 降参か?」



奈美

「降参なんてしないわ!」



サジタル

「じゃあ続けるんだな」



奈美

「瞳……」



鈴音

「瞳ちゃん、見分ける方法が絶対にある筈よ。

 よーく考えて、ププと一緒に居た時の事を」



「ププと一緒に居た時……」




瞳は静かに立ち上がり深呼吸をする。

そして静かに目を閉じた。



鈴音

「そう。

 "心の目"と言う奴ね☆」



奈美

「心の目……」



サジタル

「?……」




そして瞳は目を見開く。



「本物のププは、これっ!!……

 いや、やっぱりこっちかなぁ?

 それとも、あっち?……」



奈美

「な、何か頼りない"心の目"ね(汗)」



鈴音

「……(汗)」



「ええーい! これっ!!」




だが、またしてもそれはハズレだった。



「……」



サジタル

「次は俺の番だ!」




だが、それもハズレだった。



「ふう、良かったぁ……

 よーし! こうなったら……」




瞳は『ケータイ戦士の証』を高く掲げる。



「サイバーパケットパワー!

 コーディアーップ!」




瞳はケータイ戦士へと変身をする。



フォーン

「サイバーケータイ戦士セーラーフォーン!

 ケータイワールドを脅かす者は、この私が許さない!」



奈美

「瞳! 何、考えてんの!?」



鈴音

「瞳ちゃん!?」



奈美

「とりあえず、あたし達も!」



鈴音

「うん!」



奈美・鈴音

「「サイバーパケットパワー!

 コーディアーップ!」」




鈴音と奈美も変身する。



ベル

「サイバーケータイ戦士セーラーベル!

 ケータイワールドを汚す者は、この私が許さない!」



シーバ

「サイバーケータイ戦士セーラーシーバ!

 ケータイワールドを荒らす者は、この私が許さない!」




ププ1「ププが本物だププ」

ププ2「セーラーフォーン! ププが本物ププ!」

ププ3「本物は、ここに居るププ」

ププ4「セーラーフォーン! 本物はここププ!」

ププ5「本物は、ここププ!」

ププ6「セーラーフォーン!」

ププ7「本物は、ここだププ」

ププ8「セーラーフォーン! ププが本物ププ」

ププ9「本物は、ここに居るププよ」

ププ10「ププこそが本物ププ」

ププ45「瞳! 本物は、ここだププ!」

ププ92「セーラーフォーン! 本物は、ここだププ!」

ププ93「騙されちゃいけないププ!」



フォーン

「!!!

 本物のププは……

 これっ!!」




フォーンはププ45を抱きしめる。

するとフォーンが抱いている以外のププは全てボンという音と共に消えてしまった。



サジタル

「何っ!? どうしてそれが本物だと分かった!?」



フォーン

「ププはフォーンに変身しても、あたしの事を"瞳"って呼んでくれるの!

 だから、あたしの事を"瞳"って呼んでたのは、このププだけ!

 それでこれが本物だと分かったのよ!」



ププ

「瞳!」



ベル

「瞳ちゃん!」



シーバ

「瞳! やったね☆」



フォーン

「うん☆」




遠くで見ていたバルゴスが呟く。



バルゴス

「ふふっ、"勝負"ありってとこね」




そう呟くと姿を消す。




フォーン

「ププをゲームの道具に使うなんて絶対に許せない!」



サジタル

「こうなったら実力行使!

 くらえっ!」




サジタルは指の先から光の矢を放つ。



シーバ

「そうはさせない!

 サイバーシーバパワー!

 パケットウェーブ!」




シーバのバリヤがサジタルの放った光の矢を防ぐ。



ベル

「今よ! セーラーフォーン!」



フォーン

「サイバーフォーンパワー!

 パケットアターック!」




パケットアタックがサジタルにクリーンヒットし光の粒子と成って砕け散る。



フォーン

「やったね☆」




と、ブイサインをするセーラーフォーン。

そして変身を解き、元の姿に戻る。


ププ

「瞳〜」



「ププ。

 良かったぁ」




ププを抱きしめる瞳。



ププ

「そうだププ!

