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if社長にであったら

作者: もろくまゆうこ

世の中ってこんなことがあるんです。

雲の上の人とであうことがあるんです。

奈美は、友人とあまりの場ちがいなスナックにのみにいった。

そこで、三十代~四十代の男が、「あいつ、おれをふりやがって」といってのたまわる姿があった。

「ここのワイン高そう」

「パパのカード使おう」

「そうえ、いいね」

彼女らはそうささやいていると酔いつぶれた三十代~四十代の男がこう云った。

「君達、おごってやろう。ぼくの失恋祝いだ。マスターこちらにワイン二杯、ぼくにまわして」

彼は彼女らにおごると、こう云った。

「せっかくのデートだったんだよ、君達、わかる。ぼくは多忙で、やっと体が空いたから飲みにさそえば、彼女は云うんだ。あなたとの愛はおわりね、だと。どう思う?」

彼は、彼女らにからみついてきていた。

そんな彼は酔いつぶれて休んでいた。

彼が、可愛想で、TAXI呼ぼうとすると、「ぼくの車まわすから、運転手に云って」とカウンターの男性に云った。

彼は、自分の分と彼女らの分をカードで払いを済ませ、彼女らが、彼の車に乗り込むと彼は、眠ってしまった。

親友の英子は、「近くの駅でお願いします」と云うと奈美は可愛想になり「送っていきます」と告げたが、英子はそれをことわり、近くの駅でおりると奈美にこう云った。

「大丈夫、おそわれたら、にげるのよ」

「わかったわ」

彼女は、英子の忠告を聞いていた。

彼を彼のマンションに送り、「NOは、」と云ってナンバーを押し扉が開くと部屋まで送り「彼女とは、三年続いたんだ。もう少しだったんだ」と云ってくだをまく男を部屋に運びこみ休ませた。

