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赤口花

プロローグ


「ねぇきいた?あの噂?」

「噂って何?」

「赤口花の話よ。」

「何それ?」

「えっ知らないの!?この学校の生徒が時々行方不明になるって話。」

「だからその、赤なんとかってなんなの?全然分からないんだけど。」

「あのね、何かの質問された後全員無惨な姿で死んでいたとか?隣のクラスの……さんも、この前の月曜にいなくなっていたらしいわ。」

「それって本当なの?」

「わかんないわ。だって噂だから……。」


私は友人からその話を聞いたあとすぐにこの話をネットで検索してみたが、何も引っかからなかった。本当にただの噂話だった。でも、なぜか私の周りに変な噂が広まっていくことに恐怖を覚え始めていた。


「ねぇねぇ、聞いた?赤口花の話。」

「あぁそれね!なんか最近噂になってるよね。」

「でもさ、あの事件ってもう数十年前の話だよね?なんで今になってそんな変な噂が広まってるの?」

「確かに遭遇した相手は、頭が花のように開いてたんだよね。」

「う、うん……そうだけど……。」

「それってさ、まさに赤口花だよね。」


私は友人が口にした言葉に背筋が凍った。そしてその瞬間、私の頭の中に最悪の結末が浮かんだのだった。私が知っている範囲での赤口花は2人しかいないからだ。しかもそのうち一人は、私の友達で虐められていた、其れも相手にうらむらにしようとしたのでボコボコにして彼女の前に謝らせたなぜあのとき私は、一ヶ月帰国なんかしていたのか……


聖奈姉は、後悔しても死んだ相手は、帰ってこない其れは、私は思う。だから私は誓ったこの学校からこの噂を、全て消し去るそう心に強く決めたのだった。




第一章 その事件と噂の始まり


「ねぇ、知っている?赤口花の話。」

「なにそれ?その赤口花ってなに?」

「その関係だとなんかさ、最近その話ばかりだね、それでこの間いじめに合ってた……さんとのことでボス格の人と喧嘩してボコボコにしちゃったんだって?」

「う、うん……その人って蘭さんの親友の子でしょ、なんで虐めにあったのお人好しが理由って聞いたけど。」

「なぁ、その赤口花って何なんだ?」

「知らないの?赤口花って、この学校で昔あった事件なのよ。なんでもいじめていた女子生徒が何人も行方不明になって、しかも全員頭が花のように開いて割れて死んで発見されたらしいのよ」


