ールキナ怪異奇譚
旧神というのは、あなた達は、ご存知だろうか?あなたがたが、今、祀っているあの旧神とは、旧い神々という意味ではない。
それは、はるかな神話の時代。まだ大地が生まれていなかった頃、混沌の中から生じて、数々の神々と土地を生み出した始まりの神々のことさ。
北欧神話のオーディンやギリシャ神話のゼウスよりも恐ろしい負や畏怖を振りまく存在、それが旧き神々だ。
そして、旧き神々は、人類が誕生すると、その歴史の影で常に人類を苦しみさせ続けてきた。
しかし、人類が歴史の主役になると、旧き神々は歴史の舞台から姿を消してしまった。
いや、影の奥底で人間たちを殺し、生贄とし、ある時には、力を魂を代償に力を貸した。それが旧き神々が人類に与えた祝福であり、呪いだったのさ。
そして、現代。旧き神々は、目覚めの時を迎えた。それは、神の時代が終わる時に起きる、世界の終焉の日であり、また新たなる神話の時代の幕開けでもある。
その旧き神々の代表こそ仁科ルキナの母親である。
一代で巨大な富を得て空間に様々なダンジョンー異界ーと言われるものを築き、仁科家という組織を創り上げた人物。
そして、その仁科ルキナの片親は、旧き神々グレート・オールドワンの一柱であるセファールだ。
セファールは、暗黒の巨大な月に住み、新しき神を拒み続けてきた存在で、その名のとおり邪神であり、全ての怪異の神である。
だから、新しく生まれた神は、ルキナを通し、セファールの暗黒の力と言葉を学び、神の力の一部を取り戻したのさ。
そして、そのルキナは、正式に神を宿す器となったのだ。
しかし、そのルキナが、なぜ仁科家の人間になったか? それは、仁科家という旧き神の血筋、優秀であり、旧き神々の教えを実践してきた特別な家柄の人間たちがいたからだ。
彼らは、古くから邪神であるセファールの力と言葉を伝えられ、神を宿す器を作るための訓練を受けていた。そして、ルキナも同じく神を宿す器として育てられたのだ。
だから、仁科家の御方、ルキナの母親は、ルキナをその身に宿し、正と邪の強力な力を得た。
そして、旧き神々は、新たな神を敵視し、ルキナという神を宿す器を利用し新たな紙に対抗することにしたのだ。
しかし、仁科家には、問題があった。それはルキナは、とても純粋ながらも宝石や財宝が好きというデメリットがあり。
それで、ルキナの母親は、ルキナに財宝と秘宝【マヨイガ】を与え、それを報酬とし憎き神に力を貸すことにした。
しかし、それだけじゃ弱い。そのため仁科家ルキナは、その神を宿した神器を作る技術を開発してきたのだ。
そして、現在仁科家のルキナは、人間ほどの知識とマヨイガをみせにした摩訶烏屋、そして、神を宿した器である秘宝と財宝を集めまくる、もちろんグレート・オールド・ワンの母と父に負けず劣らずに神力を持つルキナだが箱入りすぎて使い方がわからない。
そして、現在ルキナが守り続ける秘宝と財宝は、マヨイガである摩訶烏屋を通じて日本中から依頼が殺到する、異世界帰りの奴隷、砂猫神から派遣されたの四人娘、追放された聖巫女、そして、龍の王フィンを纏める龍の王、その龍の王フィンが乗るドラゴンを討伐することができれば、ルキナの持つ秘宝と財宝を貰えるという噂になっている。
そして、グレート・オールド・ワンの神々は、それを利用して人間と結託し新しい神話の時代を造るか?それとも旧神やルキナを味方につけて、神の力を手に入れるか、貪欲の塊である人間たちは、ルキナに連絡しようと試みようとしたが元聖巫女であるロナに叩き潰され、ロナは、それを感謝し伝説の秘宝と財宝を集めることを使命としている。
そして、仁科ルキナが行っているのは、人の業を超す所業である。その神器を使い旧き神々の力を利用し、新たなる神話時代を創ろうとしている。
もう裏宇宙の神、大鳳聖神は、ルキナとのコンタクトを全ての次元の神々に呼びかけている。
しかし、ルキナとコンタクトが取れる神などいないだろう。なぜなら、大鳳聖神の力を持ってしても、摩訶烏屋への次元の壁は破れないのだから。
そして、仁科家という組織は、旧き神々の器であるルキナを利用しながらも商売を良きとし、資金を集めている。
それは、ルキナが神を宿しているのも関わらず、仁科家の人間をまるで崇拝するかのような態度をとる信者がいることだ。
そして、その仁科家は、莫大なる富を得ており、旧き神々からの多額の依頼料で財政は国の一握りの人間もルキナの存在に気づいていない。
だから仁科ルキナという女は、聖巫女、ドラゴンマスター、砂猫神から派遣された四人娘、摩訶烏屋の頂点に君臨するグレート・オールド・ワンの神々や悪魔をも凌駕しかねない力を宿した存在なの。
一見、駄菓子屋にしか見えない我ら摩訶烏屋は、ある猫と喫茶店から貰う、魔法の言葉でしか入ることが出来ない、たまに間違えて困り果てた罪から悩みを持った可愛らしい子供も自分から入ってくる
そして、他の行政関係の人間もあの手この手で摩訶烏屋に入り込もうとするがそれを止めるのは、我ら摩訶烏屋の従業員たちである。
ルキナは、とても純粋かつ最強、何千万もの封印をかけているので、ルキナが望んでいない限り入ることは出来ないのだ。
そして、摩訶烏屋は、基本的に従業員は四人でやっているため他の人間が入る隙がない。しかし、たまに子供や悩める人たちのために店を開けてやる時がある。
それは、悩みを持った人間を哀れんでのことではない。
【力持ちであり、興味津々で正義を振り回す子供と、その力をなんとか利用しようとする人間と守ろうとする人間】
そう摩訶烏屋は、そんな子供がたまに来るのさ。子供は、みんな純粋無垢で好奇心旺盛だ。大人では思いもよらないような行動を起こすので摩訶烏屋の従業員たちはとても困ってしまうが、悩みを持った人間は、悩みを解決する方法を教えて貰おうと高い金を払おうとするし駄目ならスカウトし、自身の悩みが軽くなったりするので感謝してたりしている。
ルキナは、そんな従業員たちにいつも感謝をしている。だから、摩訶烏屋は、平和なのだ。
しかし、そんな可愛らしい彼女も神々や悪魔、グレート・オールド・ワンの娘、御前の悩みは、普通の子供とはわけが違うだから摩訶烏屋には、元聖巫女のロナや大鳳聖神は、なにか企んでいるのかは、解る現在のルキナの年齢は、15歳、1000億ほど年月が経つとやっと1歳増える感じだ。
だから年齢にすると一京……超える……。
そして、ルキナは、摩訶烏屋に依頼をしてくる人間から依頼を受ける。それは、旧き神々が封印したダンジョンの攻略や神器とその技術の提供など様々で、仁科家もそれを利用しようとしている。
しかし、そんな仁科家の人間は、下級精霊や獣人、異世界の生き場所がなくなり、神器を求めて摩訶烏屋にやって来るがそれは、ごく一部である。
ルキナは、自分がやったことは間違っていないと信じているし仁科家の人間もちゃんとルキナを崇拝していると思い込んでいるのだ。




