娘が作ってくれたお弁当(200文字小説)
結婚して20年。
今でも妻を愛している。
そして、子供たちも。
朝起きると、テーブルの上に弁当箱とメモ。
“パパ頑張って”
娘が作ってくれたようだ。
昼になって会社で弁当箱を取り出した。
同僚から「おっ、愛妻弁当か?」などとからかわれる。
僕は娘が作ってくれたと自慢する。
そして、弁当箱のふたを開けた。
絶句。
中は粘土で作ったおにぎりとおかず、真ん中にメモ。
“エイプリルフールだよ”
見ていた同僚が腹を抱えて大笑いした。
結婚して20年。
今でも妻を愛している。
そして、子供たちも。
朝起きると、テーブルの上に弁当箱とメモ。
“パパ頑張って”
娘が作ってくれたようだ。
昼になって会社で弁当箱を取り出した。
同僚から「おっ、愛妻弁当か?」などとからかわれる。
僕は娘が作ってくれたと自慢する。
そして、弁当箱のふたを開けた。
絶句。
中は粘土で作ったおにぎりとおかず、真ん中にメモ。
“エイプリルフールだよ”
見ていた同僚が腹を抱えて大笑いした。
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