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株式会社「悪役」の社長「令嬢」、釈迦堂さん……ふざけた設定だが、もっと気になることが見つかった。
「釈迦堂さんの名前、漢字で書くと『霊烏』なんだ……」
霊の烏……何か神秘的な名前だな。
「えぇ、本当は『亜鳴』という名前がよかったのですが……」
おーい作者! 絶対にルビ振るなよ。
「なかなか使わない漢字だよね?」
「えっ、それを言ったら私たちも……」
「ねー!」
初狩さんと境川さんが会話に入ってきた。そういえば初狩さんの名前は「マミ」だが、漢字でどう書くかは知らない。2人はノートに名前を書いてボクに見せてくれた。そこには……
『初狩 魔巳』
『境川 妖狐』
メッチャおどろおどろしい名前! 魔法少女というより魔女的な何かを感じる。
と、そのとき……
〝ピキーンッ〟〝ピキーンッ〟〝ピキーンッ〟
あ……お呼び出しだ。
「はっ、SA団が!」
3人が声をそろえて言った。
「えっ何?」
「さぁ? 何のことかしら」
今さら誤魔化しても無駄ですよー!
わっ私、SA団なんて知らないわよ! 続くよー!




