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イツマデ、イツマデ

イツマデ?イツマデ?



怪異、それは人の負と呪いの感情が重なって生まれる、怪奇現象の権化。

そして、神隠しは人間がある日突然姿を消すことを指す言葉だ。

そう考えれば、怪異が人を攫うという事例は枚挙に暇がない。

「でも、神隠しなんて本当にあるのか?」

「さあ? 私は聞いたことないけど」

高校生のバイト兼助手の西宮 琴音は、同じ

探偵で無精髭を生やした保坂 優人は、そう問い返す。

「神隠しって、大体は山とか森で遊んでいた子供が迷子になって、そのまま見つからなかったりっていう話じゃないの?」

「いや……それがそうじゃないんだよ、西宮ちゃん」

探偵の保坂 優人は、ノートPCを立ち上げてカタカタと操作していく。

そして一枚の紙を机に置いていった。

「これは、ある大学生時代の後輩かた手紙なのだがこの手紙をもらって以来、姿形もみることができなかった、そして彼が追っていたものは、「いつまで」という、都市伝説にまつわるものだった」

「いつまで……?」

ノートPCの画面を横から覗く。

そこには、住所と一人の男の人の名前が書かれていた。

「宛先は、多田野……光一?」

西宮がそう呟くと、部長の保坂は頷いた。

「この手紙によると、その多田野は、ある日、ある鳥のような、人の顔を持つ鳥の怪物に、【いつまで】と言われたらしい」

「ある鳥のような、人の顔を持ち話す怪物……?」

西宮はその言葉に反応し、もう一度ノートPCの画面を見た。



「これって、もしかして……」

「ああ、おそらくは都市伝説にある『化け物』なんじゃないかなって思うんだ」

「いつまでか……ん、んん……またあの子に聞いてみようか……」

【ん、んん】は、悩んでいる時にでる、ある刑事モノで影響されて西宮がつけた、口癖である。

将来は、有名な探偵か、刑事になってみたいという夢がある。

「あの店に相談してみる?」

保坂さんとコンビを組む探偵の愛奈さんが私に聞いてくる。


「うん、でも協力してくれると思いますか?」

小声で愛奈さんに言う、あそこの店主ちゃんは、とても消極で面倒くさいことには、首を突っ込まないと聞く。

去年、西宮は、たまたま彼女に境地の所を助けられ今いるのだが……

「まあ、一応聞いてみなさい、接触嫌うからね?きほんあの子」

「ん…んん……はーい……」

そして私は、しぶしぶ一人で車に乗り店に向かうことになるのであった。

「いらっしゃいませー」

店に入ると、いつもの可愛らしい、その隣には、バイトの雪ちゃんが二人でゲームをしている。

【摩訶烏店 店長 仁科 流輝奈】ちゃんがカウンターにゲームをしながら座っていた。

「あの……相談したいことがあるんだけど……」

「ん?なんですか?西宮さん」

私は、ノートPCを取り出し、怪物の都市伝説を彼女に見せる。

すると彼女は興味深そうに画面を覗き込んできた。

「これ、知ってる?」

「いつまでですか?はいごそんじですよ?この怪異なら知っています、調べたことがありますから」

「本当!じゃあ教えてくれない?」

西宮は、食い入るように彼女を見る。

彼女は、そんな視線に少し引き気味になりながらも、話し始める。

「ただで情報を上げるのは、少し癪に触ります」

「うっ……それは、もちろん報酬は払うよ!いくらくらい?」

「お金は、そうですね……前金で百万、行方不明になったとしたらその5倍は欲しいですね」

「百万……わ、わかった……」

私は財布からお金を出そうとする。すると彼女は、私を止めた。

「ただしあなたが、払う必要は、無いですよ?払うのは、行方不明になった人だけ」

「えっ……それって……」

「そう、その多田野さんという人に払ってもらいます、私は、ただ情報が欲しいだけですから」

……名前を教えてないはずなのに、ルキナさんは、多田野 光一の名前を言い当てた。

「なんで、わかったの?」

「それは、ヒ・ミ・ツですよ、乙女に秘密はつきものですから」

ルキナは、そう言い微笑する。

「それでは、どうしましょう、その多田野さんの家に行きますか?それとも、その神隠しのあった場所に?」

「うーん、じゃあ……白里さん、どうしますか?」

ルキナは、カウンターに座ってゲームをしている店員の白里さんに話を振る。

「ん……んん……ああ……」

彼は少し考えてから、ルキナに言う。

「……ん……面倒事は、あの従兄弟の姉ちゃんに言われたんジャなかったん?るきなたん」

「ま……まあそうなんですけど……」

ルキナは、少し言いづらそうにしながら言う。すると白里さんは、ゲームから顔を上げて言った。

「調査は、あの興味津々ナあのギフテット呪いてんこ盛りの小娘に任せればヨカない?るきなたん」

「ああ、なるほど!その手がありますか!」

彼女は、名案とばかりに手を叩いた。そして私に向き直る。

「では、後日代わりのものを探偵屋さんのところに派遣いたしますね?これどうぞ」

御札を一枚机に置かれており、【十万円】と書かれた

紙が添えられている。

「え、ちょ……ちょっと待って!調査をするのは?十万円って今持ってないです、ん……んん……」

「ローン払いでもいいですよ?まあ、ここの支払いは、探偵さんに言って白里さんの給料から天引きしておきます」

彼女は、御札を封筒にしまい込み、強引に押し売りつけた……。