すると彼は彼女に名火を渡した。

「だれだか知らないけど、名刺、何かに役立つと思うから」

その名刺をみた奈美は、びっくりしていた。

「うちの会社社長響、明じゃない」

そんな時に、一人にしておくわけにはいかなかった彼女は、朝まで介抱してしまう。

翌朝、生気に戻った中年男性は、奈美にこう云って聞く。

「おれ、何かした・・・」

「いいえ、酔いつぶれていらっしゃったので介抱しました」

「いやぁ、ありがとう、お礼はいつかしようと思っている。君、会社は」

「響ホールディングスの平社員で、名前はいいでしょう」

「名前知っておきたいし、君の配置も」

「私、総務一課の吉田奈美です」

「奈美ちゃんか、可愛いね」

響明は、冗談ぽく笑った。

「君、そのままじゃあやしまれるぞ、会社ににそのままでいくんじゃないか?」

彼は、おせっかいを焼くのであった。

明は、奈美に一目ぼれしてしまったのである。奈美は「酔いどれおやじ」と思っていた。

それから奈美は、マンションを急いで出て、マンションに帰り着替えを済ませ、何事もなかったように会社に出社した。

響明(社長)は、二日酔で出勤時間に遅れてしまう始末だった。

彼は、彼女の素性が知りたくて、彼は、運転手に彼女の素性を調べることを命じた。

運転手は、外部調査会社にそれを頼み、一週間ほどで出来あがり、社長に手渡した。

社長は、それを見ておもわずこう思った。

「早くつばつけないといけないな」

彼は、速攻をかけて、総務一課の彼女に電話をしてみた。

「奈美君」

「社、社長」と小声になり。

「お礼がしたい、今日、空いている」

「はぁっ?」

「あいているか」と再度彼は聞いた。

おもわず奈美は、「ハイ」と答えた。

彼はこう云った。

「会社裏口に車まわすから」

「ハイ」

彼女は響明からの電話に動揺していた。

彼女に同僚が、心配して声をかけた。

「どうしたの」

「いたずらTELよ、社長のまねしてかけてくるやついるの」

「本当に悪い冗談だね」

彼女を同僚ははげましてくれた。

彼女は、約束通り裏口にまわり彼ののっている社用車にのりこんだ。

社長は、奈美にこう云った。

「君にお礼がしたくてネ」

「こんなに早く」

彼女は社長の速攻デートにびっくりしてしまったのだった。

車は千葉方面に向いテーマパークにつくと、社長は波にこう云った。

「テーマパークのナイトディナーを予約したんだ」

「もちろん、貸切だけど」とつけ加えると、ディナーの席にすわると、テーマパークのメインキャラクターが花束をわたし、その相方は、握手を求めてあいさつをした。

「これでいいかね、ぼくのできるお礼なんだ。」

「嬉しいです」

「よかった、よろこんでくれてうれしいよ」

社長は満足げに、彼女が子供のようにショーを楽しんでいるのをみてこう思った。

はげちゃびんの石頭の社長と思っていたが、イメージが変わった。

そして彼は、彼女に軽くキスをした。

しばらくして、彼女は赤らめて「‥遊びですか」社長は、一言「本気だよ」と告白されたのである。

彼女は、会社の同僚から、デートを申しこまれたり、映画さそわれるもてもての女性であった。

それから千葉から東京までの帰路はだまっている二人だった。

彼女をマンションにおくり届け、可愛い名刺をわたして「これ、ぼくの携帯番号」と云って手渡し去っていった。

彼女は、「何かあったかわからなかったが事情があきらかになると「社、社長からの告白、それも携帯電話のメモ」とびっくりしていた。

その日はテーマパークのことで頭がいっぱいで眠れずにいた。

翌日、会社を遅刻した奈美に上司の課長が、「君は、三十分前に来るのにおくれてどうしたんだ」

彼女はおもわずこう云った。

「目覚まし時計が壊れて寝ぼうしました」と云った。

昨日テーマパークのナイトディナーにいって社長に告白されたのを知らせるわけにはいかなかった。

彼女は、その日も、男性社員からさそわれたが丁重に断った。

彼女は、その携帯電話のメモをみて電話を入れるといたずら電話よねと思っていると彼が出て、「奈美君、電話してくれてうれしいよ、映画の指定席取ってあるんだ、どう」

「いかせていただきます」と即答するのだった。

奈美は、「社長は、ひまなのか」と思っているが、社長は、他社との接待を断ってつきあおうとしていたのであった。

社長は、いつものように裏口で待ち、のりこんでくると映画館にむかいつくと社長にぴったりの映画で、みていると社長の手が奈美の手をさられていたので、どきどきしていた。

彼は、映画をみおわると社長から会食にすすめられ彼女は、一年以上予約のとれないフレンチレストランに入り、フルーコースを楽しんだ。

彼女は、「かぼちゃの馬車で、宮殿にガラスの靴かな」と思いほっとしていると彼と三年来付き合いをしていた彼女が男性づれで入ってきたので、彼は、「やばい」とあせっていると

