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魔王と呼ばれた救世主  作者: ドノバン
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第17話 決闘Ⅰ

 こんなことをやっている暇なんかないのに―――。

 本来ならば戦牙達は旭翔や各々の魔導兵器の整備を行っているはずだった。討伐作戦に向けて、少しでも魔導兵器の性能向上と調整を行っておきたかったがためである。しかし今、彼は学内にある広いアリーナ、そう先日魔導兵器運用試験を行った場所に立っている。

 しかも、生身で―――。

(ったく、何でこんなのに付き合わなくちゃならないのかねぇ)

 周りには多くの学生達が見物に来ている。多くが野次馬根性丸出しで、多分中には賭けなんかも行っている奴がいるだろう。

(どっちかっていうと、俺も賭けの方に加わりたいなぁ・・・・・・)

(何言ってるの。あなたが勝ってくれないと、私はシュルツの馬鹿のものになっちゃうんだからね。お願いだからちゃんとしてよ)

 戦牙の思っていることを読んだドーラから、抗議の声が届く。溜息を一度ついてから、彼は目の前に対峙する男に向き直った。

(ったく、面倒くせぇ!)

 皮肉めいた笑みを浮かべているのはシュルツの第一の部下とか自称する男だった。嫌らしい笑みで戦牙を見ている。正直、こんな面倒くさい相手は生まれて初めてだった。何でこんなことになってしまったのかと、戦牙は何度目になるか分からない溜息を吐く。


 と、まずはここにいたった経緯から説明しなければなるまい。

 シュルツとその取り巻き達と騒ぎが起きてから数日後、討伐作戦開始まで残り3日を切っていた。この間、戦牙はドーラの指導を受けつつ、効率的な魔力の使い方の指導を受けている。これはとある休日の話である。

「あなたのこの前の喧嘩で見たけど、魔力の使い方に無駄があるわ。確かにあなたも、あなたの仲間も魔力総量は他の連中に比べて大きいけど、あれではすぐになくなってしまう」

「そうなのか? ちなみに、俺の魔力総量はどれくらいあるんだ?」

 魔力総量といっても漠然としたものである。数字的な概念がないのか、この世界では多い少ないのどちらかで表されることの方が多い。魔術が発展しており、科学の力をあまり重視しないこの世界では、前世では数値化することが当たり前だったものが、数値化されていないことが往々にしてある。

 例えば、商品の送料である。この世界にはインターネットが普及していないため、通販を使うときには紙媒体のチラシから申し込みを行う。先日、どうしても魔導兵器を作る際にどうしても必要な部品があったため、それを購入したときのことだった。

 まとめて申し込めば送料は無料とか、前世では当たり前だった。しかし、この世界では送料そのものがかからない。なぜなら空間魔術と移動魔術という二つの魔術を組み合わせることによって、輸送コストがかからないためである。

 空間魔術は物質を魔術によって作り出した空間に保管する魔術である。魔力が大きければ大きい程、あるいは優れた魔術師がその空間を作るほど、空間は大きく色々なものを入れることができる。

 さらに移動魔術はテレポート、ワープなど一瞬にして物質を遠くに移動させるための魔術である。これには魔法陣から魔法陣までの移動が原則となるが、例えば支社から支社間まで、あるいは倉庫から倉庫間までの移動を一瞬で行うことができる。大容量の空間魔術を駆使し、さらに移動魔術を得意とする魔術師を一人雇っておけば輸送コストなどは大幅に減少する。

 これは軍事上なら兵站、あるいは陣地構築、敵の奇襲作戦などに仕えそうな魔術だと戦牙は考えていたが、今のところそういうのを試した人間はいないらしい。不思議なことだが、これは一考の価値ありと彼は考えている。

 

 それはともかく、魔力総量は数値化してもらえるとありがたい。ドーラは少しの間思案していたが、

「そうね。簡単に言えば、下級魔術のファイアボール。これを一発撃つのに100の魔力が必要だとするわよね。通常の魔術師なら、これを30発も撃てば魔力切れを起こすわ。多くても50発が限度ね」

「通常の魔術師の魔力総量を数値化すると、大体3000~5000ってところか」

「そう。でも、あなたの場合は同じ計算をしたら3000発かしら?」

 一瞬、戦牙は固まった。

「今なんて?」

「だから、3000発よ。あなたは単純計算すれば、魔力総量が30万を超しているってこと。通常の魔術師に比べて桁違いなの」

 ただしと、ドーラは付け加える。

「これは単純計算して数値化しただけのこと。魔術師の中には同じ威力を持つ魔術を、人より少ない魔力消費で使う人もいるわ。多くの場合、高名な魔術師はこの方法で魔術を効率的に使用してる。ちなみに、強力な魔術を使おうとすれば、それだけ魔術消費量が大きいことは分かるわね?」

