表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

閲覧総数を増やすためによもう

作者: 読むせん

自分の作品を読んでほしい。

それはこのなろう内作家さんたちの願いではないでしょうか?


当たり前じゃヴぉケェェ?


でもこんな文章を思わず開いてしまったあなたは、そんなに読んでもらえていない人だと思います。

釣れたクマー。


ここで私が提唱するのは、裏サイトの談合や、妙な炎上によってポイントを得ようといったものとは違います。

リア友(自称)を使ったステルス・マーケティングでもありません。


ここで行ってほしいことは一つ、すなわち『自分が読者になる』ことです。














































========================

………ハロー?


ふはははははは!!よくここまでスクロールすることができたな!!

そんな真面目な諸君にさっきの言葉の意味を教えてやろう。


自分が読者になる事の目的はセルフ・サンプリング。自分という一読者(いちどくしゃ)の嗜好パターンを他の読者にも反映(フィードバック)させてしまうという試みです。


………………………


1、あなたは読者として、なろうの物語をいくつ読みましたか?


2、その際、どんな本を読みましたか?

粗筋やタイトルなど、できるだけ思い出した上で書き出してみてください。


3、それらの作品のどれに、感想、ポイント、レビューなどを投稿しましたか?できるだけ詳しく見返してください(マイぺージにそれらの履歴が閲覧できるシステムがあります)

………………


一つちゃうやん三つもあるやん。とかのリアクションは受け付けない。


この三つをやると、『あなたという〝読者〟からポイントや感想をもぎ取る方法』が浮かび上がります。


===============================


ここからは私のちょっとした体験談になります。


私はある日、R-18閲覧目的で、某pixivに登録しました(笑)


そして喜んでエッロイ絵を観たおしたわけですが、結局それらの絵に評価ポイントは入れませんでした。

ノリで自分的にはエロいイラストなんかを投稿しても、自分のイラストのポイントは伸びませんでした。


そりゃそうですよね。自分だって人にポイント入れてないもん。


私はポイントを手に入れるために、ポイントが多い作品順に閲覧を始めました。

私と違う人、『ポイントをくれる人』の嗜好を推理するためです。



きれいなイラスト、うまいイラスト、本格的な絵やグロテスクな絵、エロいイラスト。いろいろ見ましたが、わざわざポイント入れるほどでもないや……と私自身は、やっぱりポイントを入れませんでした。



別に自分の所有するポイントを惜しむ感覚ではありません。

公的基金や部活の予算か何かのように24時間以内に使えるポイントは全部割り振っちゃう!とかの感覚とも違う。


ただ気に入った作品にポイントを入れる。

どんな人気作でもいまいちグッとくるものがなければポイントを入れない。あまり人気がない作品でも、単に気に入ったらポイントを入れる。


にわか鑑賞者きどりです。


気に入った作品もでましたが続々投稿されるイラスト群れに埋もれ、もう二度と見つからなかった作品もけっこう出ました。

私のイラストもそうやって誰かの目に留まる間もなく流されてしまったわけです。そりゃそうだ。皆似たようなもんだ。




そんな中、私は私という鑑賞者の特徴に気付きました。



すなわち、【面白系にめっちゃポイント入れてる】という事に。



某pixivは良くも悪くも見ていると疲れるような圧倒的な作品が多く、面白イラストは一種の清涼剤的な位置くらいにしか思っていなかっただけに我ながら意外でした。



私は面白系にポイントを入れる人間だったのです。



実際、私が特にポイントを入れまくっていた方はpixiv内でも、けっこうな上位ランカーであり、グッズの売り上げも高いようでした。

おそらく私と同じ嗜好の人間や、同じく美しい絵に疲れた人が、その方にポイントを貢ぎまくっているわけです。


==========================

あなたはまず作品を読み、相対的にどんな作品が好きで、どんな作品に好んで感想を書き、ポイントを入れたいと思いましたか?


チートやハーレムにヒャッハー!!って方もいるとは思いますが、一方でなろう上位の作品が全然全く好きになれない方もいると思います。


そんなマイナー嗜好なあなたが気に入った作品はどんなジャンルですか?

どれだけ感想が書かれていますか?

どれだけポイントが入り、どれだけレビューが書かれていますか?


好きな作家の評価がけっこう高いなぁ……という方にいいます。

そんな話を目指して書いてみてください(とりあえず目指すだけでいいから)。



そうすれば、同じ嗜好の読者の目に留まります。

タイトルも気を付けて、彼らに見つかりやすそうなキーワードや彼らの印象に残るキャッチーな言葉を選んでください。


感想欄の内容も注目です。

ひたすら誤字脱字を指摘する感想、続きが気になる~!!という感想、いろんな意見が飛び交う感想(エッセイ系はこれ)、炎上する感想。


感想は面白かったとかが少ししか書かれていなくても、ポイントはやたら高い作品もあります。そんな作品の多くは完結済みです(つまり続きが気にならない)。



感想が欲しいなら、できるだけいやらしい場所でじらしたり、誤字脱字を気にせずガンガン書きましょう。

批判はいらないからポイントが欲しいというなら完結させましょう。


人気作の模倣に走るのではなく、なろうに埋もれている同じ嗜好の読者を釣り上げる工夫をしてみてください。


=======================

すっごいネガティブ&失礼なことを書きますが、今のなろうの人気作は実際は人気作ではありません。


ユニークアクセスと呼ばれる層。

人気だから読んでみようという野次馬層、なろうに興味を持った初心者層によってピックアップされ、支えられているにすぎないのです。



いわゆるネズミ講状態。



いざ読んだけど『ツマンネ』と早々投げ出す人は少なくないでしょう。


実際問題、あなたも話題の本を一巻だけ買ってみた。続きが出ているけど興味がないから買わない。って本はありませんか?あれと同じです。


あなたはたった一作の物語の一巻だけ売れて、ほかはサッパリみたいな一発屋になりたいですか?

それとも、ずっと自分の物語を追っかけてくれる固定ファンのいる小説家になりたいですか?



もし後者になりたいなら、まず固定ファンをゲットすること。

そして固定ファンをゲットするために、自分のファンになってくれそうな読者を探しに行くこと。

自分の好きなものと好きな人を見つけるために、自分から好きになってみることを推奨します。



ゆえに作者よ、まず読者となれ。

そして感想を書き、ポイントを入れ、レビューを書くのだ!!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 騙されたつもりで、読者になってみます!!
[良い点] 参考にさせていただきました。 確かに、レビュアーになると、レビュアーとして人目に晒されるので認知が増えると伺いました。 まさに、このことだと思います。 もっとテクニックを存じておりました…
2019/03/24 17:14 退会済み
管理
[良い点] 読者になること 良いですね(*゜▽゜)ノ それでも、私はコレが言いたい! ってことが有るなら書くのも良いかもしれません 同じ系統の人達と、相互に読み合うのも良いですね (馴れ合いと断じる…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