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『で、プッシー……さん』
ボクも脳内で初狩さんの使い魔・プッシーに話しかけた。さすがにこの名前を口に出すのは恥ずい。
『おう、何だ?』
『あの……ボクに何か話があるのでは?』
『おぉそうだ! おい、オマエ……』
プッシーの話だと、どうやらボクが魔法少女の正体を知ったことが気に入らないらしい。魔法少女が「顔バレ」するのはご法度だそうだ。
するとプッシーがタブレットを取り出した……どこから出したんだ? そこには魔法少女のリストが顔写真入りで載っていたが、すべて目や口元に修正が施されていた……
――完全にヤバいヤツじゃん。
『というワケで今後オマエは関わるな! しっしっ!』
『何てヤツだ……まさに外道じゃないか!』
『フンッ、何とでも言え』
マズい! ここで関係を絶たれたら魔法少女・初狩さんと会えなくなる……ボクはスマホを取り出すと
『プッシーさん、これ見てください』
初狩さんが魔法少女に変身するシーンの動画を見せた。
えっ、何でそれを……続くよー!




