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魔法少女の初狩さんが怪人の出すガスを吸ってしまった……
「うっ……うぐぅっ!」
初狩さんは苦しそうだ。自分の悪事を自らさらけ出そうとしているが、それを止めるため葛藤しているようにも見える。
「さぁ魔法少女よ! 己の悪事をさらけ出し、世の中を失望させるんだぁ」
怪人に促され、ついにこらえきれず初狩さんは悪事をさらけ出した。
「わっ……私は……私は……」
えっ、何なんだろう? ボクも気になる。
「さっき飲み切ったといってたタピオカ……実は氷の中に3粒ほど残ってました」
――はぁ?
「食べ物を粗末にしていました……私は悪い子です」
いや、それは悪事じゃなく日常茶飯事だよ。
あれって氷の中に埋もれていると吸いにくいよねー! しかも無理に吸おうとして周囲に「ズズズッ!」なんて大きな音立てたらメッチャ恥ずかしいし……
「フッフッフ! オマエの『悪のエネルギー』、いただいたぞぉ!」
えっ、今の話のどこにそんなエネルギーあるの!?
タピオカ屋さんごめんなさい! 続くよー!




