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七罪の召喚士  作者: 空想人間
第十一章 魔導書争奪戦
222/300

第222話 早すぎた再会

 コシュマーダに別れを告げてはや数日。俺たちは森を抜けて馬車と共に歩いていた。

 今通っている道並みはデコボコに荒れており、赤茶色の岩盤が露出している場所も多く、草木は全く生えていない。この世界で初めて荒れた道を歩いた気がする。


「魔物も多くなってきたね」

「だな。ここの奴らも大したことないのは良かったよ」

「ワタシたちも強くなったです」


 先ほど、多数の狼型の魔物と一戦交え、無事に誰もダメージを受けずに勝利を掴んだところである。数は五匹ほどで、レベルは30ほど。どの条件にしても俺たちにしては余裕である。

 これまでの道のりとは違ってやっとエンカウントの機能が働き始めたようで、馬車本体を狙ってくる幻獣や魔物も多くなってきた。彼らの頭脳の質も違ってきている証拠であろう。


「それにしても、ユウ兄のそれ、かっけぇなぁ」

「どりゅーどさんの武器に似てるです」

「いいなー、ボクも使ってみたい!」

「ソラとファラが許可してくれたならいいんじゃないか?」


 視線が集中するのは俺が両手に持つ二つの鋼色の拳銃。実のところ、これはソラとファラの想具である。

 彼女たちが使っているハンドガン二丁の一丁ずつ、想具展開によって使えるようになったのだ。だが――


(何故じゃ、何故に精霊同化は可能で、我らとの同化は不可能なのじゃ!?)

(がっくりです。ユウとの絆はもう十分なはずなのですが)


 彼女たちはずっとこの調子である。

 その原因は、皆が寝静まった昨晩に、新たなスキルである想具展開と精霊同化を試してみたのだが、後者は発動できなかったためである。

 夜の見回りついでに離れた場所で思いっきり格好良く『精霊同化ッ!』と叫んでみたのだが、何も起こらず。誰も見ていなかったのが救いであるが、当時の恥ずかしさといったら凄まじいものであった。


(で、アルトたちに持たせていいのか?)

(……ちょっと、嫌なのじゃ。ユウの仲間というのは十分に分かっておるがな。その……な?)

(ごほん、なにはともあれ、我ら女の子の武具(だいじなもの)をぱっぱと他の人に渡すのは褒められたことじゃないですよ)

(そういわれれば確かにそうだな。ごめん)


 彼女たちの大事なものということで、アルトたちには丁重に断りを入れておいた。

 話を戻す。一日中考えて、同化が失敗した理由に、同化のためのスキルが違っていると予想した。

 精霊同化とは“精霊”との同化を可能にするもので“聖霊”との同化を可能にするものではないと予測する。同じ音であるので非常に分かりにくい。

 その証拠として、精霊となったシャナクとの同化には成功したが、聖霊である彼女との同化には成功していない。


(ユウ、我らとの同化によこしまな想像をしていたな?)

(……いいえ?)

(がっつりしてましたよね? )

(いいえ?)


 結論を述べれば、今の状態では彼女たちと同化し、戦闘能力を上げることはまだ出来ないということである。

 シャナクに関しては最後に話してから未だに声を出さないし、話しかけもしてくれない。本当に俺の中に居るのかと心配になってしまう。


 それからも馬車と共に歩いて数分、突然肌全体にピリリとした感触が走った。


「っ、これは?」

「おっ? お客さん、マチェベルの魔物避けの結界に入ったぞ! わざわざここまで守ってくれてありがとな、もう大丈夫だ!」

「あ、結界に入ったみたいだね」

「ピリッときた、です」

「う、おれやっぱこれ嫌いだなぁ」


 どうやら先ほどの肌の上を弱い電撃が走るような痺れる感触は、魔物避けの結界の中に入った証拠であるらしい。となるとマチェベルもすぐそこにまで近づいているということだろう。


「っていっても……向こうには特に何も見えないね」

「人間さんの匂いも、食べ物の匂いも感じられないです」

「うーん? おれにも何も感じられないんだけど」


 馬車に乗り込むと、スピードが上がると共に揺れも大きく増す。この付近は戦闘も多いようで、大地への傷跡が多く見られるようになっていくと共に、黒い甲冑、刀剣、魔道具らしきガラクタがちらほらと見られた。

 その置かれているさまは、まるで不法投棄されているかのように見えた。


「アルト先生、マチェベルってどんな所なんだ? それに、王都と帝都ってどっちも似たようなもんだろ?」

「せ、先生って呼ばれるのもちょっと恥ずかしくて新鮮でいいね!――でもごめん、ココに関しては最近来てなかったからよく分からないや。知ってることといえば、元々はココが人間界の首都だったってことかな?」