なるほど愛奈さんが関わりを

持とうとしないのもわかる。

依然の妹さん、聖奈さんの怪異事件の解決した報酬を数千万と払わさられたとか……

「では、また後日」

私は、ルキナさんに見送られながら店を出ることになった。

そして、白里さんという人……。あの人があの店の店員で大丈夫なのか?と心配になるのだった。

「ん……んん……」



「始めまして、仁科ルキナ店長より派遣されました、神守 マモルです」

「俺ちんは、白里 龍飛ダ、コイツのおもり役な?」

「ん、んん……よろしくお願いします」

育ちのよさそうな少女神守さんと握手をする、隣りにいる愛奈さん城里さを見てとても怪訝そうである。

ハンサムだけど少し気怠そうな白里さんは、私に言った。

「で?調査は、どこまで進んでるんだ?あのおっさんは、どこ行っタ?愛奈たん」

「えーと……それが……パチンコに……」

愛奈さんは、白里さんに話した。

すると彼は、少し考えてから言う。

「相変わらずダナ、あのオッサンは、まあ、その神隠しの場所にマズ行ってみるカ?」

「そうですね……じゃあ道具の購入を」

人差し指をツーと何も無い空間に下に流しながら言った。

「おいマモル、いつも言ってるダロ?そうやって人差し指を流すのはやめろッテ、無駄な霊力なムダ遣いだ、自然に使えるようにシロ」

白里さんが神守さんを小突く。

そして彼女は、あははと微笑んだまま口を開いた。

「まだ慣れてないのですから仕方ないですよ」

「まあ、いいケドな?マモルは、まだ新米だから仕方ナイか……」

マモルさんはそう言ってから、空間にうつる店内の棚にある商品を見ていく。

「ん……んん……これってどういうしくみなんですか?」

「ん……んん?ああ、それはな……」

白里さんは、商品の説明を始めていく。

まことさん曰く、あのお店は、ただの骨董屋ではないらしいのだ。

「つまりこれも商品ってことですか?」

私は、棚にあった小刀に指をさし言った。

「あー、これは、ある廃れた神社からおれちんが、ちょろまかした御神体の刀でナ、切れ味抜群ダゼ」

「ん、んん!なんてことを!」

私は、白里さんを叱る。しかし彼は平然と答えた。

「大丈夫ダヨ?ダレもいない寺にいるより俺チン達みたい有効活用された方が、刀も喜んでるサ」

「ん……んん……」

神守さんは、困惑しながら商品を見ていたすると彼女は、一つの長弓を見つけ手に取る。

「これは?」

「ああ?それはな、俺ちんが趣味で作ってみたやつダヨ」

「え!これ、とてもいい木でできてますよ!でも、何か足りないような……?」

神守さんは、そう言って矢を手に取る。

「まあ、弓は霊木製ダカラナ」

「……なるほど……矢は、別で用意しなきゃいけないってことですか?」

「そうだナ、そういうコトだヨ」

その会話を聞きながらちらっと覗き込む

なんの材質でできているのかは、わからないけど様々な品物がそこにはあった。

「ん……んん……」

私は、その商品を見てあることを思いつくのだった。



「私は、何個取り扱えます?シロさん」

「今ンとこ、最大3つだナ、見習いの見習いだからナ」

「見習い?」

私は、首を傾げると彼は言う。

「ああ、マモルは、まだ新米だから霊格低いからな、まあそのうち増えるから大丈夫ダロ」

「……じゃこの弓と矢が一セットにして

、道具を二個ください」

彼女、その弓と矢を購入して店を出ることにしたらしい。

「わかったわ……聖奈、気をつけて帰ってきてね?御札は、離さないでね?」

電話をしていたスマフォを通話を終えた愛奈は、考え事をしていた。

「どうしたんですか?愛奈さん」

「あのぉ……ちょっとまずいかもしれないですよ……イツマデが数匹、神隠しにあった場所に確認されていると妹の聖奈が隠れながら調べてまして……」

「ん、んん……それはまずいですね……でも、なんで?」

マモルさんは、そう聞くと愛奈さんは言った。

「おそらく神隠しにあった人は、まだ生きている可能性が高いです」

「……えっ!」

私は、驚きの声を上げた。

「はい……あの白里さんが言っていた、神隠しにあった人は、おそらくまだ生きています」

「それは、どうしてわかるの?愛奈ちゃん」

「私は、こう見えて怪異を探知する能力に優れているんです……だから……」

「ん……んん……なるほど!じゃあ助けないと!」

マモルが片目を閉じ、遠くを見るようにすると、彼女は言う。

「おそらく……神隠しにあった人は……あの森にいます」

「えっ!ん、んん……なんでわかるの?」

「はい!じゃあ早速行ってみましょうか?」

愛奈さんの後をついていくのだった。

場所は、知っているらしく白里さんの運転する。



そして彼女の選んだ道具は、この3つ

・霊木の弓矢

・結界杭×4

・束縛符3枚



「ん、んん?これは?」

「それは、結界杭です、その神隠しにあった人がまだ生きているなら……おそらく……」

「あの化け物が近くにいるってコトか」

マモルさんはそう呟いた。すると愛奈さんは頷くのだった。

そして車の中でこれらの効果を聞くことに。

「その結界杭?ってどんな効果があるんですか?」

私は、そう聞くと彼女は答えた。

「はい、これは、そうですね?安全地帯を作り出す簡易型外の用の結界四角に指すことで使うことが出来ます、この神木の弓矢は、主に怪異の類いに効果的で……まあ牽制にも殺す事もできます……」