「それは理解できる」

「戦牙の場合はそれがとても分かりにくいの。なぜかと言うとね、あなたの場合は闘気を体に纏う関係上、常に少しずつ魔力を消費していることになるわけ。加えて、肉体強化によって繰り出された近接攻撃、相手の魔術を防御した場合も魔力を消費するわ。しかもどれくらい強力な技を繰り出しているのか、それによって魔力がどれくらい消費しているかは他の魔術に比べて視覚的にも分かりづらい」

 確かに上位の魔術になればなるほど、強力で見た目にも分かるほど派手になる。これは相手を恐れさせる効果もあると思うが、それ以上に一撃で万を超える大軍に大ダメージを与えることも可能だ。

 戦牙の場合は自らの武術を向上させ、常人では生み出せない一撃を生み出す魔術である。ただし、魔術自体には派手さもないため、あまりに力を込めすぎると破壊力は上がる反面、魔力を消費しすぎてしまい、魔力切れを起こす可能性が高い。


「だから、あなたはまず体に流れる魔力を感じ取ることから訓練するといいと思うわ。それを感じられるようになったら、技に込める魔力を調整する訓練にステップアップする。そして魔力切れを起こさないように戦う術を手に入れましょう」

 魔力切れを起こしてしまえば、魔術師など無力な存在だ。武術に心得がある戦牙の場合は、恐らく魔術を行使しなくても下級の魔術師程度なら倒すことが可能かもしれない。しかし、上級魔術師を相手にするとなれば話は別だ。それに大人数を相手にすると言っても、それには限度がある。魔力を調整しつつ、魔術を駆使しながら戦うのであれば、彼は一兵士としても大いに活躍が期待できるだろう。

 加えて、魔力がなくなれば魔導兵器も動かなくなる。レプリカサイズに戻ってしまい、魔力が回復するまでは使用不可能だ。

「私がいたら、あなたにキスして魔力を分けてあげることはできるけどね」

「そうかもしれないが、人前じゃちょっとな・・・・・・」

「何、恥ずかしいの?」

 無言で戦牙は頷いた。それを見たドーラは腹を抱えて笑っていた。

「あなたって、意外と初心なのね。この前抱いてもらったときに思ったけど、前世でもそういう経験はなかったの?」

「生憎と、武道漬けの日々だったものでね」

 それ以外に彼が趣味としていたことといえば、釣りくらいなものだろうか。それに親と爺さんが残してくれた少しの財産、そして国からの援助が少しばかり。これでは贅沢など出来ようはずもない。

 それを知っているドーラは、ニコリと笑った。

「大丈夫。これからは前みたいな貧乏生活はしなくていいから。私の家と、あなたの祖父が残してくれたお金は、私達二人が成人するくらいまでは困らないくらいにあるわ。でも、無駄遣いは禁止だからね」

「ありがとう。何か悪いな、ドーラ」

「いいのよ。それよりも、今はあなたの魔力調整の練習をしましょう。これは魔導兵器にも流用できるから、万全にしておいた方がいいわ」

 

荒血怒狂式、銀狼一式などは、戦牙が前世の剣術で習得した剣術の一部に過ぎない。開祖はこれらの剣技を使って西洋甲冑さえも斬り裂く剛剣を生み出したが、それ以外にも様々な流派を取り入れた戦牙の武術は、流派の中でも轟天流と呼ばれる。天に轟く剣の流派として、戦国時代より伝わって来た少数派の武道である。

 これらの技の中には武器を持った相手に対して、素手で勝つための方法や槍術を破るための剣術、さらに相手に急速接近しつつ剣を抜き放ち一瞬で敵を屠るための剣術などがある。

 それらの技を少量の魔力を込め、ドーラが準備してくれた素材で試していく。準備してもらったのは、木、岩石、鉄、そして最も固いと言われているうえ、魔道具を作るのに必要な鉱物オリハルコンである。

 技を放つ度に、ドーラにはどれ程の魔力を消費しているのかを教えてもらう。そして感覚で消費魔力を把握し、それによって破壊力がどう変わるのかを試す。

「あなた勘がいいわね。魔力調整が的確になって来ているわ」

 訓練開始から2時間が経った頃、ドーラは戦牙の魔力調整が的確な域に達していることを感じ取っていた。


しかし魔力調整に慣れ、強力な打撃や剣撃を放てるような実証が出来ても問題はあった。戦牙の魔力を込めた攻撃が強力すぎるため、武器が耐えられないのだ。刀や槍など、この日彼がダメにしてしまった武器は数えきれない。