彼女が近寄り、「明じゃない、新しい彼女、普通の子、私の映画みてネ」と云って彼の元に戻った。

その三年来の恋人は、大女優の橋本ユリ子だった。

彼は、あわてていたが、女達は冷静だった。

彼は、彼女に「サイズいくつ」彼女はすかさず「足のサイズですか」「いや指のサイズ」と云い、「十二号です」

彼女はすかさずこう言った。

「いりませんよ、そんなもの、これだけで十分です」と答えた。

彼は彼女とフレンチレストランを出るとしばらく歩き車に向い彼女のマンションまで送り届け、おくりおおかみになれなかった。

奈美は、マンションに戻り、「社長ってサプライズずきね」といまさっきあった修羅場をみてきた女のいうせりふがちがっていた。

彼女は、英子に携帯をかけると「奈美、シー大事なところよ、お願い」といって切った

英子は、営業社員とデート中であった。

それからしばらくして英子から携帯が鳴り、取ると「あの時の酔っぱらいだれだと思う」と聞くと「だれだったの」

「うちの会社の社長だったのよ」

「うそーしんじられない」とびっくりしていると、「彼とはうまくいっているの」

「もちろん」といって彼は、彼女のベッドにいた。

英子は、「じゃネ」といって切った。

奈美は、社長のサプライズにびっくりしている毎日だった。

翌日、三十分前に出勤して掃除をすませた。

そんなある日のことひさしぶりに社長から携帯によばれていた。

「君の声が聞きたかった。仕事ずくめ、接待ずくめだ、うんざりしていんだ、たまには君の手料理が食べたいな」といって食事を作る約束をかわすことになる。

彼は彼女にマンションの住所と暗証番号を知らせていた。

彼女は、高級スーパーに行き「肉がいいかな、魚がいいかな」と悩んでいたが肉じゃがと魚を買い求め、清酒一本ついでに買っておいた。

それからマンションにつくと暗証番号を打ちこむとドアーが開き、社長の部屋に行き、「場ちがいよ私、レストランであった橋本ユリコじゃあるまいし」とぐちをこぼした。

彼女は気を取り直し、台所で料理を作っていた。

じゃがいもの皮をむいたり肉を切ったり手ぎわよく作っていた。

彼が帰るのを待つことになり、午後九時ごろ帰ってきて一声「ただいま、おいしそうな臭い」といってはしゃぐ彼だった。

彼は食べてみて、「優しい味だね、お酒も準備してある」と喜んでひたづづみをうち食べる姿をみて、普通の男性なんだなと思った。

社長は、食事を済せ「座って」「ハイ」とすわると、「これ受取ってくれないかな」といって一カラットのダイヤリングだった。

「こまります、一ヵ月もつきあってないのに早すぎます」

彼女の手に彼は彼女の指にさしこんでいった。

彼女は、大粒の涙をながし、感動した。

「私から何を差しあげればいいのですか」

「君の愛」といって二人は、思わず、厚いキスをかわした。

その日は、社長のマンションにお泊りデートだった。

翌朝早くマンションを出た奈美は、人通りのありところでTAXIを呼び、マンションに戻って着替え出社した。

彼女は、昨日あったこと考え、ぼーとしていると仕事をすっぽかす彼女をみてられなくなった上司が云ういった。

「今日は、帰りなさい。早退届出して帰りなさい」

彼女は上司にいわれた様に早退届を出し、マンションに戻った。

そしてアパートに戻ってバックの中の指輪をみて、「社長、どうして指輪をくれるのかしら」と思っているのだった。


それから何ヵ月が去り、社長は社長業に専念していると思い、携帯電話をまわす。

「奈美君、君からの携帯は新鮮でうれしい、他の女に目をかけてないぞ」と云った。

「君を連れていきたいところがあるんだ」

彼女はすかさずこう云った。

「又、サプライズですか」とまわりを見まわしいった。

「又、裏出口で待つ」と社長は告げた。

今日又社長の車にのりこむと都内のある場所につき、そこは、東京ドームだった。

「今日は君の為に少しの時間だけど貸し切りにしたんだ。オーロラビージョンをみてくれ」

彼女は、おそるおそるながめてみた。

オーロラビージョンに書かれていた

「ぼくと結婚してくれ」

「私みたいな普通のOLでいいんですか」

「君じゃなきゃぼくの妻はつとまわらないよ」

「指輪は、結婚してくれって指図さ」

そういって笑えむ社長だった。

そして彼女の家をたずねてみるとそこは普通の家だった。

彼女は社長を連れて入ってきた。

「あってもらいたい人がいるの」

「とうとう奥手の奈美が連れて来たか」

彼の父は喜んでいると名刺を差し出してみた。

「おまえの会社の社長じゃないか、冗談はよせよ、うちの娘は、行儀も躾もしてないんですよ、それでもいいですか」と聞いた。

「ハイ、彼女の作った肉じゃが食べて決めました」と答えた。

「うちの娘はそんな立派な娘じゃありませんよ」

「十分です」と答えた。

「わかりましたこんな料理を食べてよかったという男性が社長だったとして、わかりました」

そういって父親は認めた。

彼女は父に「父さんありがとう」と云った。

そのあと社長と父親は酒をくみかわして、「娘を不幸にしたら殺しますよ」とおどしていた。

明は、結婚式を品川プリンスホテルですることを告げた。

彼は、「招待客リスト」作りは、すべて済ませましたので、彼女の方だけ準備して下さい」と云った。

彼女は、まさかたった一日介抱したくらいでほれてくれる純粋な社長に、心うたれた。

そして彼女は、辞表を提出し、一心上のつごうで」といっていた。

彼女は、彼が、家を守ってくれる女性を希望していたので、辞表を出した。

そして、結婚式が近寄るにしたがって心がときめいていた。

それから、忙しい日々をすごし、彼女の結婚式のドレスの仮縫いに出かけ、少しずつ社長夫人への道を歩いていると思っていた。

彼女は、世界で一番しあわせなんだと思い、ほほをつねてみて痛かった。

それが本当と思い、「しあわせになろう」と思っていた。

そして、彼女に運命の日がやってきた。


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