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〇〇四:趙員外、文殊院を再興し 魯智深、五臺山で大立ち回りを演じる

挿絵(By みてみん)

「砕け散る金剛(KONGŌ BREAKER)」

BPM:70(体感140)

Key:Fm

Style:和風ダークトラップ / 神話系ヒップホップ


[Intro]

五臺山……

霧の向こうで

神が、倒れる音がする……


[Verse 1]

Yo 夜の闇切り裂く五臺山

霧が巻く 月に照らされ浮かぶ でっけえ門

まるでバク 夢と現の境界線

静寂破る異形 その名 魯智深

はだけた背に咲く華 刺青タトゥー

語る前世 業と因果のループ

酒気が舞い 眼光ギラギラ

ゴールドに光る 覚醒したビースト

ヤバイ気配 ここに宿る

空気が割れる 神域が揺れる

誰が止める 誰が裁く

拳ひとつで 運命を殴る


[Chorus]

砕け散る金剛 Oh My God

マジかよ 一撃でダウン

神像もビビって 言葉を失う

オールドスクールな秩序をブチ破る

これは破壊じゃねぇ

新たな時代のマジック


[Verse 2]

対峙する金剛 デカいはずの存在

だがヤツの前じゃ ただの土塊 ノンセンス

打て の一閃 轟く咆哮

衝撃波 山が答える NO

太い腕が繰り出すパンチ

ヒザから砕けるパウダー

飛び散る破片 色が舞う

歴史が軋む サウンドが唸る

数百年分の重みも

今この瞬間 地面にバウンド

信仰も恐怖も

全部まとめて ノックアウト


[Bridge]

周りの僧侶 震えてる

細い線で描かれた群衆

だがヤツだけは違う

太古の岩壁 揺るがぬコンパス

崩れゆく神の足元で

天に向かい吼える

これはリバース

生命の炎が定めるルール


[Chorus]

砕け散る金剛 Oh My God

マジかよ 一撃でダウン

神像もビビって 時間が止まる

オールドスクールな秩序をブチ破る

これは破壊じゃねぇ

新たな時代のマジック


[Outro]

五臺山の霧の中

燃え盛るライフ

唯一無二のバイブス

その名 魯智深

(Beat fades out with a final, echoing crash)


 ⭐最高のビートで作成済み、近日YouTube上で公開予定、こうご期待!!

                    

【しおの】

役人の目を逃れるように歩いていた魯提轄ろていかつが、ふと背後に気配を感じて振り返ると、その袖をそっと引く者がいた。見ればそれは、かつて渭州いしゅうの酒楼で、絶望の淵から救い出したあのきん老人であった。

老人は顔色を変え、魯達の手を引いて人目のない路地裏へと急いだ。

「ああ、恩人様! なんとお大胆なことを。今やあなた様を捕らえようと、千貫もの賞金を懸けた人相書きが至る所に貼られているのですぞ。なぜ、あのような立て札をじっと眺めておいでだったのですか。私が見つけねば、今ごろ役人に取り押さえられていたところです。榜文ぼうぶんには、あなた様の年齢、風貌、本籍まで、つぶさに記されておりました」

魯達は苦笑いして答えた。

「お主には隠し立てをせぬ。あの日、状元橋へ戻った際、あの肉屋のていの野郎と出くわしてな。三発の拳を叩き込んでやったら、あえなく死んでしまいおった。それで逃亡の身となり、四、五十日ほどあちこちを彷徨ほうこうして、ようやくこの地に辿り着いたのだ。それよりお主こそ、なぜ都(東京)へ戻らずにこんな場所にいるのだ?」