寝ぼけ眼で車で送られてきた、仁科ルキナは、眠そうにしながら学校へ登校していた。


「ふあぁ……おはようございます。」

「おはようルキナちゃん!今日も眠そうだね。」

「はい、昨日も夜遅くまで作業してたもので……ふぁあ……。」

「そうなんだ、頑張ってるね!」

「はい、ありがとうございます。」


友人の蘭と頭の上に花の蕾?が生えている女の子のアミが挨拶してきた。


「ねぇ蘭、確かこの学校にさ赤口花ってあったよね。」

「うん……あるね、それがどうしたの?」

「実は今朝聞いた話なんだけどさ、その事件の犯人って自殺したらしいんだけど、なんか死体をぐちゃぐちゃに解体して食べてたらしいよ」

「なにいってるんですか、アミさん【赤口花】ですよね?それも成体の形で、この一ヶ月の間に何があったのです」

「でも、噂ではそうらしいよ。」


誤魔化そうと慌てながらするアミが話していると、蘭は何かに気づいたのか急に顔色を変えたのだった。


「まさか……そんなはずは……」

「アミさん、あなた一回、蘭さんがいない間にある人にひどいイジメにあい死にかけました、其れが関係してるんですか?あの事件の話をあまり触れて欲しく無いんですか?」

「う、うん……まぁね。」


蘭は、アミに一様聞くことにしたのだった。


「もしかしてですけど……」

「少し座ってもらえますか?」


隣の机に座らせアミの頭の花を、見ながら話し始めた。


「つまり……赤口花に願った女の子があの事件の犯人だったと?」


アミは頷くと蘭は確信したのだった。


「その通りですね、代わりに虐められたの主犯格の人も頭が割れて死んでいたみたいですし」


「じゃあ噂自体が嘘ということですか……。」


「赤口花じゃなくってほんとうは、ブラッディ・アラクラウネだったんだけどね、なんで赤口花なの?」


「やっぱりさ、私が赤口花なんかに願ったからだよね……。」


アミは蘭が優しく慰めていたとき教室の扉が急に開き、慌てていた様子のルキナが入ってきたのだった。


「ねぇ!今聞いた?この学校でまた行方不明者が出たらしいのよ!」

「あらら、いじめてたひとってあとなんににんいますか?」

「えっとね、いじめられた子だけでも10人弱くらいかな?しかも全員が行方不明になったらしいわよ!」

「あら、とても業が深いですね?後悔しても遅かったってやつですね?相談代、普通なら100万貰うんですけど親友の頼みです、なんとか今日で解決させてみましょう、それじゃ放課後ですねー」


「あいあい」『うん、わかりました』


それだけいうと、アミの花に肥料をあげながら蘭は教室を蘭とともに読書を始めるのだった。


「あの噂本当だったのね……」

「そうね……私は信じたくないわ」


その頃、学校では各教室に校長と担任の先生がやって来ていた。


「皆さんに悲しいお知らせです。今日うちのクラスでいじめに合っていた生徒が亡くなったそうです、名前は櫛灘 愛美さんです、皆さんは彼女がこれから幸せになるように祈ってあげてください」