空間から、品々が出てくると彼女は、話を続ける。

「束縛符は、この霊木で作られた矢に貼り付けることで怪異の類いを刺すこと拘束することができます」

「そういえは、マモルお嬢様は、弓矢は、得意ダッタナ」

「ん……んん?まあ、そうですね、私は、一応弓をたしなめていますから」



「ん……んん?たしなめている?」

私は、よくわからないことを言われて困惑する。

愛奈さんは、説明してくれるのだった。

「えっとですね、私の家は、古の時代から代々弓道の名家なんです、他のことでもお金を稼いでいますけど」

「……えっ!」

「だからまあ幼い頃から弓を射ることだけは得意です、銃も持たせてくれたら人並み以上には、出来ると思いますよ」

「そ……そうですか……」

私は、彼女の言葉に驚きを隠せない。すると彼女は、少し考え込んでから言った、いまのじだい、銃は、作れないアーティファクトだ、昔と違い作るための技術が失われている。

「まあでも……銃は、あまり使いたくないですね……人を傷つけるのは、嫌いですからそれに買うとしたらとても高くて……」

「……ん?どうしてですか?」

「あえて、儀式的な意味ですね、怪異の類は、浄化しないと何度でも蘇ってきますから」

「なるほど……ん?それって……」

私は、愛奈さんに聞いたかつて神隠しにあった眼の前の少女の言葉を思い出す。

「じゃあどうやって?」

「その答えはこの道具にあります」

愛奈さんはそう言い霊木の弓矢をもっていう、祭事の時にも、よく見るものだ。

「どういうことですか?」

愛奈さんは、弓矢の弦に指をかけながら言う。

「昔から言われていますよね?人を呪わば穴二つって……」

「……ん、んん……」

マモルさんが首を捻りながら言った。彼女は、話を続ける。

「この弓矢は、私のギフトと相性が良くその呪詛を取り込み浄化

「なるほどそういうことか」



保坂は、納得したように言う。

私は、いまいち理解していないがとりあえず頷くのだった。

そして車は目的地の神社についた。

「ここですか?」

「ええ、そうですよ、聖奈が、この神社に隠れているはずです」

愛奈さんは、そう言ってから鳥居をくぐると、そこには、白里さんが待っていた。

「よっ、きたな、白の旦那、ルキナお嬢さんの代理?マモルちゃんだっけ?」

「はい!よろしくお願いしますね、白里さん!後ちゃんづけは、やめて下さい」

彼女は、元気よく言う。

「ここの区画は、全部で4つで、4か所は、もう調べがついてるゼ?」

「はい、神隠しにあった人がいるのは、あの奥の神社です」

愛奈さんが指差す方向を見る。しかしそこに人影は見えない。

白里さんは、車で待機してもらおうかと思ったのだが彼は言った。

「だから、聖奈を援護するマモル嬢ちゃんと神隠しにあった奴の奴の2つに分けたいと思う」

「ん……んん?2つ?」

愛奈さんが首を傾げる。

私は、指をさして言う。

「私と愛奈さん、マコトさんとシロさんになりますね、保坂さんは、どっちにいきますか?愛奈さん」

「神隠しにあった人は、まだ生きている可能性が高いですから私は、愛奈さんについていきますね?あなたは?」

「わかりました!じゃあ男組は、神社内をお願いします!」

「ん……んん、…もしもあるのなら効果的のある道具があれば持っていたいです」

愛奈が、そういうとまことさんは言った。

「おいちゃん達の意見は、聞かないのかい?」

「そうですね……神楽鈴や御札は、持ちますか?少しお高いですけど?」


勝手に話が進む中、マコトは、高そうな鈴の霊具・神楽鈴と羅針盤、何枚かの人型に切られた紙を何枚か手渡す。



神楽鈴というのは、邪気を払い、汚れた場所、邪気を鎮める巫女たちが扱う儀式道具で退魔の効果がある霊具だ。

羅針盤は、見つけたいものを探す道具だ

「あのこの人形っていうんですっけ?」

「陰陽師の方が術を使うために使う人形です、まあ術も知らないあなた達には、ただのお守りみたいなものですけとね」

「なるほど……」

愛奈は、そういいながら羅針盤を借りる、もちろん、請求を後で送るのおまけ付き。

そして神隠しの現場に向かうのだった。

「まいど!!じゃあ俺ちん達は、この神社にいくカ?」

にこやかに笑う白里は、まこと、愛奈、三人の少女を見送り保坂の二人になる


「ちなみに、この神楽鈴?純銀製に清めた金でメッキしたもの値段は、いくらだい?白の」

保坂が、そういうと仁科は、驚いた表情を見せる。

「なんだヨ?ただのお守りだろ?純銀製に清めた金でメッキしたものだと言ったロ?たったの一回使用代5万円だヨ?」

「たっ!5万!!」

5万円という値段に驚きの声を上げる。

「……あのな?おれちんとルキナは、商売人なんだただで使わせるわけないゼ?その鈴をただのお守りとして売るつもりならこの純銀製に清めた金でメッキした霊具レベルのあるものをわざわざ作る必要なないはず、効果的で安全性のなく安上がりのあるモノを作ればいいだけダ」

