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少女の幸せ


「パ〜パ〜」

これでもかってくらい大声でパパを呼ぶ

散歩に行くといつもネネを置いて先に行っちゃうんだもん

しょうがない人だよねもう


「あ〜やっと気づいた〜」

並木道の先に小さく見えるパパが手を振ってる


外の世界って不思議、通る場所はいつも一緒なのに同じ景色は一つもないの

季節が変わると色も変わるし一年もすると形も変わる

自然はいつも変わり続けてネネはそれが楽しくてお出かけするといつも気になって

家を出る時には繋いでいた手をいつの間にか離してあっちこっち探索してしまうの

あれ?これじゃあネネがしょうがない人みたいだね 


でもね少し思うんだ

世界はこんなに変わっていくんだもん

きっとネネも変わって行くんだよね

今はまだパパの腰に抱きつくのが精一杯だけど

もう少しすればパパとママがするみたいに肩を寄せてハグできるくらい背も伸びたり

今ははしゃぎ過ぎちゃう事もあるけどママみたいに料理が上手で綺麗で優しい女の人にもなりたいな


ふと頭に柔らかな感触がしてびっくり

見上げると優しい笑顔でネネの頭をなでてるパパがいた

色々考え事してたらパパがネネのところまで来てくれたみたい


「帰ったらママがネネの好きなグラタンを作って待ってるから早く帰ろう」


ネネは嬉しくて勢いよくパパに飛びついた

優しく抱きしめてくれるパパの体温が暖かい

きっとママも帰ったらネネを抱きしめて同じぐらいの暖かさをくれる


ぽかぽかして少し恥ずかしくてでもずっとこうして居たい

幸せってこんな感じなんだとネネは思うの

だから一つだけ決めてることがあるんだ

それはね、この幸せを守ること

ネネはこの幸せだけは変わらずに続いていく方がいいって思うんだ

この世界に変わり続けることしかないなら永遠に変わらないことがあってもいいよね?


ネネはどんなことがあっても守るよ

だって家族が大好きだから


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