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第一話 高校生が神?


「うわ、眼が赤いとか気持ち悪!?」

「うそ、ほんとに真っ赤だ」

「うわあ、何この眼。こっち見んなよ」


 小学生の頃、初めて会う自分と同い年の子共。だが、俺の第一印象はこの瞳のせいで最悪だった。 日本人特有の黒髪を持ちながら、瞳の色が紅い。それだけで周りは気味悪がって俺を遠ざける。

 母さんや父さんは気にするなと言うが、やはり小学生にはきつかった。一時期は学校なんて行きたくないと思った時もある。

 だが、小学5年の冬頃から、俺の世界がガラリと変り始めた。

 

 いつものように、皆に気味悪がられ気持ちが悪いだの、怖いだの、言いたい放題言う奴らが一人。また一人と集まってきて俺を取り囲む。

 そして、一人が言った。


「うちの母ちゃん言ってたよ。お前の親って悪魔なんだって」

「嘘!?悪魔なんている訳ないじゃん」

「でも、こいつの眼って悪魔の瞳みたいで気持ち悪いよな」

 

 そこで俺の両親は悪魔扱いされた。

 次第に俺の周りに居るやつ等は皆『あ~くま!あ~くま!』と声を揃えて俺と母さん、父さんを悪魔呼ばわりする。それに、今までずっと黙っていた俺だが、今回だけはキレタ。


「母さんも、父さんも悪魔なんかじゃない!」


 近くにいた一人の男子の胸倉を掴み、押し倒す。そして、大きく利き腕の右手を振り上げその男子の顔面を思い切り殴る。


 グギッ! 鈍い音がした。その瞬間に俺に殴られた男子が大声で泣き叫ぶ。 理由は、その男子の鼻が折れ、前歯が折れたからだ。

 たかが一発のパンチでここまでやれる物なのだろうか?まだ小学5年と幼い子共が一発殴っただけで、鼻や前歯が簡単に折れるものなのだろうか?

 その後、駆けつけた隣のクラスの担任や他の先生達も慌てて俺に殴られた男子を運び、親に連絡、病院に連絡と騒がしくなった。 

 当然、学校に呼び出された俺の親は、俺の殴った男子の親にヘコヘコと頭を下げる始末。俺のせいで悪魔呼ばわりされ、こんな迷惑までかけてしまった。 それも全部この瞳のせいだ。全部、全部、全部。

 それから俺のせいで、街に居られなくなり小学校卒業と同時に両親共々引っ越した。だが、中学に入っても何も変らなかった。


「お前のその眼が気持ち悪いつってんだろうが!」

「死ね、この悪魔が!」

 

 ここでも悪魔呼ばわり。どうも紅い瞳に黒髪ってのは悪魔と認識されるらしい。しかし、中学では小学生の頃より酷かった。 

 いじめ、暴力、孤独。 

 通りかかった生徒全員が、毎日俺の瞳を見ては気味が悪い、悪魔……そんな事ばかり言われ続けた。 次第に俺は前髪を伸ばし

、眼が見えないようにして学校生活を送った。

 確かに効果はあった、だがやはり一度悪魔と認識されればそれは消えない。俺はいつも墨でコッソリと読書をしていた。誰にも認識されないように、コッソリと……。

 だが、そんな中学三年の冬。また俺の世界は変った。

 

 いつもと同じように、街を歩いて自宅に帰る途中。不良連中にぶつかった。 なんてベタな展開だろうかと思った。不良連中に連れられ、人気のない路地裏に連れられてボコボコにされた……。

 それでも飽き足りない不良連中は、俺の前髪をうっとおしく思ったのか、胸倉を掴んで俺を持ち上げるなり前髪を掻き揚げてくる。

 そして、俺の紅い瞳が不良連中達にさらされた。


「見ろよこいつの眼。紅いぜ」

「うわ、きも。こいつ日本人だろ?」

「そうだと思うけど、なんか肌白いし、眼も紅いし外人なんじゃね?」

「外人と言うより、悪魔じゃんかよ」


 悪魔。その言葉が、今まで俺が言われてきた悪魔と言う言葉を頭の中で何回も繰り返して再生される。

 そんな時、ふいに俺の頭はクリアになった。ただ、今目の前に居る奴等を……潰したい……。


「う、うわぁぁあ!悪魔!」

「誰か、助けてくれーーー!」


 気がつけば10人以上居た不良連中は二人になっていた。他の奴等は皆その辺で横たわっている。

 尻餅をつき、壁に背を預けて泣き叫ぶ不良たち。いったいどうしたんだ?何があったんだ?


