花粉症の薬、どれにする?
さぁ!花粉の季節がやってきますよ!
今年は暖冬なので例年より飛散開始もピークも早いです!
…とはいえ飴矢自体は、花粉症ではないんですけどね(・∀・)
まぁ、でも市販のよりも強いアレルギーの薬は飲んでいるので!それも常時!
はい、花粉症のお薬です。
まずですね、眠気や口の乾き、便秘などの副作用が少ないタイプのお薬なんですけども効果が出始めるのにやや時間がかかるのが難点です。
なので、こちら花粉症の症状が出る1、2週間前から飲み始めていただきたいのです。
え?ちょっと鼻がむずむずしたりかゆいくらいでそんな悪くないのに薬?ってなるかもしれませんが
花粉が「うぇーいw」ってやって来て、体内にくっつかない状態をつくるのにそれくらいの時間がかかるのです。
ほら、土台がちゃんとしていないと家だってグラついたりしますよね。
そんな感じでしっかり土台をつくるのに必要な期間なので、まずは早めに飲み始めることが大事です。
目が…鼻水もつらくて…状態になる前から飲み始めましょう。
ロラタジン、フェキソフェナジン塩酸塩、エピナスチン塩酸塩あたりが市販でよく見かける成分です。
いわゆる第2世代抗ヒスタミン成分、です。
なに第2世代って響きカッコいいなと勉強中に思った記憶があります。
第2世代というだけあって副作用の少なさと持続時間の長さという使い勝手のよさ。
1日1回の服薬でいいのでね、飲みやすい。
※飲む時間はそろえましょう。オススメは寝る前
花粉症の薬で眠気や、口の中が乾いて気持ち悪いといった方にはこれらの副作用が少ないのでオススメです。
さて、もう一種類。
もう鼻がグズグズでだめ、今すぐ何とかして!眠気とか起きてもいいからとにかく早く!
即効性があるのはクロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩などです。
えぇ、第1世代の抗ヒスタミン成分です。
前述の副作用が出がち。
ただし即効性はある。
そもそもヒスタミンって何さ、というと体内で分泌されたヒスタミンが受容体というところにくっつくと鼻水、かゆみ、蕁麻疹などのアレルギー症状を引き起こす…といった物質ですね。
なので、それをくっつかないようにするための成分が抗ヒスタミン成分です。
ついでにサバなんかの青魚、これの傷んだやつにはヒスタミン様成分というのが含まれたりする。
ヒスタミン「様」なので「ヒスタミンじゃないけどヒスタミンにめっちゃ似てるよね」ってやつ。
なので食べると蕁麻疹が出たりする。
青魚は新鮮なものを食べましょうね。
まぁ、サバの生食文化のある県民ですが(・∀・)←
ごま鯖とてもおいしい。
脱線しましたが、漢方薬もあります。
漢方薬なら小青竜湯
透明でサラサラの水っぽい鼻水、まさしく花粉症のときの鼻水ですね。
この症状によく効きます。
黄色っぽかったり、ドロっと粘ついた鼻水のときには別の漢方、荊芥連翹湯なんかの方がいいので色のチェックを。
点鼻薬。使うと鼻がスーッと通って気持ちいいですよね。
物によっては、使いすぎるとかえって鼻詰まりが悪化することをあるのでご注意を。
血管収縮成分のナファゾリン、テトラヒドロゾリンなどが入っているものですね。
その名のとおり、血管を収縮させることによって鼻詰まりを改善させているわけです。
使いすぎると…収縮→薬の効果が切れる→収縮…ハイペースで繰り返すことによって戻らなくなる(・∀・)
人間が「はい、走って!」→ちょっと休憩→「もう1回走って!」をハイペースで繰り返すとバテて動けなくなるように…適切な休憩をいれないとダメなのです。
用量・用法を守れば大丈夫です。適正利用を。
まぁ市販で対応できるのはこのあたりですね。
つらいとき「もっと!強いのを!」と追い求める気持ちは分かりますが、そうなると医療用医薬品になるので…病院に行かないともらえません。
あと病院のが同成分でも安く手に入るので時間さえあれば処方してもらう方がいいかも。
花粉症は今は治療法も増えているので耳鼻咽喉科、アレルギー科を受診するのも手立てです。
毎年のことなのでね、少しでも快適に過ごせるよう※減感作療法などもありますので。(※ちょっとずつ慣らしていってアレルギーを軽くする治療。花粉のシーズンではないときにする)
それでは花粉のシーズン、ご武運を!