「俺は、ヒトガタだけでいいわ、ほんと、お前らと関わるとお金が増えない」

「ルキナお嬢様に言ってこよか?」

「すみません、ゆるしてくださーい」

保坂は、ため息をつきながら言う。

「とりあえず偵察してくる、神楽鈴使用賃少しは、負けてくれねえか?」

「しかたねえな、四万円でええ出そう」

「高すぎるだろ!」

白里は、頭をかくとこう言った。

「まあ、お人好しのルキナお嬢様に言ったら、3万円まで下げられると思うがな?まぁ、貸し付きだが」

「……じゃあそれでいい……それより頼んだぞ……」

そういうと神楽鈴を持ち鳴らすと清らかな聖なる響き波紋が膜のようになり、保坂を包み込むのだった。

「これがあの神楽鈴の力なんだね……すごいね」

保坂に白里は、一人で行くといっていたがなんだかんだついて行くそういいながら神社に向かうのだった。

そして、私は、神隠しの現場についたのだ。



「ここが……神隠しにあった人が消えた場所……」

愛奈は、その神社に足を踏み入れるとそこには、大きな鳥居が建っていた。

「ん……んん?この不気味な森は?」

「注意してくださいね?見られているので!!気をつけて」

まことは、そういうと結界杭を早速を空間にさし半透明の四角の空間を作り出す。

「ん……んん!これは……」

西宮が、驚いていると彼女は言った。

「これは簡易型の移動結界です、神隠しの怪異から一時的に身を守れる程度の物ですけど効果は、12時間と清め塩よりも強い効力がありますよ」

彼女は、そう言いながら、片目に力を入れ周りを見る。

羅針盤は、南東の方向を指している。

「ん……んん?この方角は、確か……」

「はい、多分神隠しにあった人が消えた場所です」

「なるほど、じゃあ行きましょうか?」

愛奈がそういうと彼女は、頷いたのだったそして鳥居をくぐるときりに包まれたそこには、森があるだけだった。

「あれ?おかしいです……いままで寺の境内に森は、なかったはずですよ?」

「なるほど……これは……」

二人は、そういいながら鳥居をくぐるとそこには、大きな鳥居がありその奥にある建物には、お札が大量に貼られていて廃墟のようで不気味であり。

「ん……んん?ここは?」

愛奈がそういうとその森に足を踏み入れるとそこは、空に飛び回る人の顔をした怪異【イツマデ】が、視界に入る。

「ん……んん!これは!」

彼女は、片目に集中しながら周りを見るとそこには、イツマデが3匹いるのがわかると彼女は、束縛付を弓矢に張りをつがえると矢を放ったのだった。

「グギャアアア!!」

その矢は、イツマデの動きを光の蔦で絡み取り動きを止める。

そして、愛奈は、束縛符を数枚取り出すと貼り付け、イツマデの動きを封じるのだった。

「いくら怪異と言っても殺して良いというわけではないので、拘束しますね?」

「ん……んん、なかなか鮮やかですね」

「へへっ、照れますね」

マコトは、照れてそういいながらイツマデに向かって矢を放ち光の蔦で拘束する。

「ん……んん!これは!」

羅針盤が、南西方向に指し示す方向を見るとそこには鳥居がありその奥に神社が見えるのだった。

「あのそんなに使って拘束符持ちます?まさかとは、思いますけど……白里さんが言っていたことを覚えていますか?」

「ん?なんのことですか?」

「……」

愛奈は、黙って羅針盤の示す方角に進んでいくとそこには神社があった。

「この神社が、神隠しにあったところですね」

キョロキョロと見回し、誰もいないことを確認すると羅針盤を見る、しかし反応はない。

「ん……んん!ダメですね」

「そうなんですか?」

愛奈は、頷くのだった。

「……ひくっひくっ……ん、んん……この異臭は……」

