身体に、草が生えそうな。
よろしくお願いします。
身体に、草が生えそうな。
どうしようもなくさびしくて。
悲しさをウめるためにはじめた、この仕事。
そこで出会った一人の男性。
かれは男優。
時は一年、冬は春をこえまた冬に入る。
ハクセキレイが寒い朝、さえずり渡る。
和室からみた澄んだ空。やっと慣れた日々。
眩しかった、白の強い日射し。
それが壊れた。
ある日突然、壊れた。
「わたしは、その他多くの一人にすぎない」
その男性はわたしでなくて構わない。
悔しい。
わたしはわたしの価値を自分では決められない。
悔しい。
だから約束を破った。
破ったわたしの身体に宿った、1つの命。
それはわたしを守ってはくれなかった。
ばかだね。
そういい残して全ては消えた、わたしのこれまで。
ばかだね。
わたしは自分にそう言い聞かせた。そして去った。
ばかだね。
最後に、また聞こえてきた気がした。
柔らかな皮膚の匂いと共に。
また起きたときに、横にいたのは---
悲しみを埋める行動ってわりとあとで後悔します。
でもやっちゃいます(笑)!
でも本人が、どうぞ幸せであれ\(^-^)/
皆ほんとうに平等に大切!