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〝キーンコーンカーンコーン〟
授業が終わった……結局3人の髪の毛が邪魔でちゃんとノートが取れなかった。
すると
「谷村君ゴメンね! これ、代わりにノート取っておいたから」
初狩さん、ボクの代わりにノート取ってくれたんだ……うれしい!
さらに
「べっ、別にアンタのために取ったワケじゃな……ないんだからね!」
「先ほどはごめんなさい、お詫びに谷村様がお好きな物も挟んでおきましたわ」
境川さんと釈迦堂さんもノートを貸してくれた。いや1冊あればいいけど……でも彼女たちの好意を無にするワケにはいかないので受け取ることにした。
だが
初狩さんのノートは……英文だが文字が読めない。
境川さんのノートは……戦国武将の名前と、一面「好き」の文字。
そして釈迦堂さん……数式が卑猥な言葉に置き換えられ、「縮れた毛」がテープで張り付けてあった。
……ちなみにさっきの授業は「国語」だ!
全く使えねぇ! ボクは先生に聞くため、職員室に向かった。
えっ、英語じゃなかったの!? 続くよー!