「もともとって――」


 言いかけたその瞬間、ガタンと大きく馬車が跳ねて浮き上がった後、お尻への衝撃が襲いかかる。じんじんとした痛みが全員にかかり、その場にいた皆は苦痛の表情を浮かべた。

 馬車に乗ってすぐに思っていたのだが、帝都と呼ばれる場所に行くのにも関わらず、道は整備されていないし、ゴミは放りっぱなし。本当にこの道で合っているのかと問いただしたくなるレベルで荒れに荒れた道であるのだ。


「いってて……えっとね、これだけ荒れてる理由にすっごい魔物がマチェベルを襲った事件がある――って、あれ? ちょっと待ってね?」


 硬直したかと思えば、彼女は急に考え込んだ表情になり、可愛らしく唸った後どうやら笑いと呆れが混ざったかのような顔つきになった。


「その事件の主犯がヤマタノオロチって呼ばれた、大きくて竜のような首が八個ある凄まじく強い魔物……なんだけど」

「なんか戦った覚えがある、です……」

「えぇ、なんで獣人界に居たんだ……?」

「ユウ兄たち戦ったことあるの!? あいつって竜人たちが討伐して、死体をバラバラにして獣人界に埋めたって……」

「幻獣の発生条件どうなってんだよ……」


 一体全体なにがあって獣人界に八俣大蛇ヤマタノオロチが現れるようになったのか、レムの里帰りも兼ねて白狐族たちに聞く必要が出てきたようだ。以前 当の魔物を討伐したので親交度は敵対以下にはなっていないなずである。

 ともかく、この話の流れから察するに今から向かう都市はもともと人間界の中心であったが、八俣大蛇に荒らされ回った都市であるそうな。


「ぶっちゃけちゃえば、帝都って名ばかり?」

「ボクもそう思うよ」

「ちょっと可哀想に思えてきたです」

「あ、思い出したぞユウ兄! ここから先はさらに出てくる魔物が強くなるから、その護衛や依頼を受けるために傭兵たちが集まってくるんだ! だからこの街は傭兵の街って呼ばれてるらしい!」

「……あー、誰情報?」

「分かんない。多分ドリュ兄かな?」


 わからない時点で怪しさはあるが、最初と最後の辻褄は合っているので半分くらいは信用しても良いだろう。


 大きく揺れ続ける馬車に乗って数十分後、やっと尖塔の先端が見え始めた。

 ――が、これまた予想を超えてちょっと特殊なもので。


「えっ――ええっ!?」

「どうなってんだあれ……っ!?」

「た、高いところにあるですっ!」

「おおー、前見た時より発展してる!」

「お客さん、悪いな。今日は()()()調()()()()()みたいだわ」


 あっはっは、と高らかに笑う御者さんの言っていることがいまいち理解できない。しかも、異世界の出来事という枠組みでさえ、目の前で見えていることを直ぐに受け止めることが出来なかった。なにせレムだけではなく、アルト先生ですら驚いていることなのだから。


「機械の上に、都市って――」

「ああ、お客さんマチェベルは初めてか! あの都市の特徴と言ったらなんといっても――“都市が意志を持って動くこと”だな!」

「動くって、え、動くの!?」

「すっごく、すっごくおっきいのに動くですか!?」

「あははっ! アルト姉とレムが驚いてるところなんて初めて見た!!」


 聖霊たちも驚いたようで、先ほどまでいじけていた彼女らも声を上げる。プニプニは知っていたようで、ふぉほほと笑う声が愉悦感と共に満たされる。感情の共有がこんな所で実感できるとは。


 今見える限りの情報を伝えると、円盤状の巨大な機械の土台の上に、都市が栄えており、その土台の下には塔のような極太の“足”が四本ある。その足は、人が数十人輪になってもまだ一周できなさそうな太さだ。

 どれもこれも合わさり、まるでロボットコンテストで出てきそうなクオリティではある。しかし、その規模は桁違いだ。


「いつまで経っても着かねぇと思ったら、やっぱり移動してたか。元気なのはいい事だけどな」

「えっと、なんで都市が移動するようになったの?」

「なにって、ここ、サウダラー丘陵じゃ三日おきに恐ろしい魔物が出るからさ。依頼の関係でこの場所で野宿するとしても、同じ拠点には長居しないことをおすすめするぞ」

「あの、魔物避けの結界は貼られてるんですよね?」

「結界を初めて貼った時にそいつらがいることに気が付かなかったんだよ。なに、心配することはねぇ、あの都市にいればまず魔物には襲われないし、それに――っと、どうやら都市も俺たちに気がついてくれたみたいだ。お客さん、そろそろ降りる準備をしてくれ」


