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究極コースを無事滑り降りたボクは初狩さんたちと合流した。初狩さんがボクにかけてくれた魔法のお陰で、今のところ痛みはない。
「ううっ、寒いよぉ」
初狩さんは寒いのが苦手らしい。重ね着をした姿が雪だるまのようだ……身動き取れないだろ。
「マミちゃんってば、鍛え方が足りないわよ!」
「そうですわ! せっかく殿方にアピールする場なのに……」
かと言って水着姿のオマエらも大概だが。しかも釈迦堂さんに至ってはマイクロビキニ……
「ちょっとすみません」
釈迦堂さんは早速ナンパ……ではなく係員に連れていかれた。なのになぜ全裸先生はお咎めなしなのだろうか?
「あぁもう耐えられない! 気温をメッチャ上げる魔法を使うよ!」
「えっマミちゃん! それはここで使っちゃダメ!」
境川さんが必死で止めに入ったが、初狩さんは詠唱と呪文を唱えた。
「もっと暑くなれよ! 暑い血燃やしてけよ! マーツオカーシューゾォー!!」
……スキー場の雪が全てとけた。
谷村くーん、あと3分ほどで魔法もとけるよ……覚悟してね! 続くよー!




