彼氏はやっぱり普通がいい。
今回は文字に感覚を開けたので少し見やすくなったと思います。来週水曜日らへんから描きまくりたいと思います。では。
〜3章〜
ーー予想していなかった答えだ。それは、此処が天国でも、妄想の世界でもない、そう彼女は今まさに此処は異世界と言った。本当に漫画や小説でしか聞いたことがない。
「いやいや、じょ、冗談キツイぜマジで」
「残念ながら本当よ。まぁ最初は信じてもらえないと思うけど。」
マジけ....なんかちょっとショック。自分は、てっきりあの時死んでいて、今いるのは妄想か本当の天国だと思っていた。
「あ、そだ。さっき里でパンプキンパイの材料買ってきたの。今丁度出来たみたいだから、立ち話もなんだし、中に入りましょう?」
「そうだな…ん?ということは、さっきまで誰かに作らせてたのか?」
「あ、まだ紹介してなかったわね。ついてきて」
彼女につられて中に入る。廊下は木造で、歩くたびにギシギシと音がなる。相当古そうな家だが、柱はしっかりしている。
「相当古そうだな、この家。」
「まぁ私たちが住み始めた時もこんな感じだったから、相当古いんじゃない?」
にしても、同居人はどんな人なのだろう。メイドさんか?いや、身内かもしれない。もしかしたら本当にイケメンマッチョでナイスガイな彼氏さんかもしれん。
すこし緊張しつつもワクワクしながら、キッチンのドアを開ける。そしてそれは、またもや俺の予想を裏切ることとなる。
「おおっ、おかえりぃ メリィちゃん。あれぃ?そちらに居るのはぁ、彼氏さんかえぇ??」
「なっ⁈ち、違うわよ!なな、何言ってんのよもうぅ…」
ポッと顔を赤らめ、反抗する彼女。かわいい。それに、彼氏さんって言われた。やったぜ。
そんな嬉しさに浸っていると、彼女が口を開いた。
「紹介するわ。うちの同居人にして、私の式神、源平さんよ」
「どぅも。我はメリィ様の式神、源平と申す。よろしくお願いいたす。あ、メリィちゃんや周りからは源さんってよばれてるZOY」
歌舞伎の様な、どこかの大王口調で話す彼、なのか?特徴がありすぎる。うーんそうだな、一言で言うと、大きな人体模型を包帯で巻いた様な、異様な姿。身体は…口だけが動いて、あとは、指先が尖っているぐらいで、身体全体が包帯でぐるぐる巻きの状態。正直見た瞬間驚いた。いや、驚かないやつがおかしい。
こちらも名を名乗る。
「俺は斎内 裕翔。"あっち"では、ただの大学生だ。よろしく源さん」
うんうん、とお互い頷き合う。そんな姿を見た彼女はクスクスと笑いながら、
「これから騒がしくなりそうね」
と言った。
午後12時、俺と彼女でパンプキンパイを頬張りながらのティータイム。今俺がいなかったら完全に絵になるな、うん。
そんな冗談を交えながら、本題に入る。
「そういやおれってば、どこで倒れてたんだ?」
「そうね。あの時は私と源さんで買い物しに里に行って、その帰りだったの。ちょっと寄るとこあるからって源さんと別れたすぐ後のことだったけど」
すると、ソファに寝転んでいた源さんが疑問を投げかける。
「そういやあんた、なんでまた魔女の森なんかに?」
その疑問に、彼女は少しうろたえながら、
「な、なんでもないわよ?あ、あの時はたまたま妙な気を感じたからーー」
「ほんとかなぁ。ねぇ、裕翔クン」
「ほんとですよね〜〜って、なんでそんな目で見てんですか二人共⁉︎」
二人共ジロジロ見てくる。怖い。特に包帯の方。目なんかないのになんか怖い。
「それじゃあ 、俺はあの時何かの拍子に飛ばされてここについて、いまに至るわけか。」
「そう。理解が早くて助かるわ。でもまぁだいたいの厄介事は検討ついてるけどね。」
「妖怪のせいなのね。そうなのね?」
「まぁね。ま、そこらへんは雛森神社の巫女にでも聞いて見たら?彼女も人間だから、色々教えてくれるわよ?」
雛森神社か…巫女さんもいるのか。
「ねぇ一つ聞いていい?」
「え?何?」
「その巫女さんって、かわいい?」
「へ?え、えぇまぁ…」
「よし行こう!」
即答だった。迷いはない。
「いざ行かん、美人な巫女さんが待つ神社へ!」
「はぁ、まったく…あなたって人は」
「フフッこれは面白くなりそうダァねぇ」
つづく
これを描き始めて改めて筆者の時間の無さが分かりました。時間は経つのが早い。はっきりわかんだね。
では次回も楽しみに。