「つ、翼が……悪魔の……翼が……」


 翼? 泣き叫ぶ不良の一人が俺に指を刺して言う。それにしても、やけに背中が重たいな……。

 そんな何気ない事を思い、肩に手を置く。すると、俺の視界から泣き叫ぶ不良の姿が消えた。


「なんだ、これ……」


 羽?翼? 俺の目の前に、純白の白い光の翼と、漆黒の黒い闇の翼が重なっていた。

 純白の翼は言うなれば天使の翼。そして、漆黒の翼は……悪魔の翼……。

 

(これは、俺、のか?)


 背中にから感じる光と闇の翼の神経。触ると感触が手にもあるし、翼にもある。だから俺の翼だとすぐに分かった。だが、頭がついていかない。何故俺に翼が?俺は人間だよな?もしかして……悪魔……?

 人間と言うより悪魔の方が自分の心の中ではしっくりきた。今までずっと悪魔、悪魔と呼ばれてきたせいだろう。


「目覚めたか、翔……」


 ふいに俺は名前を呼ばれた。俺を包んでいる翼のせいで周りが見えない。翼なんてどう動かしたらいいか分からない筈なのに、どうしてか、腕を動かす時と同じ感覚で動かせる。

 俺は翼をバサッと勢いよく広げ、俺の名前を呼ぶ声の主をみた。そこには、父さんと母さんが居た。だが、いつもと違う。

 まずは服装が違う。父さんは真っ白な上から下まである布。母さんは逆に真っ黒な上から下までを包む布。

 そして、二人の背から生えている翼だ。 

 父さんからは、一対の純白の光の翼。俺の右側の翼を同じ。母さんからは、俺のもう半分の翼のそれ。そして二人の瞳は日本人特有の黒眼ではなく、二人して俺と同じ紅に染まっていた。


「どう言う、事だよ……これ」

「話は家に帰ってからだ。その前に、この子達の記憶を消さないとね」


 そう言って、父さんはもう気絶でもしそうな不良の二人の顔に手を翳す。そして、一瞬パァッと父さんの手のひらが白く光ったかと思えば、その光が消えると同時に不良二人はコロンと横たわってしまった。

 そんな光景を見た後、俺の意識は突然と闇に落ちていった。一瞬だが、母さんの顔が見えた気がした。



「父さんと、母さんが、神?」


 次に眼を覚ました俺は、リビングのソファーで転がっていた。そしていきなり告げられた事実。二人が神?意味が分からない。それに、それとさっき俺の背中から生えてた翼はなんだよ。


「そうだ。父さんは神。母さんは邪神。そしてお前は神と邪神の間に生まれた一人の神だ」

「俺が、神?何言ってんだよ父さん。俺は人間だろ?父さんも母さんだって人間じゃないか」


 そうだ、俺は人間だ。人間なんだ。俺は人間……。人間? 俺は人間なのか? 俺は人間じゃない。 人間って、何だ……。

 そんな色々と考えてしまった自分が居た。怖くなってくる、自分が人間ではなく神と言われ、まだ頭が混乱している。 


「ううん違うの。私とお父さんは神と邪神。だから、その子共である翔。貴方も神の一人なの」


 父さんと同じ言葉を繰り返す母さん。その瞳は、俺が憎んでいた自分の紅い瞳とまったく一緒だ。そして、紅い瞳に白肌、黒髪、黒の翼。 下手をすれば悪魔にも見えてしまう。皆の眼には、俺はこんな感じに見えていたのか?

 だけど、母さんは悪魔じゃないんだ。でも何故神?しかも母さんは邪神? さらに意味が分からない。 


「ちょっと待てよ!証拠は!?父さんも母さんも、俺も神だって言う証拠は!?いきなりそんな事言われても、はいそうですかなんて言えないよ!」

「そうね、証拠なら……ほら。この翼が証拠にはならない?」


 確かに証拠になる一つだ。だがそれでも俺は何故かまだ素直に受け入れられない。でも、ただそれだけでどこか受け入れようとしている自分がいるのも確かだ。

 今まで散々悪魔と呼ばれ続けて、本当は神だったなんてもし学校の皆が知ったらどんな顔をするだろうか?