金老人は涙ぐんで答えた。

「恩人様、お聞きくだされ。あの日、車を雇って帰ろうとしましたが、鄭の追っ手が来るのを恐れ、また恩人様のお力添えがなければ道中も不安でなりませんでした。そこで北へと逃げ、知人の伝手を頼ってこの代州へ参ったのです。幸いにも娘の縁談がまとまり、この地の名士である趙員外ちょういんがいという御方の側室に迎えていただきました。おかげさまで、今は衣食に困らぬ暮らしをしておりますが、これもすべては恩人様のおかげ。娘も日頃から、員外に提轄の恩義を話しておりました。員外もまた、武芸をこよなく愛する御方で、『一度でよいから、その義士にお会いしたいものだ』と申しておりました。どうかしばらく我が家に身を寄せくだされ。その後のことは、ゆっくりと相談いたしましょう」

魯達は金老人に連れられ、半里も歩かぬうちに邸宅へと着いた。

老人が玄関の簾を掲げ、「娘や、大恩人がお越しくださったぞ」と呼びかけると、奥から美しく装った娘が現れた。彼女は魯達を上座へと促し、蝋燭を挿すように丁寧な所作で六度の礼を捧げた。

「恩人様の救いがなければ、今の私はございません」

魯達がまじまじと見れば、かつてのやつれた面影はなく、今の娘の風情は見違えるほどに華やかであった。

その髪には金色のかんざしが斜めに挿され、黒髪に美しく映えている。

巧みに裁たれたみどりの袖は、雪のように白い肌を優しく包んでいた。

さくらんぼのような唇は微かに赤みを差し、春の若竹のようにしなやかな指先が、美しい器を差し出す。

しなやかな腰、揺れる薄絹のスカートからは小さな足が覗き、白い肌を際立たせる紅の刺繍の羽織をまとっている。

その顔は三月に咲き誇る花のようであり、眉は早春の柳のように柔らかく引かれている。

月の光のように透き通る肌、楚の山の雲のように豊かな髪。

挨拶を終えると、娘は「恩人様、どうぞ二階へ」と勧めた。

魯達が「手間はかけぬ、すぐに発たねば」と辞退しようとしたが、金老人は「せっかくお越しいただいたものを、このままお帰しできましょうか」と、強引に杖と荷物を預かって二階へと案内した。

老人は娘に接待を任せ、自らは市へと急ぎ、新鮮な魚、若い鶏、酒に漬けたガチョウ、脂の乗った魚の干物、季節の果物をどっさりと買い込んできた。銀の酒壺に温められた酒が用意され、父娘は交代で杯を捧げた。金老人は畳に額を擦りつけ、心からの礼を尽くした。

魯達は「老人よ、これほどの手厚いもてなしは、かえって身の置き所がない」と制したが、老人は「あの日以来、私たちは毎日あなた様を想い、紅い札を立てて香を焚き、拝んでおりました。今日、こうして生身のあなた様をお迎えできたのです。拝まずにいられましょうか」と、涙ながらに語るのであった。

三人が静かに酒を酌み交わしていると、日が暮れる頃、階下でただならぬ騒ぎが起きた。

魯達が窓から見下ろすと、二十人から三十人ほどの男たちが棍棒を手に、「曲者を逃すな!」と叫んでいる。中には馬に乗った男がおり、「賊を捕らえろ!」と下知を飛ばしていた。

「不届きな奴らめ」と魯達は腰掛けを手に階下へ飛び降りようとしたが、金老人が慌てて「お待ちを!」と手を振りながら駆け下りていった。老人が騎馬の男の耳元で何事か囁くと、男は急に表情を緩めて笑い出し、連れてきた兵たちを追い散らした。

その男こそ、娘の夫である趙員外であった。

員外は馬を降りると、魯達の前に恭しく平伏した。

「お噂はかねがね。名を聞くは目に勝ると申しますが、こうしてお目にかかれて光栄です。義士、魯提轄殿とお見受けいたします。どうぞ、ご挨拶を申し上げます」

魯達が驚いて事情を尋ねると、金老人が苦笑いしながら説明した。

「こちらが娘の夫、趙員外様です。実は、二階に若い男を連れ込んだと誰かが告げ口をしたもので、員外は勘違いをして騒ぎ立てたのですが、事情を話すとすぐにご理解くださいました」