それだけいうと教室を出て行き授業が始まったのだった。

アミ達のことを教室で噂のことを話していた噂好きの3人の少女。


「ねぇ、さっき蘭さんとルキ様がなにか話してたよね?もしかして!」

「う、うん……たぶんそうだよ……。」

「あの事件の原因はもう分かりましたから」と

「ねぇ?さっきルキ様が言ってたことって本当なのかな?」

「うん……多分だけどイジメてた……ちゃんが赤口花に……見ないふりしてるけどやばいよね?業が深すぎだね、私もルキちゃんに助けられた口だけど」

「あー私もわたしもー」


少女たちは、わいわいと話していたがふと嫌な予感に襲われたのだった。


「ねぇ……なんかさ、さっきから誰かに見られてる気がするんだけど……。」

「そんなことあるわけないでしょ?」

「そうよね?私達の気のせいだよね」

「でも気のせいじゃないよね……怪異被害にあった時こんな事あったもん、近い内また誰か死ぬんじゃない?」


頭に蝶のかんざしを付け長く綺麗な黒髪の少女にどなるようにいい、アミの机をドンっと叩いた。


「ちょっと!今なんて言ったの?」

「あれれ?盗み聞きかな?アミさんを追い詰めたのってあなたですよね?」

「な、なんでそれを!」


片方の髪をまとめ、腕に勾玉の数珠を巻いている女の子は、アミの机をドンっと叩いた。


「あれれ?なんで知ってるかって?それはですねー」

「ちょっと!二人ともやめてよ!喧嘩しないで!」

「うるさい!あんたなんかに何が分かるのよ?」


頭に椿の髪飾りをしている少女は、アミが机に置いてあった花瓶を優しく撫で……


「業を裁く神は、あなた達みたいなものを許さないそれだけです、白き炎で我が身を焼かれればいいのですよ。」

「な、なにいってんのよ!そんなの……って?えっ?」

「……あの……あなた、誰と話しているの?なんかブツブツと校長達の話が終えたら話し始めるしこわかったよ?アミ?」

「おい!なにやってんの!早く行こう」


眼の前にいるに言われ、悪夢から覚めたようにあたりを見渡した。


「あ、あれ……私なにを……。」


チャイムが鳴り授業が始まり静かになった、教室にいた生徒は皆それぞれ赤口花事件や眼の前の櫛灘愛美のことを考えていたがふとルキアを見る。



「なにか?どうかしました?」

「あれは、現実なの?」

「もう一つの現実です、もしもあなたが最後いじめを見かねて守らなければ残りの九人のように血吸薔薇に変わっていたかもですよ?」


ルキアは、それだけ言うと前を向いたのだった。


「そんな……」


アミ達は授業を受けているなか愛美の事件の真相を知るものが教室の入り口でぶつぶつとなにかを話していた……それが誰なのかはもう分かっていた。そうこうしている間に時間は過ぎ放課後になった。


アミ達は屋上に集まっていたがその場にいたのは、元いじめっ子の九縫 美流だった。


「あれ?あんた達なんでここに?」

「それはこっちのセリフよ!……であなたは、なにが目的なの?」


アミがそういい美流に聞くと、美流はこう言い返した。


「私ね、あなたと友だちになりたかったの、蘭さんと楽しく話すあなたを見て羨ましいって思って、それで話しかけたらもしかして友達になってくれるかなと思ってさ」


「あなたって……いい人ね」

「えっ?」


美流は、アミに唐突にそんなことを言われ驚いてしまった。そんななかアミ達は屋上で話し合っていた。


「あのさ、赤口花事件てなんで起こったの?私何も知らなくて……。」

「うん、私も知らないよだって、でも私が死んだ後、赤口花に願った子がいるって噂で聞いたの。」

「その願いがあの事件を引き起こしたってこと?」

「うん、多分だけどね……」


アミは、少し考えてから美流の方を見てこういい始めた。


「ねぇ、あなた……いや美流ちゃん、あなたでしょ、赤口花を呼び出した、業の木の神たちに頼み九人の魂を生贄に捧げたの。」

「アミさん?それはどういう……」


蘭が言いかけると、美流は笑い出しながらこう言い返した。


「あはははは!なんで分かったの?」

「あの事件を聞いたときあなたはこう言ったの『業を裁く神は、あなたみたいなものを許さない』残りのあなたを含めて10人って意味じゃない?」

「凄い!本当にそうだよ、私が赤口花に願ったのは罪人九人の命とその罪を裁く神を呼び出したかったからだよ。」


美流は、そういいながらアミ達に近づいてきたが蘭が前に出てこう言い返した。


「怪異として産まれ変わっちゃったんけど赤朽葉華恋って名乗ればいいでしょうか?」

「へぇーそうなんだ、マジで?この魔導書凄いんだね?『エイボンの魔導書』」

「ルキちゃん、ブルボン?」

「違う、エイボンです、このばかちん、生き返らす魔法や悪魔を呼び出したり、体の一部を失った人に再び生やしたりすることが出来るよ」

「へぇーそんな凄い魔導書なんだ。」


アミは、関心しながらルキアの話を聞いていたが美流は、話を続けた。


「ラテン語、訳すの大変だったわ、レンタル料1年分だし」

「へぇー……って!ちょっと!」


アミがそういい、美流を殴ろうとしたが後ろにいた、もう一人の女の子が止めた。


「ねぇ?もういいでしょ?美流ちゃん」

「うん、いいよだって私もう死んでるし……。」

「その本は、どこでお借りしたんですか?ミルさん?」

「何処かの道に迷ってね?そしたら看板が出てたの、この魔導書はお客様を導くためのものですって、店は、閉じてたんだけど机の上に置かれていたの」


ミルと呼ばれた少女は、そういいながらアミに本を渡した。


「はい、どうぞ?私にはもう必要ないものだからさ」

「ありがとうございます」


蘭がお礼を言うと美流は屋上から去った


「ルキナちゃん、貸したの?」


「Nonne vires tuas praebes?(力を貸してあげたのですか?)」


『Necessarium putavi(必要だと思ってやった)Ignosceすまない


ルキナは、魔力を込めたラテン語で本に語りかけるが本からは、


「Sic erat delectus, pulchrum esse murmuris(私はただ頼まれただけ)」


と心に響く声が返事が帰ってきた。




ルキアはそれだけ言うと本を閉じた。


『Non est medicina,necessarium est pharmacis.(私は医者じゃない、薬剤師だ。)』


『Sed sine lege metus aperiens, delectus est medicinis.


