サブタイトル考えるの疲れた
俺は、天神高校に着いた。もちろんこの学校にも特徴というものがある。設備はもちろん整っている。だが、この高校は去年までが女子高であった。今年から共学化したのである。なので、女子と男子の比率が9:1である。俺のクラスだと36人中4人である。ほぼハーレム状態である。しかし、現実は甘くない。ほとんどの女がブサイクだ。顔面的にも知りたくもない。俺はあやめのことを知っているようで何も知らない。だが、それは当たり前のことなのかもしれない。あやめは自分のことをあまり話さない。俺に話してくれたことといえば誕生日が12月9日だということだけかも知れない。それが本当のことかは分からない。しかし、嘘をつく理由がない。今のところは何があろうと信じることにしている。その気持ちもいつ変わるかは分からない。
、性格的にもである。そんな中でもひときわ目立った存在はいる。それが俺の彼女、簪あやめである。簪あやめは、成績優秀者である。彼女ほどの者はいないだろう。そんな彼女だが、少し変わっている。それは、俺に好意を寄せすぎていることだ。それはもう異常というほどである。俺が友達と遊びに行くと言ったら、誰と遊ぶのかを必要以上に聞いてくるし、俺が言った友達に本当かどうか聞いてくるのである。前に一回女友達と遊びに行くことがばれて殺されかけたのである。あれは本当に怖かった。うん。俺のこと好きなのはいいが、もうちょっと我慢してほしいものだ。まあ、俗世間的に言うヤンデレだと思われる。
「おはよう、相模。今日もかっこいいぞ。」
こいつは俺の友達のホモ田・・・じゃなくて桃田大樹だ。名前からして語感が似ているし、桃田はホモだしな。男が好きなのは別にいいがどうして俺なのかが分からない。まあ、そんなことはどうでもいい。俺は大樹に毎回この返事で返している。
「おう、おはよう。桃田は相変わらずキモくてホモホモしいな。そんなんだから女の子からモテないんだぞ」
これは俺らの中での挨拶のうちの一つだ。一つ言い忘れていたが桃田はキモイほどのMだ。だから、俺がいくら罵詈雑言を並べたところで桃田は興奮するだけだ。そして、モテないのは事実である。まあ、理由は溢れるほどにある。さっき言ったことを除いて言うとすると、女に興味が無いということだ。だが、桃田のことを好きになる物好きもたまにいる。そういう女は大抵、我に帰ったときに自分は何をしていたんだろうと後悔する。
「おはよう、大河。そういえば、昨日のアニメ見た?マジ神アニメだったぜ。やっぱりあの人の描く絵好きだな~。しかも、総作監あの人だから上手くまとまってるんだよ」
俺に挨拶をしてきたこいつは井上大貴だ。こいつはキモオタだ。アニメの知識なら大貴の右に出る奴はいない。いたとしても俺くらいだ。もちろん、俺もアニメは見る。面白ければジャンルを問わず見る。たとえそれがアダルト作品だとしても。そういうのもあり、俺は大貴と友達になれたのである。
ちなみに桃田とは高校は入ってからの付き合いで、大貴とは中学からの付き合いである。会った時からと印象は変わっていないのだ。あ、もちろん大貴もモテない。やっぱり、キモイアニオタということもあるだろうが、大貴も女に興味ないのだ。大貴の特徴は男受けしやすい顔であり、性格である。なぜか、男は大貴を中心とし集まるのだ。まだ、言い忘れていたが二人ともかなりのバカである。テストは毎回赤点が二つか三つある。二人とも国語は俺並みにあるが、英語は俺の足元にも及ばない。毎回一桁だ。俺からしてみればどうやったらそんな点数が取れるのかが気になるところだ。。
大貴はまじめに勉強しているようだが、勉強の成果は見られない。桃田はめんどくさがりなので勉強しない。勉強すれば平均以上は取れると思う。俺?もちろんしていない。俺は毎回80点以上なので勉強する必要が無い。学年順位は二位だ。一位はあやめだ。あやめは毎回全教科100点である。
俺はあやめに告白されたときすごく嬉しかった。だが、今となっては少し後悔している。俺にはあやめの愛は重たすぎるのだ。重たすぎていつかは、手放そうと思うだろう。だけど、あやめはそれを許してはくれないだろう。俺は別にあやめのことが嫌いなわけではない、むしろ好きだ。あ、やばい。恥ずかしくなってきた。
俺には氷坂聖也という名前がある。そっちが本当の名前な訳だが今更、俺の名前は氷坂聖也だ、なんて言える訳が無い。あやめはなぜか知っていた。学校のときは大河と呼んでくるが、二人きりのときは聖也と呼んでくる。その理由は知らない。どんな意図があるのかを知らない。知りたくもない。俺はあやめのことを知っているようで何も知らない。だが、それは当たり前のことなのかもしれない。あやめは自分のことをあまり話さない。俺に話してくれたことといえば誕生日が12月9日だということだけかも知れない。それが本当のことかは分からない。しかし、嘘をつく理由がない。今のところは何があろうと信じることにしている。その気持ちもいつ変わるかは分からない。




