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「じゃあ初狩さん、行こうか」
ボクは初狩さんを保健室に連れて行こうとしたが、彼女はとてもイヤそうな顔をしている。
「あ……あのっ、谷村君! ほっ保健室なら一人で行けるから……」
「えっでも、先生から言われてるし……」
廊下で二人きりになると、初狩さんはボクにこう言ってきた。そりゃそうだ、彼女は『魔法少女』……変身する姿を見られたくないのであろう。
だがボクは彼女の正体を知っている。だからここで彼女を解放してやっても良いのだが……反応が面白そうなのでこのまま一緒に居よう!
「あっ、あのっ……あのっ……」
追い詰められてグルグル目になった彼女は
「トイレ行きたいから待っててー! ついて来ないでよー!」
と言って階段を駆け上っていった……トイレそっちじゃないよ。
まだまだ続くよー!