魯達は「なるほど、それは員外を責めることはできぬな」と豪快に笑った。

趙員外は魯達を再び上座へ招き、改めて酒宴が始まった。員外は魯達の豪胆な人柄に深く敬服し、二人は夜更けまで武芸の話や、鄭屠ていとを仕留めた際の一件について語り明かした。

翌朝、員外は神妙な面持ちで切り出した。

「ここ(市街地)は人目も多く、安全とは言い難い。私の村の屋敷へお越しくだされ」

魯達が承諾すると、二人は馬を並べて、員外の邸宅がある「七宝村」へと向かった。

屋敷に着けば、羊を潰しての大歓待であった。しかし、安穏な日々も束の間、五、六日が過ぎた頃、金老人が青くなって駆け込んできた。

「員外様、提轄様! 先日の騒ぎが役人の耳に入ったようです。人相書きと照らし合わせて提轄様を探しているとのこと。この村へも捕吏が来るやもしれません。どうすればよいでしょうか」

魯達は「ならば、俺は自ら立ち去るまでだ」と席を立ったが、趙員外はそれを押し留めた。

「提轄殿、あなたのような義士を失いたくはない。しかし、役人に捕らえられては申し訳が立たぬ。そこで一つ、あなたを万全に守り抜く方法があるのですが、お聞きいただけますか?」

魯達が「死を待つ身だ、何でも聞こう」と答えると、員外はこう語った。

「ここから三十里ほど先に、五臺山ごだいさんという名山がございます。そこにある文殊院もんしゅいん智真ちしん長老は私の兄弟同然の仲で、私はその寺の大施主を務めております。以前、僧を一人出家させる約束をして、僧侶の身分証である『度牒どちょう』も既に買い受けてあるのですが、適当な者がおらず困っておりました。もし提轄殿にそのお気持ちがあれば、髪を落として僧侶となり、追っ手の目を逃れてはいかがでしょう?」

魯達はしばらく考え、「今ここを離れても行く宛はない。この道を選ぶのが最善だろう」と決断した。

「員外にお任せする。俺は坊主になろう」

翌日、二人は五臺山へと向かった。その山容は、息を呑むほどに荘厳であった。

雲は峰の頂を抱き、日は山の腰を巡る。

険しき嶺は天を突き、連なる尾根は銀河を侵す。

岩肌に咲く花々は春風に舞い、清らかな香を放ち、

洞穴の藤蔓は夜の雨を帯びて、細き糸を垂らしている。

飛雲の滝は月光を映して寒々しく輝き、

絶壁に立つ老松は、鈴を鳴らす龍の尾のよう。

まさに、三千世界を支える根であり、万年の歴史を抱く高嶺であった。

山門に着くと、智真長老自らが出迎えた。文殊院の壮大さは、筆舌に尽くしがたい。

山門は翠の嶺に食い込み、仏殿は青き雲に接している。

鐘楼は月と連なり、経閣は峰々と対峙する。

炊事場には清らかな泉が流れ、僧坊には四方の霞が流れ込む。

白い猿は果実を捧げて石を叩き、木魚の音をなし、

斑ある鹿は花を咥え、宝殿の金仏に供える。

七層の宝塔は空を突き、古の聖僧が集う大寺である。

趙員外は魯達を紹介し、出家させたい旨を伝えた。長老は快諾したが、周囲の僧たちは難色を示した。

「あのような凶相の男、寺の規律を乱すに違いありません」

しかし長老は静かに目を閉じ、じょうに入った。魯達の前世と未来を透視して、長老は言った。

「案ずるな。この者は天星の化身であり、その心は剛直である。今は粗暴に見えるが、後には必ずや清浄の正果を得るであろう。汝らでは到底及ばぬ器なのだ」

吉日が選ばれ、剃髪の儀式が執り行われた。五、六百人の僧が集まる中、魯達は法壇の前に立った。

剃髪師が頭を剃り上げ、最後に顎の立派な髭を剃ろうとした時、魯達が言った。

「おい、その辺りは少し残しておいてくれんか」

厳粛な場であったが、僧たちは思わず吹き出した。しかし、長老は一喝した。

「一寸の草も残さず、六根ろっこんを清浄にせよ。すべて剃り落とせ!」

こうして、魯達の髪と髭は一本残らず剃り落とされた。

長老は法名を与えた。「霊光一点、価値千金。仏法広大、名は『智深ちしん』」。

さらに長老は「五戒(殺生、盗み、淫らな行い、飲酒、虚言を禁ずること)」を授けた。智深が「合点した(分かった)」と洒落た返事をしたため、またしても僧たちは失笑した。