「これじゃあ、いくら武器があっても足りないわね」

 それだけではない。少し魔力調整を間違った場合、これは打撃による攻撃の場合だったが、対象物を破壊した後に突き抜けた衝撃波が、さらに後方の壁や家の中を破壊しながら突き抜けて行ってしまう。これはドーラが復元魔術という対象物の時間を戻す、特殊な魔術を使って修復してくれたから良かったのだが、このままでは武器を修復する手間やらが掛かって仕方ない。

「何かなかったかしら。確か、お父様から預かって来た道具の中に、あなた向けの武器があったと思うんだけど」

「神様から武器貰えるのか? そりゃあ、楽しみだなぁ」

「そうね。この世界では神器と呼ばれている特殊な道具よ。皇族や上位の貴族でも一部しか持っていないから、相当な高級品ね。あなたがこんなものを持っていると、多分怪しまれると思うから、これはジークフリード家とあなたのお爺さんからの遺品という位置づけにしておくといいわ」 

 

確かに、神器なんか一般市民である戦牙が持っていれば、要らぬ疑念を招くことになるのは当たり前だろう。それに他の貴族達から嫉妬や妬みを買う可能性もある。後者に関しては既に手遅れの様な気もするが。

 ドーラが魔力を込めると、何もなかった空間に青白い魔法陣が浮かび上がる。魔法陣の中から現れたのは、一本の棒。ただの鉄の棒にしか見えないのだが、これが神器だというのだろうか。

 恐る恐るそれを手に取る戦牙。

「これって棒術専門?」

「見た目だけなら、そう見えるでしょうね。でも違うわ。あなたが得意とする武器、それに今使いたい武器を想像してみて」

 ドーラに言われるままに、刀を脳内でイメージしてみる。

「加えて魔力を込めて」

 調整できるようになった魔力を神器に流し込む。するとバチバチと赤黒い稲妻が弾け、棒が刀の形に変化していった。ご丁寧に持ち手も想像した通りになっており、戦牙がこれまで振って来た刀の中で、最も使い心地がよかったものと瓜二つだ。その他にも槍をイメージしてみた。同じように鉄の棒は形状を変化し、イメージ通りの武器となる。どうなっているのかは分からないが、質量もそれぞれの武器によって変化していた。

「便利な道具だな」

「気に入った? じゃあ、あなたと武器の契約をするから手を貸して」

 フワリと棒が宙に浮く。そしてドーラは戦牙の手を握り、呪文を唱え始めた。

「最高神の娘ドーラが闘神にお頼み申し上げます。この者はあなたに愛されて生まれてきた男。今、我が父とあなたが作り上げた神器を、その男に渡します。どうか更なる強さと戦場での加護をお与えください」

 戦牙の右手の甲にバチリと衝撃が走る。先程棒が変化する時に見せたような、赤黒い稲妻が今度は手の甲で弾けている。それが収まった頃に、同じ場所には五芒星と変わった文字が書かれている魔法陣が出来あがっていた。


「神器には所有者が名前を付けるものよ。この武器には命が宿っている。だから、あなたで名前を決めてあげるといいわ」

 戦牙の前世でも名工が作った作品には魂が宿ると言われていた。神が作ったとなれば、それはなおさらのことだろう。

「森羅万象とでもしておこうか」

「あら、哲学的なことも知ってるのね」

「これでも読書は好きな方だったんだぜ? それでも、神様やその娘たちの知識には到底及ばないだろうけどな」

 この日はこれにて訓練を終了。二人は月曜日に備えた。


 さて、これからが本題である。

 月曜日、登校した直後にそれは起きた。

 戦牙の下駄箱に入っていた、一枚の手紙―――。

「何それ?」

 ドーラが覗きこんでくる。戦牙はそれを気にもせずに丸めて捨てようとした。そのときである。

「こらこらこら! とりあえず中身位は見ろよ!」

 どうやら、今出てきたのが彼の下駄箱に手紙を入れた奴らしい。女性なら嬉しいし、何か自分に気があるのではないかとか思えるが、飛び出してきたのはむさ苦しい筋骨隆々とした男である。頭は坊主頭、顔がデカく、顎が大きく突き出しているのが特徴だ。背丈も高く、戦牙よりも頭二つ分ほど高い。戦牙ですら背が低い方ではないが、これは規格外な大きさだ。

