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第66話 真実

...........ここは何処だ?ああ、そっか、俺はレプリカに負けたんだ、そして殺されて..........それならここは地獄か?


???「諦めるのはまだ早いんじゃないか?」


.........誰だよ?お前........


???「おいおいw自分の顔も忘れちまったのかw」


.........自分の顔?.........!!


???「やっと気づいたみたいだな」


お前は.........”俺”なのか?


クロス?「まぁ、半分正解ってとこだな。」


........どう言うことだ?


クロス?「俺は君だけど、君じゃない」


だから、どう言うことだよ?


クロス?「俺は前世の俺で、お前は今世の俺だ」


ああ、そして転生して、そして..........


クロス(前世)「ああ、違う違う、まずそこから違うんだ」


は?..........違う?どう言うことだよ?


クロス(前世)「たしかに君は前世の記憶も持ってるし、英雄の力もある、でもそれは今世の力であって前世の力ではない」


え?


クロス(前世)「俺たちはレプリカを倒して、その後死んだ、けどあの世で俺たちはレプリカがまだ生きていることを知った」


だから........転生して、この世に......


クロス(前世)「違う、俺たちが託したのは記憶だけだ、英雄の力や紋章はそれに基づいて擬似的に出来ているだけなんだ」


じゃあ、なんで俺とフローズは紋章が半分なんだ、あれは俺とフローズが半分を相手に渡して、自身に相手の半分を取り込んだんだぞ?


クロス(前世)「それも違う、前世はそうだが、今世は本当に半分なんだ、伝わったり、力をあげたり出来たのも、同じ英雄だからに過ぎない。」


.......じゃあまて、俺は........今世の俺は一体なんなんだ?


クロス(前世)「すまないな、適合率が1番高いお前を選んだに過ぎない」


..........ふざけるな、


ふざけるな!なら俺は!前世の記憶のせいで振り回されてたに過ぎないってか!?


クロス(前世)「すまない、俺たちがレプリカを倒せなかったから」


言い訳なんかいい!じゃああれか?ミク達が寝取られたのも!マンルが勇者になったのも全部お前のせいか!お前達が俺たちに尻拭いをさせようとしたのか!?


クロス(前世)「.........その通りだ」


........本当にそうなのかよ、この記憶も感覚も全部嘘だって言うのか?


————————————————————

~ここからはいつも通りです。~


???「そんなことはないわ、クロス」


クロス(今世)「..........フローズ?」


目の前にいるのは死んだはずのフローズだった。


フローズ(今世)「あ、今死んでいた人が目の前にいるって思ったでしょ?」


ズバリと言い当てる、しかし、何故ここに?


フローズ(前世)「私が呼んだのよ」


そう聞こえると同時にフローズ(今世)の後ろからフローズ(前世)が現れる


クロス(前世)「随分と早かったな、もう少し時間がかかると思ったが」


フローズ(前世)「ふふ、流石は私ってところかしらね?」


フローズ(今世)「まぁ、私もクロスと一緒でまだ納得してないけどね、でもね」


そう言うと、フローズ(今世)はクロス(今世)の手を握り、そして抱きしめる


フローズ(今世)「私達が恋に落ちたのは、前世の記憶が戻る前、つまり、そんな力がなくても、私達はこうして結ばれる関係だったのよ」


そう、クロス(今世)とフローズ(今世)が出会ったのは、記憶が戻る...いや、引き継ぐ前のこと、その時の感覚を前世からの恋人関係で済ましてしまっていたが、実際のところ、彼らはそんな事がなくても2人は恋人になっていた。


クロス(前世)「俺たちのせいで、こんな人生にしてしまって、本当に申し訳ないと思っている」


そう言って頭を下げる


クロス(今世)「.........頭を上げてくれ」


クロス(前世)「許してくれるのか?」


クロス(今世)「許したわけではない、ただ、同じ顔を持つ者が頭を下げてるところを見たくないだけだ」


クロス(前世)「すまない」


フローズ(今世)「それで?なんで私たちをここに呼んだの?まさか、この謝罪の為じゃないでしょうね?」


そう言って睨みつける


フローズ(前世)「違うわ、私たちの目的は、貴方達に力を渡しに来たの」


フローズ(今世)「力を?」


クロス(前世)「ああ」


クロス(今世)「でも、どうやってやるんだ?」


フローズ(前世)「それなら大丈夫よ」


そう言うと、フローズ(前世)とクロス(前世)の2人の紋章が外れてクロス(今世)達のところに行く


クロス(今世)「これは?」


クロス(前世)「見てわかるように、これは俺たちの英雄の力、その全てがそこにある」


フローズ(前世)「本当なら私達がレプリカと戦って、世界を平和にしたかったけど、どうやらそれは無理なようなの」


クロス(前世)「だから俺たちはお前達に渡せる最後のチャンスを狙ってこの世界に連れてきた」


そう言い残すと、クロス(前世)とフローズ(前世)の姿が見えなくなっていく


クロス(今世)「お....おい」


クロス(前世)「すまないな、俺たちに残されたのは時間はもうないみたいだ」


フローズ(前世)「勝手な事だってわかってる.....けどそれでも託したかった、私たちが成し遂げられなかった、平和な世界を.......今度こそ」


そう言って彼らは姿を消した


————————————————————


クロス「..........これが真の英雄の紋章か」


クロス(前世)に託されたこの紋章はクロス(今世)の紋章と同じく半分だが、力の差は歴然だった


フローズ「なんだか......暖かい気持ちになるわね」


クロス「..................」


フローズ「クロス..........」


やっぱり受け入れるのは難しいだろう、例えそのお陰で、ミク達から解放されたとしても、フローズに会えたにしても、それは全て、彼らのせいだから


クロス「はあ、なんて言うか、いかにも俺がやりそうな事だよ」


フローズ「え?」


クロス「たしかに俺は前世の俺じゃない、ただその記憶を持っているだけだ」


そのことに関してはとても複雑な気持ちになるが


クロス「それでも、今世の俺は、その気持ちを知っているから」


前世で救えなかった世界、それを繰り返してはならない、だからこそ自分たちが恨まれることをしてでも救おうとした


クロス「俺は........いや、俺たちは!」


フローズ「ええ!私たちは!」


クロス.フローズ

「彼らの意思を継ぎ、未来に繋げる!!」


そして2人は英雄の紋章を、手に取りそれを左手に宿す


クロス「行こう!フローズ!」


フローズ「ええ、行きましょう!クロス!」


そして2人は立ち上がる、運命に抗うために


————————————————————

補足


最初のは何?


 最初のはクロスは喋っておらず、心の中で話していました。


クロスやフローズの前世について


 2人は前世の記憶を今世の自分(適合率が高かった2人)に記憶を渡した


クロスとフローズの今世


 2人は前世の記憶を渡される前に恋に落ち、その後記憶を継承したため、2人は何処かで会ったことがあるのでは?と思っていた


クロスとフローズの英雄の力


 2人は元々素質があり、前世の記憶でその力を使えていた、つまり今世の英雄の力


クロスとフローズ(前世)の登場


 自分達が新たな命として転生する前に最後に記憶を渡した2人を見て、精神世界に連れて行き、前世の英雄の力を託した


グエンとシルフィは?


彼らも同じく記憶を継承したが、前世の2人は既に転生済み、つまりもういない


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