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1・1 天界
ここはどこ?
目が覚めた俺は、あたりを見回す。
暗く、静かな場所だった。
「 少年、聞こえるか。 」
不意に、声が聞こえた。
「 ふぇふぇふぇ、驚いておるな 」
あんたの、笑い声のほうが驚いたんですが・・・。
「 ひどいのぉ、神にむかって 」
えっ、紙 ?
「 いや、神 」
えっ、髪 ?
「 だぁかぁらぁ、神 」
まじで ?
「 だから、さっきからあんたの思考よんでるんじゃないか 」
あっ、それでぇ、なるほど、なるほど、えっ、それって
「 いや、まだ死んでないよ 」
そうなの ? よかった、よかった
「 大量出血でからだ中の骨ばらばらの状態を生きてるというなら 」
それって、死ぬじゃん
あっ、そっか、死んだんだ
次は、少年の過去の話。
あまり、物語に関係しないです。
では\(^▽^)/