人物紹介1
雑でゆるーい感じに紹介していきます
ユアン
・年齢十三歳
・栗色の髪に翡翠色の目
・勇者
・身体が病弱
・夢は『七つの異観』の全てを見ること
まだまだ幼さの残る顔立ちで精神的にも同様。
十六歳から成人なので十三歳にもなれば本来もう少ししっかりしていていいはずだが、アレンやセラに甘やかされ、マオという聞けば何でも答えてくれる存在がいた為か精神的な成長が遅い。
いわばゆとりである。
その幼さのため、他人の感情の機微に疎く、気が付かないうちに相手を傷つけてしまうこともしばしば。
しかし、それが功を制する時もあるので侮れない。
病弱で時々、高熱や胸の苦しみに悩まされるが、本人はあまり気にしていない模様。
アレンやセラなどの遺伝を受け継いだため、将来が楽しみなほど美形だが、まだ幼さが残るためどちらかといえば保護欲をくすぐられる容姿。
勇者補正によって精霊に愛され、魔法適正は抜群に高い。
病弱のせいか友達が少ない(マオとシーナだけだったがルークとクインが増えて喜んでいる)
マオ
・年齢八千~九千歳(年齢など覚えていられるか!!とはマオ談)
・黒髪に紅い目(一般的な魔人族の容姿)
・元魔王
・夢はユアンと同文
過去最高の賢王と呼ばれており、民衆の支持も高く、政治においても軍務においても失敗という失敗が無い善政であった。
若いときにはやられる前に滅ぼそうなどと考えるほど苛烈な思考の持ち主だったのだが、年齢を重ねるごとに落ち着きと貫禄が板に付き、不動の権威を集めた。
容姿も非常に美形であり、女性からの支持もそれで集めていた様子。
魔法と体術を合わせた近接魔法戦闘術という戦い方を好むが、剣や槍が使えないわけも無く、更に言えば魔法で倒せるならそれで済ませてしまう。
本来の性格は楽しめれば何でも良いであったが、魔王時代が長かったため落ち着いて冷静に分析することが出来るようになったのがマオ的に残念なところ。
ユアンを育てているのも面白そうという理由とユアンの成長によってマオにも出来ることが増える為である。
魔法については右に出る者はいない。
崇拝者が多く、友がいないことを内心気にしていた。
シーナ
・年齢十二歳
・灰色の髪で蒼い瞳(片目は本来紅い色だがマオの魔法によって蒼に変わった)
・魔人と平人のハーフ
・夢はユアンと共にいること
・ニオイフェチ
父子家庭で育ったため十二歳とは思えぬほどしっかりとした少女。
父であるガットが魔人の女性に恋をし、生まれた少女で父の様な真っ白な髪ではなく、くすんだ様な灰色。
瞳も蒼と紅であり、それがコンプレックスであったがマオの魔法により、瞳の色が同じになる。
そのことをユアンのおかげだと思い、ユアンに恋をし始める。
本来、饒舌な少女で恋に一直線な女の子らしい女の子。
今はセラの元で料理を勉強中。
彼のことを理解したいという思いからユアンが読んでいた本を自分も全て読み、魔法についても勉強中。
その過程でユアンの部屋で勉強することになったものの、ベッドの匂いに釣られ休憩と称してごろごろするのが日課。(セラにはばれている・・・)
匂いが薄れてきているのが最近の悩み。
ユアンと一緒に精霊との対話をしていたことから、シーナ自身の魔法適正も大きくなった。
クイン・ディナトルエ
・年齢十五歳
・髪色は薄い赤、瞳はユアンと同じく翡翠色
・お貴族様
・夢についてはあまり興味が無い
活発な少女で周囲の人間からは貴族らしくない貴族といわれているが、礼儀や目上に対する尊敬の念などは持ち合わせている。
持ち前の明るさから友達が多く、また打ち解けるのが早い。
以外にも料理や家事全般得意で、それが逆に貴族らしくない。
魔法に関しては万能タイプで得意な魔法はあれど、苦手な魔法は無い。
