50/514
49
「そ、それじゃ君たちは空いてる席に座りなさい」
自己紹介でダダ滑り……いや、クラス中をドン引きさせた2人の転校生に先生が席に着くよう促した。
ちょっと待て! まるでお約束のようにボクの右側と正面に新しい机が置いてあるのだが……ちなみに左側は初狩さんの席だ。
転校生2人がこっちに向かって歩いてきた。ボクはこの2人と登校中に会っているが……あ、これって顔を見た瞬間「あーっ!! アンタはさっきの……」っていうパターンだ!
黄髪ツンデレ少女・境川さんがボクの右隣の席にやって来た。ボクを見るなり
「ちょっと!」
――えっ!?
「仕方ないわね、アンタのとなりに座ってやるんだからかっ、感謝しなさいよ!」
嫌なら他の席に移ってくれ! こっちとしてもその方が助かる。だが境川さんは席に着くといきなりボクに寄り掛かった。一応「デレ」の要素もあるみたいだ……大迷惑だけど。
あれ!? そういえばこの子……ボクと会ったの覚えてないのか?
谷村くーん、両手に花だね!? 続くよー!