(だが、この魔導書は、人を癒すことの出来る本だ。)』


「でも命1年分では、かんぜんには足りませんよ、怪異として生き返らせたのでしょ、9人の魂を食べながらも」




「ええ、でもその怪異は本が魂を喰らった相手しか殺せないわ」


蘭がそれだけ言うと美流の話を思い出していた。


「そういえば彼女は、最後にこう言いましたね?『あの事件を起こしたのはあなたみたいなものを許さない』って私もそう思っていますよ。だって同じ私の友達を』




「Avon, ars resurrectionis Hic claudite


(エイボンよ、生き返りの術をここにしめせ)」


ルキナがそういいながら魔導書を開きあるページを読むと、そこには……。


『Post Materia Mundi post mortem, ars eius locus, aperire fata sint(死せる者よ、再び蘇りその魂を天へと導け)』


「Agnus Dei erit requiem tuorum sint(神の御名において彼の者に安息を与えんことを)


Virtutem dei mei traho et mysteria pario et vetito, magnum fructum aureum.


(我が神力を吸い秘儀を、禁忌なる、偉大なる黄金の果実を産む)」




ルキナの身体から黄金の光が天に登る勢いで立ち上り、魔導書に吸い込まれて行き。


『Auxilium Dei renasce in gloria delictos……


(再び偉大なる神の御業を……)』


「Dum spiro spinet, fama…… Fugit……Et exaudi orationis……


(大いなる炎よ、戒めを 解き放ち契約せよ)」


「Amen, amen, amen, amen. Agnus Dei erit requiem tuorum sint


(神の御名において彼の者に安息を与えんことを)


Virtutem dei mei traho et mysteria pario et vetito, magnum fructum aureum.


(我が神力を使い大いなる炎を導き契約せよ)」


そういい、魔導書は、輝き、夕日を明るく黄金に照らし出した。


「ねぇ、あれ!なに?」


アミが屋上から見えるほど高く燃え上がった黄金の炎を見てそんなことを言っていた時、ルキアは蘭にこう言い返した。


「だから言ったでしょ?魔導書の本領は、人を生き返らすことです」


「それじゃ……まさか……」


「完成しました、黄金のリンゴです」


「Diu est quod habui potestatem Dei, sicut erat delectus.


(黄金の神よ、彼女に祝福を、罪を償いし者に安息を死の記録。ここに消す)」


ルキアは、そう言い終わると黄金のリンゴを手に取り林檎を手で砕くとアミの身体が光り輝き……




始まりの終わり




あれ以来、赤口花の怪異の噂は、なくなった。


「ねぇ?生き返ったのになんで私光合成できてるのかな?」


すっかり、元の人間の姿に戻れたアミがルキアにそう聞くとこう言い返された。



「あなたは何を言ってるんですか?私はフルの状態で神力使って魔導書の力を使ってるのですよ?術者は私です、魔導書はただの媒介にすぎないんですよ、媒介なかったらただのぽんこつですし、少し混じっても文句言わないでくださいね?それに人間に戻ったとはいえ、あなたの身体はもう怪異化してますし」