「お前が小嶽戦牙か? なるほど、シュルツ様が言うとおり、生意気そうな顔をしてやがらぁ」

「お前は?」

「俺はシュルツ様の第一の部下、ゴウリキ・マキシム様よ」

「で、何の用?」

「とりあえず、その手紙の中身を見ろ」

 戦牙は丸めたそれを一度開いてみるが、表題を見た瞬間にもう一度丸めてしまう。

「だから見ろつってんだろ!」

「嫌だよ! 何だよ果たし状って!? どうせ喧嘩売ってんだろう? 面倒臭い」

 前世でも喧嘩はたくさん売られたことがあるが、そのほとんどを無視してきた戦牙である。彼の実力は武道会から化け物と呼ばれるほどであったが、それを信じず、あるいはその地位を狙って襲撃してきた馬鹿達は数知れない。

 その度に返り討ちにしてやったが、正直面倒臭い。きりがないのだから。


「それでもてめぇ男か! 男子たるもの、相手に決闘を申し込まれたら必ず受けなければならん! これはこの学校の校則でもある」

「そうなの?」

 唖然としてドーラに問う戦牙。ドーラは溜息を吐いて言った。

「こいつの言ってることは本当よ。でも、その目的が結果として履行されるかどうかは、学校側が判断するけどね」

「ふぅん、で、目的は?」

「俺が勝てばお前の女を俺に引き渡せ。俺はそれを手柄としてシュルツ様に渡して、さらに地位を上げる」

 どうせそんなこったろうと思った。

 戦牙は大きく溜息を吐く。そして ドーラに頭の中で問いかけた。

(どう思う? 受けてもいいものだろうか?)

(受けざるを得ないわ。あなたの名誉にもかかわるし、これを受けなければこの学校でやっていけるかどうかも怪しくなる。それに貴族に影響力の強いシュルツ家が、あなたが決闘を受けなかったことを公表すれば、今後のあなたの活動にも関わるわ)

 戦牙は辟易したが、手立ては一つしかないらしい。

(この学校が最終的にこいつの目的を履行するかどうかは決めると言っていたが、そこら辺はどうだ?)

(あなたが負ければ、私は確実にシュルツのものにされる。一つ、あなたは相手と私を渡すことについて約束してしまっている事実がある以上、学校が幾ら抗議しても貴族の力が強ければ拒否するのは難しいわ)

 ふむ、と戦牙は考え込んだ。それにドーラが話を付け加える。彼女は至って楽天的だった。

(いいじゃない? あなたがこの脳筋相手に負けるとは思えないわ。魔力調整の練習だと思って、やってみれば?)

(そうか。それもいいかもな。でも、こっちばっかり条件を付きつけられているのは面白くねぇな)

 戦牙はニヤリと笑った。その顔が、突然凶悪じみたものになった上、戦牙から闘気が立ち上るのを見てゴウリキは怯んだ。

「いいだろう。お前の条件はそれだけだな? なら俺も条件をつけさせてもらう」

「何だ?」

 無理やり作った笑顔で、ゴウリキは言った。

「こんな糞面倒臭い決闘を受けてやるんだ。自分の命がなくなっても文句を言うなよ。それを書面にして、貴様の家族や学校に出しておけ。俺にその写しを持ってきて提示しろ。そうでなければ、この決闘は無しだ」

 武道の道は、本来ならば生き死にに関わることである。相手が決闘を申し込んできた以上、戦牙は手加減をするつもりなど全くなかった。

「いいだろう! お前こそ後悔するんじゃねぇぞ!」

 吐き捨てるように言って、ゴウリキはその場を立ち去る。それを陰から見ている男達が3人。

「いやぁ、面白い事になってるじゃん?」

 秀吉がニヤリと笑っていた。こういう顔をしているのときの彼は、大体よからぬことを考えている。

「久しぶりに、どっちが勝つか賭けでもするか?」

 信長に唆されて、秀吉は勿論というように頷く。それを見ていた正宗は呆れ顔で2人を見ていた。

「全く呆れた奴らだ。俺達だって他人事じゃないんだぞ? それにあいつがまだ、戦牙の言った通りの手続きを踏むとは限らないんだ。あの様子じゃ、戦牙の奴本気で相手をぶっ飛ばしに行くだろうからな。哀れな奴だ」

 他人事じゃない。その言葉には秀吉も信長も同調している。なぜならば彼らと一緒にやって来たレイン達も、今は亡き大貴族家の忘れ形見を名乗っている。ドーラとは微妙に立場が違うが、この世界に送り込まれる以上は少しばかり人々の記録を改ざんする必要があるというものだ。

 ただいずれも大貴族の家柄だったから、彼らも自分達のパートナーをドーラと同じようにいつ狙われるかは分かったものではない。その点に関しては4人の共通認識となっていた。

 ちなみにゴウリキの動きは速かった。彼は見た目脳筋なのに反して、綺麗な非の打ちどころのない文章で戦牙の言った誓約書を書き上げ、写しを彼の元に持ってきた。決闘を申し込んだその日の午後には、2人はアリーナで対峙することとなる。


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