趙員外は智深に別れを告げた。

「兄弟、これからは僧としての本分を守り、決して騒ぎを起こしてはならぬ。衣食の世話は私が続けよう。保重(お大事に)」

魯智深は「分かった、兄貴の言う通りにする」と約束した。

しかし、根っからの豪傑が、いきなり座禅三昧の生活に耐えられるはずもなかった。

僧坊で気ままに寝そべれば、他の僧が「座禅をしろ」と注意する。すると智深は「俺が寝るのがお前の何に関わる!」と袖をまくり上げる。夜になれば雷のようないびきをかき、こともあろうに仏殿の裏で用を足す始末。侍者が「あの不届き者を追い出してください」と訴えても、長老は「趙員外の手前、もう少し様子を見よ」と庇い続けた。

四、五ヶ月が過ぎ、冬の初め。智深は「口の中に鳥が出る(退屈でたまらぬ)」と、ついに山を降りた。

半山亭という東屋あずまやで休んでいると、酒を担いで歌いながら登ってくる男がいた。

「おい、その桶には何が入っている?」

「酒ですが、和尚には売れません。寺の決まりで、売れば私が罰せられますので」

智深は「買わせろ」と迫るが、男は頑として拒む。腹を立てた智深は男の股ぐらを蹴り上げ、強引に酒桶を奪うと、その場でガブガブと飲み干してしまった。

すっかり酔いが回った智深は、上半身を脱ぎ捨て、背中に彫られた見事な花の刺繍を晒して寺へと戻った。

山門の番僧が「酒を飲んだ者は入れぬ!」と竹の棒を構えて立ち塞がると、智深は怒髪天を突き、番僧を殴り倒して門を突破した。

寺の中は大騒ぎである。監寺かんじが用心棒や火焚きら三十人を集めて立ち向かってきたが、智深は「雷のような大喝」と共に突進した。男たちはその勢いに恐れをなして逃げ惑い、智深は建物の扉や窓を次々に叩き壊した。

長老が駆けつけ「智深、無礼を致すな!」と叱りつけると、長老にだけは敬意を持つ智深は、ようやく棒を置いて「あいつらが俺を打とうとしたんだ」と弁明した。長老は彼を寝かせ、周囲の怒りを宥めた。

翌朝、長老は智深を呼び出し厳しく諭したが、智深の野性は収まることを知らない。

さらに数ヶ月後、二月の暖かな日のこと。智深は再び山を降り、ふもとの町へ繰り出した。

そこには肉屋や酒店が並んでいた。智深は一軒の打鉄屋(鍛冶屋)を訪ねた。

「良い鋼はあるか。百斤(約60kg)の禅杖と戒刀を作れ」

職人は驚愕した。「百斤など扱える者はおりません。かの関羽将軍の青龍刀ですら八十一斤ですぞ」

「ならば俺も関羽に負けぬ。八十一斤にしろ」

結局、職人の勧めで六十二斤の水磨禅杖と戒刀を注文し、代金を銀で支払った。

その後、智深は酒を求めて店を回るが、「寺の決まり」を理由にどこも売ってくれない。

町外れの小さな店を見つけると、そこでも断られたが、「俺はよそから来た僧だ」と嘘をついて店に入り込んだ。

「肉はないか?」

「牛肉は切れましたが、あそこの鍋で犬を煮ております」

「犬か、最高だ! 持ってこい」

智深は手掴みで犬の肉を喰らい、ニンニクのタレをたっぷりとつけ、酒を十杯以上も飲み干した。さらには犬の足を一本、懐にねじ込んで店を出た。

帰り道、酔った勢いで「拳の練習でもするか」と東屋の柱を一つ突き飛ばすと、建物が半分崩れ落ちた。

山門まで来ると、金剛力士像(仁王像)が自分を指して笑っているように見え、「この鳥野郎、俺を馬鹿にするのか!」と力士像の足を叩き折った。土くれと彩料が崩れ落ちる。もう一方の像も台座から引き倒し、智深は大笑いした。

