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プロローグ



目の前に突き出されているのはそう、紛れもなく星羅女学院の入学案内だった。


何かの間違えであってほしい。


これはきっと夢であって、幻なのだと。


ここ数日の寝不足が祟って、今のこの状況を作り出しているのだと。


「よく考えてほしい、たしかに柚希は男の子かもしれない」


「・・・」


「でも、かわいいところもある」


あぁ、実の父親からこんなことを言われる日が来るなんて。生まれてくる性別間違っちゃったんじゃないか。


「これは、父さんからの最後の頼みだとおもって聞いてくれ」


「ここに入学してくれないか」


「ってえええ」


「転校先がお嬢様学校!? あの、でも、ボク男ですよ!?」


「大丈夫だとも。実はもう校長には話を通してあるんだ。柚希なら上手くやっていけるはずさ」


「いやいや、待ってよ。話がとんとん拍子すぎてついて行けてないんだけど!?


そ、それに進学先はもう合格した共学のところで決まってたよね」

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