「この翼はね、神には必ず体の一部、その神の象徴としてあるの。丁度、生まれて13~17年目に神として覚醒するから、皆貴方のようにそれを受け入れられない子が多いの。でもこれは運命。神として生まれたからには、貴方は神としてこれからを過ごさないといけないの」

「今日は疲れたろ翔。じっくり考えて、それでもまだ受け入れられなかったその時は、父さんと母さんを頼りなさい」


 俺はその言葉を聞くなり、二階の自分の部屋へと重い足を運んだ。

 部屋に入るなり、すぐベットに横たわり眼を閉じる。

 今すぐ眠りたい。これが夢であってほしい。

 そんな事を思いながら俺は意識を闇へとつき落とす。

 


 俺、小学、中学まではいじめられてた高校一年生。今年、二回目の引越しで新たな街で俺の生活は始まる。

 引越しと言っても、今回は母さんも父さんも一緒ではない。所謂一人暮らしと言うヤツだ。まあ今回は俺の事情で引っ越す事になったのだ。 

 

「おはよ、翔」


 朝から元気よく俺に挨拶をくれる、同じ高校の女子生徒。中学の頃ではありえなかった事だ。 何故今はこんなにも人として普通にできているかと聞かれれば、簡単な事だ。

 俺の紅い瞳は、今は日本人のそれとまったく一緒。ただカラーコンタクトをつけているだけで、こんなにも世界が変るものなのか。たったそれだけの事で、俺は悪魔から人間にまで昇格できた。

 そこで止まっていればいいのに、俺はその先の存在として今ここにいる。


「ねえ翔。今日は朝早いね」


 このさっきから俺にかまってくる女子生徒。斎条椿。どこにでもいる普通の女子高生。

 入学式のあの日、たまたま俺の仕事の途中に偶然巻き込んでしまってから、仲良くなった一人。勿論俺の仕事時の時に会ったと言う事は、今椿の記憶の中には存在しない。

 

「俺はいつもこのくらいの時間に登校している」

「あれ~?そうだったかな?」

「斎条さんがいつもより早いんじゃないの?」

「そっか~。そうだね、あたしがいつもより早いんだね。あ、後あたしの事は斎条さんじゃなくて椿って呼んでって言ってるでしょ?」

「分かったよ。斎条さん」

「分かれば、よろしい」


 この人は天然ってヤツだろうか?それともただアホか馬鹿なだけなのだろうか?

 でも、身長は俺より少し低めだが腰辺りまで伸びた黒髪をポニーテールの髪型にしている事で、俺と同じくらいに見える。それにルックスも下手なアイドルよりは美人なほうなんじゃないのか?スタイルだって悪くない。 天然やアホ、馬鹿には見えない。

 性格間違ってないか?


「翔、なんか失礼な事考えてたでしょ」

「い、いや。そんな事ナイ」

「喋り方、おかしいわよ……」

「気のせいダ」

「ふ~ん」


 そう言ってジトーと俺の顔を見つめる斎条さん。こんなふうに、同い年の子と会話したりするのは慣れていない。小学、中学は酷かったもんだからな。だからこそ、普通の高校生活を遅れている今をどう過ごせばいいのか分からない。 

 普通に友達と遊びに言ったりするのだろうか? それとも部活? 彼女なんかともデートしたりするのだろうか?

 入学当初から俺はそんな期待がいっぱいだった。 

 だが、現実は結構きびしい。 周りは皆中学の頃からの知り合い同士。つまり、俺は今転校してきた生徒の気分だ。


「そろそろ行こう、斎条。チャイムが鳴る」

「まあいっか。そだね、行こうか」

 

 俺の顔をジーと見つめた後、どこか頬を赤く染めていたようにも思えるが、それは怒っているからだろうか?やべ、怒らせちまったか?

 しかし、今のこのルンルン気分でスキップしながら歩いている様子を見ると普通だ。特に怒っている様子もないし。

 ふむ、やはり分からんものだ。



 中学三年の冬、俺は俺自身が神である事を受け入れた。 その事を父さんと母さんに話すと、ホッとしたようにぺタッと二人して床に座りこんだ。

 なんでも、自分自身を神と受け入れなかった場合は記憶を操作して強制的に神と受け入れさせなければいかなかったらしい。

 それが、神界での規則(ルール)らしいのだが、やはり実の子にそんな事をするのはいい気分ではないと言う事だ。

 そいて、父さんと母さんに神について色々聞いた。

 

 神とは、この人間の住む世界にひっそりと父さんや母さんのように住んでいるらしい。そして、住んでいる土地に邪悪なもの。神の間では、天使と悪魔と呼ばれているものをその土地から追い出す、もしくは消滅させるのが仕事らしい。

