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魔法使いは自衛隊で無双したい  作者: 賽の目四郎


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40◇量産試作

40◇量産試作

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父親に手持ち魔道銃の開発に成功したことを伝え、ガーソンに追加で5丁発注したことを報告した。

これが納品されたら合計6丁の魔道銃を持って6人で魔の森に行き、魔獣相手に試し撃ちをすると言う。

勿論、補助武器として魔拳銃は全員携帯、俺は魔長銃も携帯すると言うと父親は安心した様だ。


ついでに護衛詰所に隣接する様に銃器武器庫を作って貰う。

量が量だし、爆発性もあるので護衛詰所から少し離して6畳くらいの建屋を指定した。

土魔法で堅牢な造りにして壁の厚さは30cmくらいとし、内側には5mm厚の鉄板を張り巡らせてもらう。

ドアは厚さ10mmの鉄板で、蝶番も鍵も頑丈な物を付けて貰う様に言った。

簡単な図面も書いていたので渡すとすぐに手配すると言われた。

さすがに危機感は持っているんだな。


護衛詰所の射場では後の5人が代わる代わる手持ち魔道銃を撃っていた。

とりあえず撃つ者は防護メガネと耳栓、厚めの革手袋に加えて金属鎧の胸から上を着ることを義務付けた。

ヘルメットも被り、腕も覆う上半身フル装備だ。

今後もっと簡単な作りの手持ち魔道銃用ウェアを作ろう。

ガーソンの細工を信用していない訳ではないが、相手が品質の安定性が不明な発火魔石なので用心に越したことはない。

産地や採掘深さで発火量が違うかもしれないしな。


その間、俺は護衛20人用の89式をせっせと召喚する。

ハンスの分は俺が余分に召喚したもので間に合う。

89式20丁は召喚魔力@500なので一日2丁で1000、スペアマガジン各4本合計80本は召喚魔力@30なので一日8本で240の合計1240。

これを10日間連続でやって20組揃えた。

次は5.56mm実包は召喚魔力@160(100発)なので一日8セットで1280で800発。

各員500発×20人分なので10000発を出すのに13日かかった。

89式用ドットサイトは召喚魔力@150なので一日10セット。

20セット出すのに2日で出し切った。

これで1ヶ月ちょいで護衛20人分の89式がフルセット揃ったことになる。

俺の部屋の隅に89式が小山になった。

その間に護衛詰所の隣に武器庫も出来上がっていたのでそこに運んで入れて貰う。

鍵はマークと魔法組の3人、ハンスと父親に持って貰った。

勿論、俺も持つ。


揃った次の日にドットサイトを付けた89式20丁と5.56mm弾200発と的を馬車に積み、マークとスティーブを連れて練兵場の向こうの河原射場に向かった。

20丁の89式のサイトインをする為だ。

見分けが付くように、89式本体とドットサイトには白い塗料で大きく番号を書いておいた。

護衛に配布する場合も番号で紐付けておけば分かりやすいしな。


89式のサイトインはもはや慣れたものである。

スティーブにウィンドエバキュレーターを任せ、俺は撃つだけに専念した。

一丁あたり5分で終え、20丁合わせるのに2時間かからなかった。

勿論、アイアンサイトとドットサイトの両方とも合わせてある。

ドットサイトのリチウムコイン電池はドットの輝度にもよるが、50時間程度は持つだろう。

予備も4個あるので250時間分だな。

単独でコイン電池が入手出来ないので全部使ったらドットサイトを再召喚だ。

小まめにスイッチを切る様に指導しよう。

電池交換も出来る様にしないとな。

まぁ最悪アイアンサイトでも狙えるからあまり心配はしてないが。

ドットサイトのレンズが壊れた場合の取り外し方も一回やらせてみるか。


その翌日、ガーソンが手持ち魔道銃と鉛玉を作る工具と鉛の塊と溶かす鍋のセットを5組持って来た。

弟子に任せる訳にはいかなかった様で、ガーソン一人で作ったということだ。

鉛玉も各人が自前で用意するのが習熟には良いので用意して貰った。

発火魔石粉もハンスに作り方のレシピを書いて貰い、発火魔石を砕くところから覚えて貰う。

木炭は領都に炭屋があるのでそこから購入出来る。

一般人は木炭を火鉢の様な器に入れてそれで料理をするのだ。

家の中で薪を使って料理をするのは危険だし火持ちも悪いので、使い勝手の良い木炭は人気だな。

さすがに貴族家では加熱の魔道具があるので木炭は使わないが。


手持ち魔道銃用のプロテクタも作っておいた。

顔を覆うのは言わずと知れたペットボトル製の透明マスクだ。

用心に2枚重ねにしてある。

少し見えにくくなるが、20m先の的を狙う程度なら問題無い。

それに耳栓、革手袋、厚めの皮のヘルメットと、アメフトのプロテクターみたいなへそから上を覆う革鎧だな。

とにかく暴発爆発の事故は常に付きまとうという前提で装着は必須とした。

勿論、俺用の少し小さいサイズの物も用意して貰った。


俺も含めて6人を3組に分けて代わる代わる撃つ。

先込め式の装填に時間がかかるのを補って弾が途切れない様にする工夫だな。

信長もやっていた戦法だ。

だいたい1分置きくらいに発射出来る様になったので、20秒インターバルといったところだ。

これを連続で1時間続けるとさすがに疲れる。

でも一人当たりたったの60発だ。

89式なら30連マガジン2本なので1分以下で撃てる。

これなら領外の無頼漢どもが魔道銃で攻めてきても何とかなるな。

領兵の撃つ手持ち魔道銃に混ぜて護衛の20丁が火を噴けば自ずと勝敗は決まる。


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