プロローグ?
明治の世の中に入り平和な世の中になり新しい文化もたくさん入ってくるようになった
まるで‘‘あの,,動乱のことを忘れているかのように…
しかしのちに「維新三傑」の一人大久保利通はある人物たちのことをこう言ったといわれる「今この平和な世の中に桜花組が生きているとわかれば私は復讐でもされないかと夜も眠れない。無論戊辰戦争を生きたものなら確実に死ぬまで忘れられないだろう
桜花組はまさに鬼のように強かった
新選組、桜花組彼らのことは一生忘れられない」
と、言われた。しかし桜花組とはなんだったのか、それを知る者も次から次へと亡くなって行ってしまい、桜花組と言う名を話した大久保利通も明治11年(1878)5月14日に馬車で移動中に暗殺された
そして新聞記者たちもあきらめてしまっていた
桜花組とは何の組織だったのか誰がいたのか、わかっていたのは新選組のもう一つの組織だったことだけだった
明治15年(1882)
そんな諦めていた記者の中にある女性だけは桜花組の組長達だけ知っていた
女性の家に残されていたある手紙だった
『文久3年12月、新しい組が出来ました
桜花組と言う我々より腕の立つ少女たちです
局長 大谷佳織 ×享年19歳斬首
副長 土村紅 ×享年20歳戦死
組長
一番隊 荻川彩 ×享年18歳戦死
二番隊 永国千紗 ?
三番隊 斎田藍 ×享年21歳戦死
四番隊 東宮葵 ?
五番隊 藤田梓 ?
彼女らは10代の少女です
しかし、我々より強い意志と剣術の力を持っております
副長土方歳三義玉』
と、書かれている手紙を持っていた
彼女らの名前の横に×印がついていて死んだ理由が書かれていた
大谷佳織、土村紅。彼女らの名前はたぶん誰が聞いても知っている名前だが、まさか桜花組の局長と副長だったとは誰が思うか
そしてその女性は桜花組の秘密を知ろうとしていた