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いつもの日常

初めまして!この度小説を書くことにしました!

合間に書くことになると思うので不定期になるかもしれませんが最低週一、できれば頻回更新を目指します!

コメントや評価頂けると喜びますので皆様、宜しくお願いします!

6限目の社会が終わりしばらくたつと担任の山崎が教室に入ってきた。

「おーし、ホームルーム始めるぞー。」

その声にクラスメートたちが席に戻りだす。

40代後半の少し小太りな担任はガサツな感じではあるがクラスメートにはそれなりに人気がある。凛々しく太い眉毛は九州男児を想像させるが東京生まれ東京育ち、お酒も飲めないらしい。人は見た目で判断できないものだ。


「えー、各教科のテストが各自返ってきたと思うが学年順位が出たので上位20名は廊下の掲示板に張り出してるぞ。」

その声にクラスがざわつく。

うわー、俺はいってるかなぁ。無理に決まってんだろ。あーし今回は自身あるの、など様々な声が聞こえる。

「ちなみにうちのクラスからは二人入っている。一人は野村と、」

そこで山崎の声を遮ってクラスが盛り上がる。

「すごいじゃん、ノムちゃん!やっぱ頭いいよねぇ!高校選びたい放題じゃん!」

そうやって話しかけたのは女子バスケ部のエースの川島だ。

「いいないいな、うちもノムちゃんみたいに頭良かったらなぁ。」

いかにも自慢の友達といった感じが表れており野村もまんざらじゃなさそうだ。

川島と違い野村はいかにもな文学女子で可憐という言葉がよく似合う美術部だ。活発な川島と可憐な野村、一見正反対に見える二人だが入学当時からずっと仲がいい。

「たまたまだよ、ちかちゃん。たまたまヤマが当たっただけだから。」

謙遜する野村だが周囲のクラスメートがそんなことない、さすが野村だとはやし立てる。

クラスメートが騒ぐ中で山崎が言葉を続ける。

「あー、で、もう一人が木下だ。」


その瞬間クラスメートが俺を一瞥して静まり返る。

嫌な視線を感じるがそれも一瞬。もう慣れたものだ。

「せんせー、俺の名前はないの?」

静寂を壊すように森本が声をあげる。

ムードメーカーである森本はリトルリーグでエースらしい。調子がいいのヤツで皆が一目置くというよりはその性格からお調子者という言葉が似合っている。

「おまえはワースト20なら掲示板に貼りだされたんだがな。」

残念そうに山崎が言うと森本は恥ずかしがるそぶりを見せることもなく、お茶目に笑う。

そのやり取りを見てクラス全体が笑いに包まれる。

まるで先ほどの俺の件がなかったかのようになった。グッジョブ、森本。

「このクラスは全員が受験組なんだからしっかり間違ったところは復讐するように!中三なんてあっという間に過ぎるんだからちゃんと今のうちに勉強しておけよ!」

「わかってるって、だんなぁー」

山崎が少し真面目に話すも森本の気の抜けた返事でまたクラスが笑いに包まれる。

「じゃあ、これでホームルームは終わりにするから各自部活なり勉強なりがんばれよー。」

そういうと職員室に戻っていった。


同じ部活同士で教室を出ていくもの、そのまま友達と話しているもの、宿題を始めるもの。いろんなクラスメートがいる教室で俺は誰にも声をかけることなく、また、かけられくことなく教室を出ていく。

下校途中、山崎が言っていた中間テスト上位20名を貼りだしている掲示板をちらりと見やる。

(5位 木下 

 6位 野村)


5位か。なかなか頑張ったんじゃないか、今回は。これならある程度は高校を選べそうだ。

そんなことを思っていると野村と川島の気配を後ろに感じる。

何か言われる前に一歩踏み出すも遅かったらしい。

「ゲ、げのしたが5位じゃん、最悪。」

そう吐き捨てるように言うと野村に同意を求める。

「そんなことないよ、ちかちゃん。」

野村がのってこない来ないと察すると二の矢を放つ。

「ちょっと勉強できるからってホント腹立つよね、まぁ勉強くらいしか友達いないから仕方ないか。・・・」

嫌ならワザワザ突っかかってこなければいいんだけどな、川島の奴は。そんなことをぼんやりと思いながら下駄箱へと向かう。最後の方も何か言っていたが完全にスルーした。

後ろから嫌な視線を感じるが気にしない。このやり取りにも流石に慣れてきたからノーダメージだ。



野村と川島とは残念なことに中1のクラスからずっと同じクラスメートだ。もちろん、初めからこんなに邪険にされていたわけではない。ましてや野村とは小学校も同じだったので大の仲良しというわけではなかったがあちらから話しかけてくるくらいには仲は良かったと認識している。

そもそも、この中学校には野村と俺の二人しか進学していない。

別に進学校というわけではないのだが、校区の関係で俺が在籍していた北小学校のメンバーはほとんどが隣の北中学校に進学している。この西中学校には西小学校の生徒のほとんどが進学しており、たまたま校区があぶれた野村と俺がこの西中学校に進学したのだ。


女子と男子とはいえ、同じ西小学校出身のふたり。しかもおなじクラスなんだから当初はそれこそよく話していた。まぁ、他のクラスメートからしたら二人だけが違う小学校からの進学組だったのでほとんど転校生扱いだったが。向こうはもう顔なじみである程度グループも出来てたから気を使ってくれてたというのもあると思う。


今思えば最初のうちはいい感じにクラスになじめていたと思う。

初めて書いてみたので基準がわかりませんがこれくらいの文字数で書いていければと思います。感想が励みになると思いますので皆様宜しくお願いします!

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