 そこら辺の魔物は寄せ付けないが、元々結界の中にいた敵は追い出せないということなのだろう。振りまくタイプの蟻退治の白い粉と同じシステムのようにも思える。


 都市が俺たちに気がついたという意味の分からないセリフを聞き流していると、目の前の機械の足を持つ都市は、足を折りたたんでしゃがみこむような姿勢をとり、大地を大きく揺らしながら、真っ平なその土地に着陸する。

 これで都市にやっと入れるようだ。


「わざわざ俺たちを入れるためだけに、都市自ら背丈を合わせてくれるとは。バリアフリー化のありがたさが身にしみたよ」

「これ、また歩けるようになるですか!?」

「都市ごと動くなんて画期的だなぁ――うん。取り入れよう。そうしよう」

「ユウ兄たち、驚きすぎじゃない?」


 それぞれ感想を抱きつつも、馬車と共に帝都ならぬ傭兵の都、マチェベルに入場できた。また、入る際の検問も軽いもので、時間もさほどかからず簡単に馬車から降りることが出来た。


 感謝の念を述べた後、数日間お世話になった馬車と御者さんとお別れした。コシュマーダへの返り馬車は要らないと伝えたが、本当に転移とは様々な世界を渡る人々にとって、重宝する魔法である


 街並みはマシニカルに劣るものの、発展はかなり進んでいるようで、多数のマンションや、尖塔、そしてごく普通の列車が見られた。

 全部が全部四角い樹海かと思っていたが、そんな事でもないらしく、街の端では低木類が繁茂していたり、隙間があればビルの間にも植木がされていたりと、自然環境の維持にも余念がない。


「復興し終えたってことで、いいんだよな?」

「そうかも。いつこの機械の上に都市が乗っかったのは分かんないけど……みんな元気そうだよ!」

「被害の跡は全然見えないです!」

「そりゃ被害のあった昔の都市は捨てられたしな! でもそう考えると、もはや別の街かも――」


 復興した結果が移動都市かと思っていたが、移動都市に市民が移動したらしい。

 しかしそうなると、全く今までとは違う街をマチェベルと呼んでいいものなのか。確かに市民はマチェベルの人々だがマチェベルと呼ばれていた都市は既に捨てられてしまったのだ。


「ユウ兄、マチェベルは、マチェベルだぞ?」

「どちらにせよ、帝都ってのは相応しくないよな。とりあえず、ミカヅキもよく知ってるもんだ」

「おれは人間が大好きだからな! 好きなものはいっぱい観察するぞ!」

「昔の名残でしょうか……?」

「帝都の人々の誇りが関係してるのかもね! …… って、ユウさ、ボクたちどこに向かってるの?」


 馬車から降りた今現在、すぐに冒険者らしい男性を見つけたので、俺がリーダーシップをとり、彼をストーキングしている。きっとこの先に冒険者ギルドがあると思っているのだが――