体術、剣術なども嗜む程度で武勲で貴族になった家系らしい。
母や兄を尊敬しており、父はあまり好きではない。
ちょっと悪戯好きでルークのことをからかったりするのが日常だが、ルークを一番心配しているのも彼女。
ルーク・ディナトルエ
・年齢十五歳
・髪色は濃い目の赤、瞳もクインと同じで翡翠色
・お貴族様(言われると怒る)
・勇者候補
・夢は騎士となり、父の頬をぶん殴る事
口調や態度から粗暴な少年と思われがちだが、性根は優しい。
他人の為に戦える正義感を持ち合わせ、ザ・勇者っぽい。
体質と兄の功績で周囲からは距離を置かれがちだが、友達は普通にいる。(ぼっちじゃない)
風の魔法に関してはクインですら勝てず、風精霊のおかげで高位の魔法もギリギリだが使用可能。
兄を尊敬しながらも自分と比べ、嘆いている。
父は絶対殴る。
アレン
・年齢三十二歳
・ユアンの父親
・元冒険者
・親馬鹿
ユアンの父であり、セラの夫。
ガットと同じ警備の職についている。
意外にも酒豪であり、ガットを沈ませることもしばしば。
屈強な肉体だがムキムキというわけではない。
魔法適正もなかなかだが、治癒や幻影、解析などは苦手。
精霊の泉という冒険団と何かしらの関係があったらしい?
セラ
・年齢は(言わないわよね?(ニッコリ )・・・非公開
・ユアンの母親
・元冒険者
・親馬鹿
・治癒魔法の名手
ユアンの母であり、アレンの妻。
協会にて神官様と治療の職についている。(職というよりもボランティア)
優しく、包むようなほんわかした雰囲気を持つ女性で、アレンがいなければ求婚する男が後を立たない。
攻撃魔法はあまり使わないが、治癒、解析、補助魔法をよく好む。
精霊の泉という冒険団と何か関係があったらしい?
ガット
・シーナの父
・元兵士
・親馬鹿
魔人に恋したちょっと変わった男。
その女性の面影を持つシーナに愛情を注いでいる。
朝と酒に弱い。
シーナが欲しければ俺を倒していけ!!とはガット談
ギーゴ
・商人
・既婚者(娘いる)
・禁酒中
ケルト村に来る唯一の商人。
ユアンとコロギに行く途中でなんやかんやあり、友人というよりも甥を見る小父のような感覚になった。
お人好しで値切り交渉にも応じる。
しかし、商人ということもあり、時世に鋭く、損得勘定もきっちりしているため、赤字は出さない主義。
ケルト村に無償で手紙を届けることから村人からは信頼が厚い。
両親を失っており、そのことには吹っ切れているが何かケルト村のためになるようなことをしたいと考えている。
オババ
・産婆
・調合師
産婆を務めたオババ。
オババの作る薬は一級品で高値で売れるため、ギーゴも来るたびに購入し、転売している。(転売は当たり前の世界)
元々、どこかに仕えていたらしいが・・・
神官様
・神官
・治癒師
薬剤もこなし、治癒魔法も使える神官。
村に来たのは最近だが、その腕で信頼を勝ち得た。
神に操を立てているため、結婚はしていない。(狙っている男性は多い)
隠れ巨乳(ボソ
マーサ・アニール
・アニール領の領主
話が長い人。
制度に不満を持ちながらも王都の命令には逆らえない、言わば中間管理職みたいな立ち位置。
ダンケル・アダムン
・コロギの学園の教師
長い間、コロギの学園に貢献したこともあり、周囲の人間のほとんどが彼には逆らえない。
名字持ちで貴族だが、本人は要らないそうだ。
老いた為、あまり実技には参加しないが、座学の基礎を担当。
ビュール
・教師
・寮母
ユアンやディナトルエ兄妹の担任で、寮の管理もしている。
セラに似た雰囲気からユアンは心を許しているようだが?
魔人については第二回で
だいぶ簡略化したつもりです
短い紹介文になっているキャラクターも本来もっと細かく設定してますけども
ネタばれ部分があるので省きました




