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「おはよう」
朝ローズの部屋に行き、朝食を作る。これは私がローズの護衛に付いたときから毎日やっている事だ。
「そういえば、毎日大変じゃない?今更かもしれないけれど」
「いや。習慣だからね。苦じゃないんだ。この国に来てからは朝しか作らないし。ほら。出来上がり」
「ありがとう。美味しそう」
ローズが食べていると、ドアが叩かれた。
「はーい」
「お食事中でしたか。失礼致しました」
ローズの応対を待って入って来たのは、ヴィクセンだった。
「リオをお借りしてもよろしいですか?」
「ええ。どうぞ」
ヴィクセンに連れられて部屋をでる。
「何の用だ」
「お前、昨夜なにしてた」
「は?」
「ローズ様のお部屋で」
見られてたか。迂闊だった。
「用事があっただけだ。何か問題でもあるのか?」
「ほぅ。話しただけだと?なにを話した」
「関係のないお前には言われたくないな。護衛が主人と話して何が悪い。ローズ様と私の仲を疑っているのならお門違いも良いところだ」
「…という事は、過去にもこんな事が?」
「ああ。前の国でも度々」
事情を知らないから、仕方ないといえば仕方ないが。
「すまなかった」
あっさり引き下がるとは予想外だった。ま、ここで嘘だろ、と言われたところで本当だ。というしかないからな。ありがたい。
「いや。気にするな。当然だ。訓練だったな。5分だけ待ってくれ。いろいろやってくるから」
急いでローズの部屋に戻り、片づけしたあとヴィクセンとともに訓練所へ向かう