 また肝心な事を言い忘れる所だったププ」



「肝心な事?」



ププ

「ケータイ戦士は、あと二人居るププ!」



瞳・鈴音・奈美

「「「ええーっ!!」」」



ププ

「つまり、ケータイ戦士は全員で五人なんだププ」



奈美

「あたし達の他に……」



鈴音

「ケータイ戦士が、あと二人……」



「……」




鈴音

「名前とかは?……」



ププ

「残念ながら分からないププ……

 ただケータイ戦士が五人居ると言う事だけは間違いないんだププ」



瞳・鈴音・奈美

「「「……」」」




しばらく沈黙が続いた後、最初に口を開いたのは瞳だった。



「その内、いつか現れるんじゃないの?」



鈴音

「そうね」



奈美

「それまで"お預け"って訳?」



「ま、良いんじゃない? それまで三人で頑張ろう!」



奈美

「そうだね☆」



鈴音

「そう言う事にしましょう☆」



ププ

「ププ〜♪」







翌日、慌てて登校する瞳。



「寝坊しちゃったぁ〜っ!」



ププ

「瞳、急ぐププ!」




交差点を渡ろうとした時、信号無視して走って来た車とぶつかりそうになる瞳。




キキイィィィィーッ



「!!」




その時、すんでの所で瞳に飛び付き車の衝突から救ったのは、

瞳と同じくらいの少女だった。


突然の出来事で慌てる瞳。



「あ、あの……」



少女

「急に飛び出すと危ないわよ」



「あ、ありがとう」




去って行く少女にお礼を言う瞳。



ププ

「瞳、気を付けるププ」



「う、うん」




教室の机の席に着くと同時に思わず洩らす瞳。



「ああ〜、びっくりしたぁ〜」



鈴音

「どうしたの? 瞳ちゃん」



「うん。今朝ね、慌てて登校してたら車に轢かれそうになっちゃって……」



鈴音

「ええーっ!?」



「その時、あたしと同じくらいの女の子が助けてくれたんだけど、

 名前聞くの忘れちゃって……」



鈴音

「そんな事があったの?……」



「うん」




丁度その時チャイムが鳴る。


しばらくすると担任の教師が教室に入ってくる。



担任

「えー、今日からこのクラスに入る転校生を紹介する」



「え? 転校生?」



担任

「入って来なさい」




すると教室に入って来たのは今朝の少女だった。



「あ! あの子、今朝の!……」



鈴音

「え!?」



少女

「早乙女 春子(さおとめ はるこ)です」




ペコリと挨拶をする春子。



担任

「皆、仲良くな!

 えーと、席は夢野の隣が空いているな」




そして瞳の隣の席に着く春子。



「あたし夢野瞳。よろしく♪

 あ、今朝はホントにありがとう☆」



春子

「どう致しまして。

 こちらこそ、よろしく」



「(春子ちゃんかぁ……

 !!

 もしかしたら四人目の?……)」







第7話へ続く










第7話:予告




「春子ちゃんが、もしかしたら四人目のケータイ戦士かも?」



奈美

「そんなタイミングよく現れる訳ないでしょ?」



鈴音

「でもスポーツは万能みたいね?」



「えー!? それじゃあ奈美ちゃんのライバルになるかも!?」



鈴音

「勉強の方も出来るみたいね?」



「鈴音ちゃんのライバルになるかも!?」



奈美

「ちょっと瞳、落ち着きなさい!」



「だぁ〜ってぇ〜」



ププ

「またもやダークソルジャーが現れたププ!」



「そして四人目の登場……

 じゃなくって、あなたは一体誰!? 誰なの!?」




次回「敵? 味方? 謎のナイト登場」


お楽しみに!




「ププは、あたしが絶対に守る!」



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