なにか変な気持ち悪い匂いがこの土地全体からするのだった。

「ん……んん!あれは?」

彼女が、鳥居の方を見るとそこには、無数のイツマデがいたのだった。

「まずいですね……保坂さんと合流してからじゃないと無理そうです」

マコトは、そういうと弓矢を構えるその風を切る音がする。

「イツマデは、放置された、死骸、怨念が、集まり産まれた怪異です……いつまでも我らの死体をいつまでほっておくのか?哀れで悲しい悲しい怪異でもあります、でも神隠しとの関係は、ないですね」

彼女は、イツマデの上空に羅針盤を向けるとそこには、骸骨が山のように積み重なり、手と足だけが出ている様子だった。

「ん……んん……!!」

お腹からまふれんばかりの気持ち悪さが、くるのがわかるとまことは、背中を擦りながら言う。

「大丈夫ですか?」

「う、うん……ありがとう」

彼女は、口元を拭って気分を落ち着かせようとするのだった。

イツマデは、鳥居の結界で足止めをしているといつの間にか姿がなくなっていた。

「とりあえず供養しないと……イツマデがたくるかもしれません……」

指を空間にツーと流す……。

「でもどうしましょう……霊具これ以上出すことが出来ません、……!!西宮さん、

さっきすごい霊感がありましたね?」

「ん、んん……産まれつき強いんだよね?……でもでも誠さんは、凄いね?」

「いや……そんなことはありません!すごいですよ」

マコトは、嬉しそうに言うのだった。

そして羅針盤は、ある方向を示し始めた。

「鳳葵炎符といわれる、浄化の効果のある霊具の1つです」

「ん……んん!」

神社の方に指を指すとマコトは、驚いた表情をする。

「使うには、それなりの霊力と神具が必要で、使ったあとには、また清めた塩デ灰戻さないといけないんです」

マコトは、言う。

「だから、よびだすには、西宮さんと愛奈さんの協力をお願いしたいんです!」

「ん……んん!わかった」

「それでは、愛奈さん、西宮さん、浄化を施す炎を呼ぶように、考えて下さい」

「わかりました」

「わかった」

二人は、そういうと神社の方に向かうのだった。

「なるほど……この鈴は、すごい効果だな?白の」

保坂は、白里に差し出された神楽鈴を受け取る。

「そリャな、この神楽鈴は、邪気を祓い清めた塩を灰戻す効果があり。魔や呪いの類いを寄せ付けない結界札と清め塩が貼ってあるんダ」

「なるほどな……で?神隠しにあった人は?」

「ああ、こっちだ……」

少し汚い布に寝かされた20代の平凡の女いや、胸ぺったんこのところを女では、女顔な男に言う。

「なるほど、お前が神隠しにあった人か?何か覚えていることはないか?」

揺り起こされた只野は、首を横に振るう。

「そうか……まあとりあえず思い出したら教えろ」

保坂は、そういうと神社を後にしようとする。

「只野さん?なんで……ここに?神隠しにあったのは、私なはずじゃあ?」

白里がそう言うと只野は、いう。

「俺は、あの化け物に殴られて目が覚めたらここにいたんだ」

「殴らレタってどうしテ?」

白里は、そう聞くと彼女は答える。

「……そういえば、聖奈くんは?」

ガタガタと音がしたと同時に少し箱を開け、覗かせて。

「……あの?よびました?叔父様……ってなんでここにいるんですか?」

「って、無事だったのかよ!!前にあんな怖い目にあったのにのこのことお前は、」

「ん?どうしたの?」

只野は、驚きの声を上げていた。

「お前は……お前……」

「……ひぃ!!」

保坂が指を指す方向に振り向くとそこには、大口を開けた化け物がいたのだった。

只野が叫ぶと化け物は、口を大きくあけ襲いかかってくる!

