始まり
新六年生が、新しい教室に入ったあと、新しい担任の霧島美由紀が教室へ入り
そのあとをついて歩く、見慣れない少女がいた。
「 皆、新しく転校してきた優香ちゃんです。 」
「 ほら、優香ちゃん皆に挨拶してね。 」
そう先生がゆうかと言う少女に話かけた。
「 白埼優香です。今日から宜しくお願いします。 」
そう言うと優香ちゃんはにこっと笑顔を作った。
僕は、背が高く、髪を結ったその子をお姉さんみたいで、優しそうな子だなと思った。
........でもその優香ちゃんがこっちをじっと見ている気がする。どうしたのだろうか?
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私こと白崎優香は新しく芳野小学校に転校した。
「 私は霧島美由紀、優香ちゃんのクラスの担任よ。宜しくね。 」
「 はい、宜しくお願いします。霧島先生。 」
私は、霧島先生に笑顔をみせた。
「 では、六年一組の教室に行きましょうか。 」
「はい」
私は、見慣れない学校の中をキョロキョロ見渡しながら、先生のあとを着いていった。
この学校は80年以上建っているらしい。そのわりには綺麗な学校だなと思った。
教室に着くと先生が、クラスにいる子達に「 皆、新しく転校してきた優香ちゃんです。」と言い
私にも「 ほら、優香ちゃん皆に挨拶してね。 」と言った。
私は、「 白崎優香です。今日から宜しくお願いします。 」
と皆に向かって挨拶して先ほど先生にみせたように笑顔を作った。
.....んっ!!可愛い子がいる。小柄な髪がふわふわの癖毛の男の子だっ!!かわいぃぃ!!
でも基本的、皆小柄だなぁ。可愛いなぁ。まぁ身長高い子いるけどね。
あの男の子の名前なんて言うのかな?可愛いなぁ。あのふわふわした髪をなでなでしたいなぁ。
と思いその男の子をじっと見てしまった。
....画面の前の察しが良い人は、わかったかもしれないけど、私は、ショタコンだ。
可憐な二次元の女の子やかっこいい男の子も好きだけど、ショタほどではないかな。
小柄なショタが多い、このクラスは天国かもしれない......皆同級生だけどね
そんな事を思っていたら、先生が
「 優香ちゃんの席は、あそこ。宮藤くんの隣よ。 」
「 はい 」
あの席かな?...........えっ隣、あの可愛い男の子だっ!!宮藤て言う名前なんだな。
近くで見たらもっと可愛い!!えっと挨拶しないと...
「 宮藤君、宜しくね。 」
恥ずかしくて頬が顔が赤くなってしまった。
「 ........ 」
...返事してくれない........普通に挨拶しただけだよね。どうしよう....私、おかしかったかな
........あれ?宮藤君の顔が赤く染まっているような気がする?どうしたのかな?
「 ...えっと宮藤君どうしたの? 」
「 ...あっ..ごめん。考え事してた。改めて宜しくね。 」
良かった返事してくれた。何を考えていたのかな?
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あっ隣、優香ちゃんだ。仲良く出来るかな?
すると、優香ちゃんが、「宮藤君、宜しくね。」と言い、恥ずかしそうに頬を染め僕に笑顔を見せ
僕に、挨拶をしてきた。その時僕の心臓の鼓動がはやくなり、体が熱くなった。
あれ?なんでこんなに体が熱いんだ?ただ、優香ちゃんが挨拶しただけなのに、どうしてだろう?
そんな事を考えていたら、
「 ...えっと宮藤君どうしたの? 」
と優香ちゃんが僕を心配したように言った。
「 ...あっ..ごめん。考え事してた。改めて宜しくね。 」
さっきのは、なんだったのだろう?初めて合う人だから緊張しただけかな?うん、ちょっと緊張しただけ
僕は、自分にそう言い聞かせてあまり気にしないようにした。