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お久しぶりです!!
長らくお待たせして申し訳ございません!!
またお付き合いくださるとうれしいです^^
「今楽にしてやる」
「やめろと、言って、いる」
ヴィクセンは、服のボタンを外しだした。
しかし、それでは私が女だとバレてしまう。
「…っ!お前、まさか…」
バレた。最後まで上着のボタンを外して下着を捲り上げたら、私はさらしを来ているのだから当然だ。
「だから、やめろと、言った、ではない、か」
まだ言葉は途切れ途切れにしか話すことができない。
「すまない。まさか、こんな事になるなんて思ってもみなかったんだ。恐らく過労だと思うから、今日はゆっくり休め」
ヴィクセンは明らかに混乱している様子で、私に布団を掛けて、部屋を出て行った。
そういえば、ヴィクセンはどこで寝るんだろう?だって、ベッドを私が占領してるから…。
そういえば、女だってバレちゃったな。ヴィクセンは、むやみやたらと人に話す人じゃないって知ってるけど…。
眠くなってきた。とりあえず、今はありがたく寝かせてもらおう。