「よし、逃げるぞ……おとなしくしてろよ

光一」

「わ、私を置いて行かないで下さい!」

逃げ足がピカ一のごとく箱から出てきて逃げる聖奈、保坂は、小脇に抱え光一も抱えるとその場を去るのだった。



祈りを終えて成仏させての帰り道、神社で鈴を持つ愛奈そして西宮は、何かを考えていた。

「うーん……考えてみてもわかりませんね……」

「ん……んん!骸骨さん達は、まだ無念があって成仏できなかったんだね?ナキガラを放置だったからあのイツマデは、なぜ現れたんでしょ?」

「そうですね……この神社のへの行く境界への入口を結界で防げると思いますが……」

すると後ろから女性の声が聞こえる。

「きゃー!!にげますよー!!」

その少女は荷物を抱えながら、鳥居をくぐると姿が消える。

「聖奈!!え?はやっ!」

愛奈が、振り向くとそこには、誰もいなかったのだった。

すたこらと長い髪を浮かせて逃げていった。

『グッオォォォォォ!!』

「あ、あの気持ち悪いでかい口の物体は?なんですか?」

「あれは、イツマデとは、違うものですね」

「ん……んん!あの化け物は?」


「あれは、クナッテという邪霊ですね……イツマデとは、違うのは、あの異形な形でしょう……」

「ん!んん!で?どうしましょうか?」

「……私達にできることがあるとすれば浄めの塩と灰戻すことぐらいです」

「なら!」

「でも地縛霊ですので、あの神社内からは、出ることは出来ません」

「でもあの化け物をどうにかしないと、私達がやられてしまいます!」

「……そうですね……イツマデとは、違う邪霊のようですから神具で入口を浄化してみましょう」

そう言うとは、二つの鈴を鳴らし清め塩を振りまいて、地面に塩と灰戻をばら撒いた。

「これで少しは、違うと思いますが……イツマデとは、違いますから」

「ん……んん!そうですね!」

二人は、そう言うと神社を後にするのだった……。




「はぁはぁ……」

只野は、息を切らしながら逃げていた……

いつからだろう、自分は、仕事を遅くまでやり残業をして電車に乗りうつらうつらとし、一緒に乗っていた、同期の鈴本と降りる駅を間違えてしまい降りてしまったのだ。

そこからは、覚えていない……、なんであの神社にいたのかわからなかった。

「ここは?鈴本さん!」

しかし返事はなかった。

すると後ろから……なにか大きな物体が追いかけてくるのがわかった。

『グオォォォォ!!』

ばくんと、一口で鈴本は、飲み込まれる。

「な……なに!」

そしてもうひとつの口が開くとそこには、恐ろしい姿をした化け物がいた。

「しにたくない……」

只野は、そう言うと走りだそうとするが身体が動かないのだった。

『グオォォ!』

そんな時、上空から赤く光る炎の玉が化け物にめがけて飛んでいき命中したのだ。

「ギャァァァ!!」

只野は、叫び声を上げるとそのまま気を失ってしまったのだった。



「神隠しの原因はイツマデとは、違う邪霊のせいなのか?」

保坂がそう言うと白里は、いう。

「……ああ、あの姿は、怨念を撒き散らし人間ヲ食い荒らす、餓鬼の類いだ」



「餓鬼?」

「ああ、今は、死霊だが昔は、アレハ神だったからな」

「そうなのか……」

保坂は、驚いた表情をする。

「白里、お前、火事場泥棒のために俺達二人が逃げようとしてた時、囮にしただろ?抱えて逃げるの大変だったんだぜ?それに追いかけてくるなんて」

「アー悪かったって言ってるだろ?」

「山分けしてくれよな?!いいもの見つけたのか?」

保坂と白里は、喧嘩をしていた。

「あーうん、奉られた神具数点とお宝ダナ、まあ、それが火事場泥棒の醍醐味なんだろ?」

「お宝ってこれか?古い箱?」

白里は、愛奈が持ってきた箱と鈴に驚く。

「その二つも神具だったなんてな」

保坂は、いう。

「ん、何が入ってるかね……」

鍵がかかっているのか懐からキーピックを取り出し、カチャカチャと器用に開けると箱が開く。

「ほぅ……これは」

「なんだ?鉄扇か?」

それは、古い鉄扇だった。

「ん……んん!これを持っていれば悪霊の類いも近寄れなくなるな」

保坂は、鉄扇を開くと神々しい鳥の羽が浮かび上がり、見るものを魅了するのだった。

「なるほど、これは、たしかにお宝だな」

白里は、鉄扇を懐にしまうと。

「ん……んん!これは?」

残りの箱には、赤い玉が珠があった。

「この神社は、もう神隠しが起きないといいな……」

保坂がいう。

「ああ、そうだな」

二人は、車に乗り、3人を乗せ神社を後にするのだった。

「ん……んん!火事場泥棒ですか?たしかに、私達も金塊を何個か盗みましたからね、いいんじゃないですか?」

「ん……んん!私も賛成よ」

