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彼彼女らに心があるならば  作者: 空星スピカ
1/1

序章 

初めて、小説を投稿します。空星スピカです。

この作品は、見切り発車で考え執筆したもので、作品自体不完全なものです。

ですので、世界観があやふやで、文章も拙い部分も多々あります。流し見程度で読んでいただければ幸いです。

右も左も分からない状態のわたしですが、宜しくお願いします。


──ぽつり、ぽつりと、何かが滴る。

それが水の雫なのか、また別の雫なのか、そもそもそれが液体なのか。彼には分かるはずがないだろう……


まだ、生まれたばかりなのだから。


赤子は、母親のお腹の中で成長し、産まれるもの。その成長の過程で子は、無意識に自らの肉体の動かし方、自己を形成させる。それ故に、産まれた時、産声のあげ方をしっている。

 ―――――だけど、彼は違う。根本が違う。

 誕生するのに過程が、存在しない。イレギュラーによる、本来生まれるものではなかったものだ。ゲーム内のバグ。コンピューター内の不具合のような存在。

 そういったものには、本来なにも備わってなどいない。ましてや、人間のプログラム内で最も複雑で未知の部分が多い『感情』など、あるはずがない。


 ――――だが、不具合は往々にして予想外のもの。備わっていないものがどこからか移植されていることがあるかもしれない。

 『人形』である少年もまた、そういった『可能性』というものを持っている。

 埒外の存在。不明瞭な存在。そういった存在を歴史のなかでは、


 『特異点』『分岐点』と言われるであろう。


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