「えっ?どういうこと?」


「簡単に言うと、あなたの身体は、半分亜神で半分は植物です。だから寿命も長いですし、不老不死に近い存在ですよ」


ルキアがそう言うとアミは、こう言い返した。




「ルキアがお金を取らないなんて珍しいね?もしかして惚れちゃった?いいよ、一緒にいても!」


「な訳ないじゃないですか!何を言い出してるんですかあなたは……」


「アハハッ冗談だってぇー」


蘭の冗談に呆れながらルキナはこう言い返したのだった。


そんな二人の様子を遠くから見ている影が一つあったそれは美流だった。


「……しっかり貰ってるでしょ?九人分の汚いものと欠片だけど……」


美流は、そういいながら微笑みその場から姿を消したのだった。




そして、7月になるとテスト期間に入ったため、アミ達は集まって勉強会をすることにした。


「ねぇ?みーちゃん勉強教えて?」


「自分でやれ」


アミが甘えるように聞くと即答で美流の返事が返ってきた。


「あの……私も勉強教えてほしいんですけど……。」


蘭が申し訳なさそうに言うと美流はこう答えた。


「うん!いいよ!」


「おい、蘭を甘やかしたらだめですよ」


ルキナが口を挟むとアミもそれに同意するようにこう言った。


「成績一位の誰かがなにか言ってるよ?蘭さん?」


「アミさん?喧嘩売ってるんですか?いいですよ、買いますよ」


「二人とも勉強しないの?もう!ルキナは、何してるの!」


「必死に勉強してる皆さんの顔を見てお菓子食べてます」


「あほ!」


ルキナは、蘭にそう言われながらお菓子を食べているのだった。


ーーーーーーー


怪異手記①赤口花〈Flos ruber〉


特徴


赤口花は、10人の魂を贄にして呼び出された怪異でありその怪異としての格は高く強いとされている。しかし、彼女は不完全な状態で召喚された為、本来の力を出し切れずに九人分の命と一欠片の思う魂の欠片ででようやく完全な姿になることができたのち、櫛灘愛美は、混じり物あるものの復活する人間と変わらない。



使われたアイテム


エイボンの魔導書


黄金のリンゴ



赤口花〈Flos ruber〉





アクティブスキル


蜜生成=傷を治す効果のある蜜を作る


蔦の茨鞭=茨の蔦で攻撃


ローズ・スピア=バラの花の棘から衝撃波を飛ばす。




姿=頭が開き、全身口になっている人のような姿をしている。


特徴 赤口花の姿は、頭が開き、全身が口の中に見える人が全身を露出するように人を食った姿の怪異である。また別名は『口女』『食らう者』『異次元の薔薇』とも呼ばれており人を食うことで自身の力を上げることができるため好んで人を食べるがその行為に罪悪感はなく、むしろ食事を楽しんでいる。


赤口花は人を食うことで力を上げるが、それは人を食べることではなく、人の魂を喰らうことで力を溜めることができるため、怪異として格は低くともその実力は強いとされている。またこの怪異の厄介なところは人を食った分だけ強くなれるという旧神Baselの眷属、宇宙に咲く花と言われており、その花には神をも殺す力を持っていると神話に語り継がれている。


ーーーーーーー


後日談


「うん、なかなかいい出来ですね」


今日あったことをまとめ終えエイボンの書を棚に戻して、摩訶烏屋閉店時看板を中にいれる。


「にゃー」


窓から朝見かける猫が入ってくる。


「和みますねぇ」


「にゃー?」


ルキナは、そういいながら猫を撫でるのだった。




「お嬢様、ご飯出来ましたよ」


そういいながら、和服の少女がルキナの手を引っ張った後の前に晩御飯を置くのだった。




頭に蝶の髪飾りを付けた少女は、ルキアにこう言った。


それは、食事を食べ終わった後だった。


まるで仕事を終えたのかリラックス気分に寝転がった和服の少女は、そんなことを言い始めたのだ。




「姫様、エイボンの書を持ち出したあの子は、裁かなくてよかったのですか?」


美流のことは……とルキナは、そんなことを言いながら、食事を終えた後、そういいながら美流のことを思い出していたのだった。

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