愛奈と白里は、そういう。

「あとは、あの女の子だな……」

保坂は、そう言うとポケットからスマホを取りだし電話をかける。

5分ぐらいすると車の前に少女が走ってきたのだ。


「まってー!!まってください!!叔父様ーまどかさーん」

リュックサックと桐の箱、首には、年代の古いカメラをかけた愛奈の妹・聖奈が走ってきた。

6

「あ、あの……助けていただきありがとうございます!」

愛奈は、そう言うと聖奈の頭を撫でる。

「無事で何よりです」

「はい!このカメラで撮影してましたから」

そういうと桐の箱を保坂に見せるのだった。

「ん?それは?」

「逃げてる途中に蔵みたいな所に当たりまして、めぼしいものを盗んできました、あとこれも!」

そう言うとリュックサックから皮袋を取り出す。

「ああ、それは?」

「さっき小さい神社?に行きましたよね?そこに祭られていたものです」

「この水筒は、魔を祓い清める力をもつ水出す力があるナ……」

皮の水袋を見ながら言う、そして、リュッサックの中には、小判、瑪瑙などのお宝が山のように入っている。

「おい、これって……こんなにあったのか?お宝」

「ん、んん!大収穫ですね……」

白里も嬉しそうに言う。

「あとは、あの化け物についてだ……帰ってまとめだな、只野も助けることも出来たしな」

保坂は、そう言うと愛奈は言う。

「たしかに……あの神社にいるんですよね?」

すると聖奈が言う。

「あ……あぁ、いまは、肺になってるンジャねえかな?……」

「え?……どういうことですか?」

カップヌードルを全員分出すとカバンから取り出しながらマモルは、言う。

「ん、んん……あの神社は、昔、火事があってね?その時に焼け死んだ人の霊が神隠しの原因にナッタンダヨ」

「え?……でもなんでイツマデは、いたの?」

「それは、江戸時代以前にこの寺の坊さん達やその奥さん、子供達が強盗にあい、殺されその亡骸があの神社の土地に埋まっています」

「つまり……イツマデは、悪霊ではなあ?」

愛奈が言う。

「ん?まあそう言えるナ……」

聖奈は、そう言うとマモルからカップヌードルをあーんとさしだされ食べ始める。

「……悪霊に力を与える負の力が無念の魂が、邪霊を産み出したのですね」

愛奈は、そう答える。

「私の仕事は、人命の依頼だけです、それ以上手を出す必要は、ないです、お宝も手に入れましたし」

マコトがそういうと聖奈は、言う。

「ん……んん!でもあの化け物をどうにかしないといつかまた神隠しが起きますよね?」

「そうですね……そろそろ帰りますか?只野さんの開放しないといけないし」

愛奈は、そう言うと保坂がいう。

「なら、うちに来い」

「え?」

「ここが……愛奈さんの家ですか?大きいですね」

車を走らせ、暫く経つと保坂が住んでる家は、豪邸だった。

「……お邪魔します」

まことは、言うと靴を脱ぎ家に上がると聖奈もそれに続き上がり込む。

「んー!、少し小さい屋敷ではありませんか?おじさま?ご飯食べたいですー」

「そうだな、どこかで食べに行けばよかったか?でも疲れ果てたしな?仕方ない」

「そうですね……」

愛奈もそういう。

「ん?今の時間は、10時過ぎか……ならどこか食べに行く?」

白里が言う。

「そうか……ん?金がないな、逃げてる時に落としたか?」

保坂は、そう言うと財布に札束を入れてると聖奈が指を指す。

「出前でなにか頼んで……ってお前、マモルとラーメン食ってたよな?俺のは?」

「運転してたから食べれないと思ってな?それにカップ麺も食べたろ?ちなみに、お前以外は、全員食ったゾ?」

「でもそれでも足りないですけど」

「はぁ!!おまえらぁ!!そうならそうといえよ、俺は、食い物の恨みは怖いゾ!!」

保坂がそう言うと聖奈が。

「なら……何かかってきますよ叔父様」

すると白里もいう。

「ん……んん!そうしましょう、この時間だとコンビニしかやってないですし」

時計は、夜の午前一時を指している。

「はぁ?コンビニ?」

保坂が言うと聖奈もいう。

「俺、ラーメン食いたい」

財布から万札を取り出すとマモルに渡す。

「とりあえず、その金で買ってくれ!」

「ん?わかったゾ」

そう言うと白里と聖奈は、コンビニにむかうのだった。

「えーとは、浄化を念の為にしてそれで私の仕事は、終わりです」

まことは、そういうとやかんに水を入れ、温め始め沸騰したのを確認するとお茶葉をカップを人数分だし一言断りいれ始め、やかんのお湯をカップに注ぎ、愛奈に渡す。

「ありがとうございます……」



そうして港雑談するなかコンビニから白里と聖奈が帰ってくる。

「ただいまー!あんまりいいものなかった」

二人は、大荷物の入った袋をガサガサさせるのだった。

