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魔法使いは自衛隊で無双したい  作者: 賽の目四郎


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55◇地下射撃訓練

55◇地下射撃訓練

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学園から帰ると叔父が待ち構えていた。

9mm拳銃の弾を撃ち尽くしたので出して欲しいんだと。

かなり気に入ったみたいだな。

勿論、ウィンドエバキュレーターは使っているとのことだ。


「叔父上、どれくらい必要でしょうか。」


「そうだね。出来るだけ、あるだけ嬉しいけどどうなんだい?正直なところ。」


俺はちょっと考える。

9mm弾の召喚コストはかなり低いので千発くらいは余裕で出せる。

100発で70なので、1000発でも700だ。

俺の魔力は2500を超えるので3分の1以下だな。

だが、あんまり出すと歯止めが利かなくなる。

俺の本当の魔力量は叔父にも言っていないので少し少なめに見積もる。


「今のところ、一日300発が限度です。それ以上は次の日になりますね。」


「それでいい。一日100発くらいに抑えるから。」


それなら3日に1回出すだけで問題解決だな。

たまに俺や俺の護衛も撃つからそれくらいなら矛盾も無いだろう。


早速地下に降りて奥の扉を開ける。

今日はデビッドとザンドも連れてきた。


「今日は私の護衛の2人も撃たせてもらいます。やはり日々の訓練は必要ですし。」


俺はそう言い、俺自身の9mm拳銃も専用馬車の隠し入れから出して持って来た。

汎用の的を4個用意してもらい、横一列に並べて置く。

それぞれの正面に小さいテーブルを置き、シューティングレンジとする。

距離が10m程度なので的が大きすぎるが。


デビッドとザンドは予め渡してあった9mm弾を2箱100発出している。

俺も100発出して準備する。

叔父は300発出した中から100発だけテーブルに置き、後は扉の付いた棚に仕舞い込んでいた。


9mm拳銃のマガジンは9発だから100発で11回マガジンチェンジ出来る。

予備マガジンも2本配布してあるので合計3本のマガジンになる。

俺と護衛のは最初からマガジンに入っていた9発×3は余分なんだが、細かいことは言わないことにして撃ち始める。

ウィンドエバキュレーターの効果は、デビッド、俺、叔父、ザンドの順で音が大きくなる。

デビッドはさすがの魔法組で、ブローバックエアガンの大きめのBB弾発射音くらいしかしない。

決して無音ではないが、隣で撃っても全く気にならない程度だ。

俺で爆竹をバケツに入れて素早く地面に伏せた程度、叔父はかんしゃく玉を足で踏んだ程度、ザンドはちょっと耳に残るくらいだな。

ザンドには耳栓をする様に指示する。

叔父にも耳栓を勧めた。

俺とデビッドもゆるく耳栓をする。


まず各人1マガジン9発撃ってみる。

撃ち終わるとスライドストップのかかったままマガジンを抜き、テーブルに置いて的を見に行く。

的は直径が約1mで、同心円で4本仕切りがある。

かなり大きいが、これは元々魔法のアースバレット等の的だ。

中心は約20cmの円で入ると10点。

その外は40cmの円で入ると8点。

その外は60cmの円で入ると6点。

更に外は80cmの円で入ると4点。

最後は1mの全体で入ると2点になる。

的から外れると0点として計算する。

入ると言うのは、的に空いた穴が全てその圏内に入っているということ。

そこら辺は地球のルールと違うな。

地球の精密射撃のルールでは少しでも中心に近い丸にかすったらその丸の点数になる。

こっちは全部入らないとその点数にならない。


結果は俺が90点。全弾中心に命中。

デビッドが86点。2発10点円を外した。

ザンドは80点。10点が4発、8点が5発だ。

叔父はまだまだで、72点。10点が2発、8点が5発、6点が2発だった。

まぁ俺の場合は前世で実銃を散々撃っていたからなぁ。

でも、叔父の10mで60cmというのは数日しか撃っていないにしては当たる方だ。

本当に下手な奴は5m離れると人体標的にすら当たらないと言われているし。


マガジンチェンジをしてバンバン撃つ。

マガジン3本が空になったらせっせと弾込めをする。

3週ちょっと回るとほぼ100発撃ち尽くした。

的は俺のはほぼ全てが10点圏内、他は撃ち疲れてきたのか、最後の方は結構バラけていた。

さすがに400発も一気に狭い地下室で撃つと硝煙の匂いと煙が立ちこめる。

そこでデビッドがクリーン系魔法のフィルタリングを発動する。

フィルタリングは液体、気体中の一定以上大きい混入物質を除去する魔法だ。

高性能除塵機、濾過器みたいなもんだな。

みるみるうちに地下室の煙と匂いが薄れていった。

除去した塵埃はデビッドが指定したテーブルの上の紙の上に集まり、大豆くらいの塊になった。

デビッドはそれを紙で包んでポケットに入れる。

後で捨てるんだそうだ。

便利だな。

俺も習おう。


護衛の2人は銃装着の1本とスペアマガジン2本分の9mm弾は別途確保してあるので、それを込めてホルスターに収めた。

俺も自分の分は護衛と同じく確保している。

まぁ俺自身が出すんだからいくらでもズルは出来るが。

叔父は物足りなさそうな顔をしていたが、さすがに我慢して貰う。

今回出した300発中の100発を撃ったのであと200発は叔父の手元にある。

まぁ一気に使ってもいいが、追加は3日後でその間はおあずけだな。


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