ジョアンナへの想い4
性的描写が含まれます。
ジョアンナ、愛しているよ。
だからカリーナにはちょっとグズる位のことをして、大いに優しくしてやった。その時はカリーナの望むことはなんでもしてやった。
優しくすればするほどカリーナは学園でベタベタするようになり、本当に身持ちの悪いカリーナが嫌いだと思った。
毎日学園の中ならジョアンナのために許せるが、学園以外の場所でも触れてこようとしたのでそれが気持ち悪くて、カリーナが大事だからそんな事はできないと言っておいた。
カリーナが私に触れるたび、ジョアンナに触れたらどんな気分になるか毎日想像するようになった。
ジョアンナが見ている場所でことさらカリーナを大事にし、ジョアンナの顔を見て満足する毎日は人生の中で最高に楽しい日々だった。
最高に楽しい日々を送っていたある日、父親に「ジョアンナとは仲良くしているのか?」と聞かれた。
「節度を守ってお付き合いしている」と答えた。
2年生になってあれ?と思った。
ジョアンナは私とカリーナを見てもなんとも思っていないという顔をするようになった。
わざとイチャついて見せたら、屈辱的な顔が過ぎったので、表情を隠すのが上手になったのだと知った。
ジョアンナは屈辱的な顔こそ美しいのだから隠す必要はないのに残念だと思った。
だが、時折見せる表情の豊かさに心が震える。
ジョアンナを無茶苦茶にしてしまいたい気持ちが日に日に溢れて来る。
ジョアンナの身持ちの固さに満足しながらも、触れたくて狂おしくなっていた。
社交デビューの準備が始まり、私は白い燕尾服にジョアンナの瞳の薄い紫の釦と、濃い紫の髪色のカフスを準備した。
カリーナがドレスの襟元を私の瞳の色のグリーンにしてもいいか聞いてきたが、それは駄目だと却下した。
すると「私のことが好きじゃないの」と言うから裸を見せて欲しいと言ってやった。
最初はモジモジしていたが、私がただ黙ってカリーナを見ているとゆっくり焦らすようにドレスを脱ぎだした。
さっさと脱げばいいのに。時間が勿体ない。
斜め後ろを向きすべてを脱いだのを見た後、本当に母がいつも言う『身持ちの悪い女』だとしみじみと思った。
「見えないよ。こっちむいてよ」と言うと手で胸と下を隠していたが「手を広げてこっち見て」ともう一度いうと手を広げて私にすべてを見せた。
触るのは気持ち悪いけど、見ている分にはいいものだとじっくり鑑賞した。
ジョアンナの裸はもっと美しいだろうなと想像しながら。
30分も眺めていると、立っていられなくなったのかペタリとその場に座り込んだ。
「座っていいなんて言ってないのに」と悲しげな顔で言うと、「触って」と言うので「大事なカリーナに触れたりなんか出来ないよ。だからもっとよく見せて」と言ってやったら寝転がってこちらに向けて足を開いた。
女性の体はあんな風になっているのかとおぞましく思った。
もう、カリーナには嫌気が差していたし、社交デビューはジョアンナをエスコートしたい。
初めて触れるジョアンナの手の感触を想像してはひとり悦に入っていた。
いかがでしたでしょうか?