武漢ウィルス騒動所感
ちゃんと、「武漢ウィルス」と呼ぶべきなんですけれどもね。
自粛自粛と騒がしい、なんとも厭な世のなかになったものです。
春節のおりに入国拒否をしなかった時点でもう、手遅れなのです。
この国の政治家官僚財界人がどこに忖度しているかは言いますまい。
この騒動はしばらく治まりますまい、耳障りな日々はつづくでしょう。
自粛自粛のおかげで喫茶店がよいもゆるされず、執筆ははかどりません。
自粛自粛なんですけれど会社は休業しないので、泣き面に蜂でございます。
出勤している時点で自粛も糞もないわけなんですが、週末は引きこもります。
自宅ではいろいろな誘惑があって、なかなか集中できずに筆の進みは澱みます。
6月までに80000字というのは、このままだとむつかしいかもわかりません。
それについては心の脆弱さを呪うのみでありまして、誰を憎むとこともありません。
自粛自粛と騒いでいる連中はもうなんなんですか、おせっかいも甚だしいですよ。
人様の生活様式に口を出すことほど、野暮で野蛮なおこないもございませんね。
自粛騒動のまえには、家から外へ出られなくなった人たちを蔑んでいました。
「穀潰し」だの「パラサイトシングル」だのと、さんざん痛罵しましたね。
家庭内の問題を社会の問題と言いかえて、さんざん騒ぎたててきました。
「社会不適合者」だの「ネトゲ廃人」だのと、優越に浸ってきました。
それがいまはどうでしょうか、「ステイホーム」と騒いでおります。
ひきこもり大正義、またそうやって反省もなしに掌を返すんです。
全国の侮蔑された人たちに謝罪してから、騒いでくれませんか。