 悪魔は分かる。だが、天使をやるのはどうしてか分からない。聞くと、天使と悪魔は少し違うらしい。悪魔は天使に使える(しもべ)とも言える存在なんだそうだ。

 つまり、天使>悪魔と言う事だ。そして、悪魔と言う存在は人から魂を受け取りその人の望みを叶える存在。しかし、それはただ悪魔が強制的に契約しているだけで、人には何の関係もない。 ただ、悪魔が欲しい魂の持ち主を選び、強制的に契約を交わしかってに望みを叶える。そして魂だけを奪い取る。

 それを阻止するのが神の仕事なんだそうだ。

 そうなると、天使の存在はどうなるのか気になる。天使の存在理由はまだ神界でも把握しきれていないらしい。ただ、悪魔を生み出し、悪魔の取ってきた魂を喰らう。それだけしか分かっていない。 

 だが、これだけ聞くと女王アリみたいな物だ。

 

 まあ、その天使が魂を喰らえば新たな悪魔が生まれ、その悪魔が魂を天使に分け与え、そしてまた天使が悪魔を生む。

 そうなれば、人間が存在する限り悪魔は増え続ける。そうなれば人間はいずれ世界から消えてしまう。 

 そこで登場するのが神と言う訳だ。 悪魔を倒せば、一時は回避できる。天使を倒せば新たな天使が土地に住まわない限りその土地は平和になる。

 そして、その神の存在には色々とある。

 父さんは、神の中でも最高位の存在である神。母さんはその神と対をなす邪神。他には、火を司る神や自然を司る神。人の運命を司る神など、その存在は様々なのだと言う。

 だが、そんな神同士の間である事が禁止されている。それは、自分と違う力を司る神との間に子を作ってはならないと言う事らしい。

 しかし神である父さんは、その神を司る神。邪神である母さんは、人、神の心を司る神。

 同じ神は神なのだが、司る力が違う。だが、二人は愛しあった。そして俺を生んだ。

 その事で父さんも母さんも神の位では最下位の地位にまで落ち、その力も半分失われた。だから、別々の力を司る神の子として生まれた俺は、神界でも初。その司る力はどちらの力なのかも分からないらしい。

 そこで、俺は今母さんと父さんが守っている土地。つまり俺が通っている中学のある街での、神の仕事とやらに何回かついていった。

 そこで、自分の力を知り、悪魔を知り、人の世を知った。残念ながら、天使の存在は分からなかった。



 まあそんな感じで、俺の引っ越してきたこの街は俺の守護する土地と言う訳だ。

 最近は神の数が減ってきて人材……神材?不足なんだそうだ。だから、まだ覚醒したばかりの俺が駆り出されたのだ。 

 神と言っても、寿命は普通の人間より5年程長く生きる程度だ。普通の人より5年て、ただのちょっと長生きするだけじゃん。

 何故神材不足かと言えば、同じ力を司る神同士が巡り会わないというのが一つ。そんな同じ力を司った神同士のお見合いと言うのもあるらしいのだが、まあ人、じゃなくて神同士があわないと言うのはよくある事らしいのだ。

 まあそんな感じで、最近は神の数が減ってばかり。 そこで、父さんと母さんのケースが今神界では注目されている。

 別々の力を司どる神の子は、その力が覚醒するか?その結論は俺の力の覚醒によって証明された。

 そして、その力の種類はどうなるのか?答えは、今の所は両方の力を存分に使えると言う事。

 まだ、色々とあるが今の所はこの二つが神界に広まり、あちこちで別々の力を司る神同士が子作りに励んでいるそうだ。

 本当に、神なんですか?と聞きたくなる話だ。

 まあそんなこんなで、父さんと母さんの罪は軽くなり地位はそのままだが、力は完全解放されたらしい。らしいってのは、まだどのくらいの力を持っているのかとかよく分からないからだ。

 

 さて、俺は高校入学と同時に一人の土地を守護する神となった。人間から悪魔に、そして色々あって神に……俺の人生はすごいなおい!

 で、これから俺。神蔵翔(かみくらしょう)は、高校生と神の二つの職業をこなしていく事となった……。神ね~、今だに実感が沸かないな~。





初めまして。忍です。 なんかとんでも小説を書いてしまいましたが、どうでしたか?結構皆さん神によって異世界へ飛ばされてチート勇者とかありますが、その神をテーマとした作品です。

初の投稿作品なんで、まだまだ未熟ですが少しでも成長していこうと思っております。

出来れば感想なんかを頂ければ、ああ~とか、ここがよかったのか。など色々と思うので気軽に書いてみてください。勿論アドバイスもお待ちしております。

これからよろしくお願いします。

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