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アースガルズ・ガール  作者: カサノクロドミ
第1章・ユウタと少女たち
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ユウタと少女たち④ 学園長・東の賢者ミハル

翌日、オレは学園長室に呼び出された。


「やあ、ユウタくん。学園生活はどうかな? 困ったことはないかな?」


この人はオレが通う『ポラリス魔法学園』の学園長で、東の賢者ミハルさんだ。300歳を超え、国王より偉い立場だが、見た目は12歳くらいで、長い黒髪で、お嬢様風と言った感じでかわいい少女だ。


「……ミハルさん、砂糖を入れすぎでは?」


「そんなことは……入れすぎた……」


「……今日はミケさんはいないんですか?」


「……うん、今は王都に行ってもらっているよ」


「ミハルさん、1人で大丈夫なんですか?」


「……大丈夫だよ」


「……じゃあ、後ろの書類の山は何です?」


「大丈夫! これから燃やすから」


「ちょっ!」


慌ててミハルを取り押さえるオレ。


「離して! これさえなければ……!」


「後々、余計に面倒になって戻ってきますよ。落ち着いてください」


「!……ユウタくん?」


暴れようとするミハルさんを、オレは優しく抱きしめて頭を撫でた。


「……大丈夫です。落ち着いてください。書類はミケさんが帰ってきてから片付けましょう」


「……ユウタくん、ありがとう。卒業が楽しみだ♪」


「ん?」


「だって、ユウタくんは卒業後、私の手伝いをしてくれるんでしょ?」


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