「君たち、一体なんなんだ!? さっきから俺についてきて!?」

「この人についてって冒険者ギルドまで連れてってもらおうとしてたんだけども……」


 会話で適当に時間を潰してはや五分。ピリピリしている冒険者を全員が無言でストーキングしつづけて十数分。流石に怪しまれたのか、敵意満々で言い放たれてしまった。

 そうか、無言ストーキングがだめだったのか。暗い路地裏を通った時点で怪しまれてるのかなとかは思ったけども。

 彼は出会った当初からピリピリしていたので、つける相手を間違えたのかもしれないのだが。


 と、ここで魔王様が魔王様らしく、暗黒微笑を浮かべながら俺に背を向けて立ち。


「人間、君は冒険者ギルドまで案内すればいいんだよ? 脇目もふらず、真っ直ぐに、ね?」

「ひ、ひぃ……ッ!?」

「ほら、ボクたちのために動いてくれるよね? それなら――君の命、見逃してあげてもいいよ?」

「ぁ、ぁ、ぁ……!」


 アルトの威圧感を受け、ガチガチに固まった男性はまるで錆び付いたロボットのように回れ右を行い、金属音でも聞こえてきそうな動きで前へ向けて歩き出す。

 そうして、魔王様は一言。


「最初からこうすれば良かったね!」


 と可憐な笑顔で言い放ったものである。


「なんか、冒険者のあの人にはすごく申し訳ない気がしてきた。だけど一応喧嘩しないですんだわ。サンキュな」

「あるとは相変わらず人間さんに容赦がないです……」

「おれも鳥肌どころか、竜肌立つほど怖かったんだけど」

「ふふん! もっとボクを頼っていいんだよ!」


 虎の威を借る狐。魔王の威厳を借る召喚士。格言をこの世界に当てはめてみれば、なんとも情けない話である。


「えっと」

「こここ、ここが、ぎぎ、ギルドです」


 ガチガチに緊張した冒険者君について行った結果、まるで休憩がある方のホテルのような、ネオン溢れる建物に連れていかれてしまった。


 時刻は大体午後七時で日は沈んでおり、ピンクや黄色のネオン光はギルド全体を覆っている。

 てっぺんにある看板には冒険者ギルドとド派手に書かれているが……うん。店の名前としか思えない。


 なに? ここで休憩しろと? 大体四千円で?


「……人間。君の協力に感謝するよ。もうどこにでも行って大丈夫だよ」

「はははは、はいいいッ!!」


 どこかうずうずしてそうなアルトは笑いをこらえたような無表情で冒険者君に語りかけると――彼は全力でダッシュして、そのネオン光溢れるホテルへと突撃していった。なんだか振られた男性がホテルに突っ込むようすと似ていることもあり、少し面白くて笑ってしまった。


「地味に遠かった、です。ちょっと疲れました……」

「そうだね。この中で休憩する? ボクは全然構わないよ!」

「あー、この雰囲気だと凄く勘違いを引き起こしそうなんだけども……そうするか」

「勘違い? なんの?」

「大人の事情」

「ゆう、その言葉はなんにでもなるからずるいです!」

「俺は大人じゃないけどな」


 当然、看板にはご休憩ご宿泊なんて書いてないし、きっとここはギルドであって、ホテルですら無いのだろう。異世界文化の違いなのだ。俺は揺らがないからな。


(ふぉほほ、お若いごようすですな!)

(やめんさい。――ソラとファラが煽ってこないとなると、俺の記憶を覗きやがったな)

(ううう、うるさいのじゃ変態ッ! なぜこの派手な外装でそんな、はは、ハレンチな建物を連想するのじゃ!?)

(顔がほくほくして暑いです……! 万年発情期ですかユウは……ッ!)

(ふぉほ!このようすであると、何をするかも分かってしまったようですな!)


 なんだか、色々なものが共有ができるようになってからというもの、彼女たちの純粋な部分が見え隠れしてきている。ここは放っておいた方がいいのだろうか。


 意を決して扉を開く。

 その中には――当然受付の人もいるし、ギルドの中は凄まじい熱気で溢れていた。

 理由は恐らく、魔導書のダンジョン攻略関連だろうな。


「なんか、凄くいっぱい人がいるです……!」

「うわぁ……人間がいっぱいだぁ……」

「アルトのその台詞も久しぶりに聞いた気がするよ」

「ああ! やっときたかお前らぁぁ……!?」


 遠くから声が聞こえたのでそちらの方を向けば――メアリーであろう人が手を人混みの波に飲まれながら伸ばしていた。


 確信が持てないのは伸ばした手は波に飲み込まれて沈んでいったためである。

 周りを見れば、人混みは塊になったかのように常に動き続け、ギルドの受付の人も大変忙しそうで、依頼の受領手続きの列は外にまで伸びていた。

 とにかく、このギルドの中は人が多すぎて通れることすら怪しいし、休憩なんてろくに出来そうにない。


「えっと、時間帯を変えようか?」

「そ、そうしようか。ちょっと人間が多すぎて気持ち悪――」

「ワタシもちょっと空気が良くなくてクラクラしてきたです……」

「この、気配っ!?」


 俺たちはギルドの扉を開けただけで、まだ人の塊となっている中には入っていない。

 なので時間帯を変えようとしたその時、後から嫌な気配を感じた。

 まず最初に感じ取ったのはアルト、そして次にミカヅキだろう。


 ――この、無駄に輝かしくて、背中がぞくりとする感覚は覚えがある。


「あははっ! やぁ、また会ったね。傷の具合は……おや? 随分早くない?」

「あっ、この間の狐女!! まだ生きてたの!?」

「こいつら、って、えっ」


 ミカヅキが驚いて目をぱちくりさせているが、俺たちは既に臨戦態勢である。なにせ――


「次会うのは敵同士って言ったよな、勇者……サンガ……ッ!!」

「あははっ、やっぱアレ、ナシで」


ご高覧感謝です♪

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