「お?べんとうか?いいな!」

保坂がそう言うと白里と聖奈は、袋からコンビニ弁当やお菓子、ジュースを机に置く。

「叔父様、金出してくださいよ?」

「え?ああ……うん」

そして7人は、ご飯を食べるのだった。

食事をすませる。



「それでは、私は、これで失礼します」

まことは、いつ呼んだのか、リムジンにメイド服を着た女性に゙乗せられ帰っていった。



エピローグ



「只野?もう一人のやつは、残念だったが生き残れてよかったな?ん?俺の知り合いの探偵を紹介しようか?」

「は、はい……ありがとうございます」

そういい只野は、保坂に頭を下げる。

「まあな!でもあの神社には、もう近づかない方がいいぞ?またあの口の化け物みたいな化け物がでたらたまったもんじゃないしな」

「お宝うってきましたよ、叔父様」

「高く買ってくれたよね?」

ジェラルミンケース二個を持って事務所に入ってくる愛奈、聖奈姉妹。

「お?そうか、ならその金でまた豪遊するぞ!」

保坂がそういうと聖奈は、言う。

「だめです、これは、聖奈と私で分けるんですから、ねぇ?」

「おい!!ずっこいぞ、お前ら」

「だって手に入れたの聖奈ですよ?」

「そーですよ、保坂さんは、なんにもしてないじゃないですか」

そういい聖奈は、ケースを保坂の前に出す。

「ばかやろー!!俺は、只野を抱いて逃げ出すのにどれだけ苦労したんだ!」

「知らないです!ねぇ?」

愛奈も言う。

「そうですね……でもお金は、有効に使わないといけないですよ?叔父様」

聖奈も頷く。

「なんだぁ!!おまえら!!」

保坂の叫び声が響くのだった。



「保坂叔父様……ポッ……かっこよかったですよ……ボソッ……」

小さく言っている只野を見ざる聞かざるで流すのを聞きながさなかったが。

「ん?なんかいったか?」

只野は、言う。

「い……いいえ」

そして聖奈と愛奈は、保坂に抱きつき、3人で事務所を出ていくのだった。


エピローグ2

「毎度お買い上げありがとうごさいます」

「うむ…!ありがたくもらっていく、ルキナ勉強もしっかりやれよ?」

赤いコートを着た少女は、鳥の鉄扇を持ち宝石で支払う。

「ええ……鳳様、こちらになります」

ニコッと微笑み、満足そうにメイド姿の女性から、商品を受け取ると。

「うむ、苦しゅうない」

「それにしても、ここの品揃えはいいな!気に入ったぞ」

「あの邪霊からかつての眷属も取り返すことが出来た、感謝する」

鳳は、懐から鉄扇をもう一つ取り出すと長い歴史の中、元の1つの鞘に戻れた2つの神具の扇は、銀の輝きを発し始め。

「それは、何よりです」

そうメイド姿の女性が言うと鳳はいう。

「またな、ルキナ」

「ええ、また来てくださいね?鳳お姉さん」

ひらひらと手を振る鳳を見送るのだった。



「今日もいい天気……ん、んん?」

早朝になり家へとの帰り西宮は、そう言うと空を見上げると不思議なものが飛んでいた。

それは、巨大な鳥のようなものが青い空を自由に飛んでいる。

「ん、んん……!!な、なに?あれ?鳥!!、?」

西宮は、スマホで写真を撮るが。

「ん?あれ?写真に写ってない……なんなの?あの鳥」

その巨大な鳥のような物体は、あんぐりと見上げる西宮は、上空をみていたのだった。


おまけ

にゃー……

登校時、店の前にいつもの猫が鳴いた。

「おはようございます」

「……俺の妹達が世話になったな」

猫は、目を大きく開き悠長に人間の言葉を話す。


「朝ぐらいは、話し相手になりますよ」

「あさは、キャットフードではなくカリカリを食わせて欲しいがな……まあいい、世話になったお礼だ?」

猫は、首を傾げながらいう。

「そうか……ならお釣りはいらないからこれをやろう」

地面に置かれた瓶詰めの砂を置いた。

「お前のお気に入りのギフテット、呪いの娘へわたしてやれ」

「え?これ……砂?」

ルキナは、瓶詰めの砂を見ていう。

にゃー!と猫の鳴き真似をすると、屋上へと飛び体を丸くし寝始める。

「純金製の縁蓋ですね……高く売れそうです、まもるちゃんに売りますか」

店の中へと入り、店の中へと入って瓶詰めの砂を金庫にしまうのだった。

「思ったよりまもるさん、霊具使ってますね?白里さん」

「そうだな?……まだ見習いだから勘弁してやってくれよ」

白い子竜は、上から飛んでくると肩に乗るとルキナの言葉に答えると、ルキナは、言う。

「いえいえ、これからもよろしくお願いします」

ルキナがそういうと白里は答える。

「こちらこそ……」


 



続く

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