寺の中は、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図であった。

「あの野良猫が、山門の金剛様を壊した! このままでは仏殿の三世仏まで壊されかねない!」

僧たちが門を固く閉じ込めたが、智深は力任せにそれを押し開き、僧坊へ飛び込んだ。

静かに座禅を組んでいた僧たちの前で、智深は食べたものを吐き散らし、辺りに悪臭が充満する。

さらに懐から犬の足を取り出して食い始め、嫌がる僧の口に無理やり肉を押し込んだ。

怒り狂った僧たちが棒を手に百人、二百人と集まってきたが、智深は仏壇のテーブルの脚を二本へし折り、それを武器にして暴れ回った。

心頭に火がつき、口角からは雷が鳴り響く。

八、九尺の猛獣のような巨躯を奮い、三千丈の志気を吐き出す。

抑えきれぬ殺意、海を捲き上げるような双眸。

真っ向から突き進む姿は矢を浴びた虎豹の如く、縦横無尽に駆ける様は槍を受けた豺狼さいろうの如し。

神仏とてこれを止めるは難く、金剛力士とて手をこまねくのみであった。

ついに長老が現れ、「智深よ、これ以上無礼をするな。皆も手を引け」と制止した。

数十人の怪我人が出た惨状を前に、長老は智深を方丈(長老の部屋)へと連れて行った。

智深はようやく酒が七、八分醒め、「長老、俺に裁きを」と深く頭を垂れた。

翌日、長老は趙員外に事情を報告する手紙を書き、智深に告げた。

「智深よ、お前はもうここでは安らげぬ。お前の罪は決して軽くないが、趙員外の顔を立て、別の場所へ紹介状を書いてやろう。昨夜、お前のために四句の偈(げ:詩)を授かった。これを一生の指針とするがよい」

智深は静かに跪き、その言葉を待った。

後に禅杖を振るって天下の英雄と戦い、戒刀を抜いて不忠の臣を斬り、その名を三千里の彼方まで轟かすことになる「花和尚」魯智深。

果たして、智真長老が授けた予言の言葉とは、いかなるものか。

【Vol.004】マジで人生詰みかけてた脳筋ヒーロー・魯達ろたつが、「やりすぎ坊主・魯智深ろちしん」として爆誕する神回です。


【指名手配犯が名門寺院で大暴れしてみた件】


1. 指名手配で詰み。からの「神引き」再会

肉屋をブチ殺して逃走中の魯達くん、指名手配書をガン見してたら「おい、何してんだ!」って止められる。相手は前助けたおじいちゃん。なんと娘がリッチなパトロン(趙員外)の愛人になってて、「恩返しにかくまうよ!」という激アツ展開。


2. 強制的に「坊主デビュー」

でも役人のマークが厳しすぎて、パトロンから「とりあえずお寺にぶち込んで、坊主にしちゃえばバレなくね?」と提案される。「OK、やるわ」ってことで、名門・五臺山ごだいさんへ。髪もヒゲも全剃りして、名前も「智深ちしん」に改名。でも、中身はゴリゴリの武闘派のまま。


3. 「酒!肉!喧嘩!」のトリプルコンボ

数ヶ月で修行に飽きて限界突破。山を降りて、無理やり酒を強奪してガブ飲み! さらに「犬の肉」をニンニクだれでムシャつくという、仏教界もドン引きのルール違反(コンプライアンス無視)を連発。


4. 寺を物理的に破壊(PVP発生)

ベロベロに酔っ払って寺に帰還。門番をボコり、寺のシンボルである仁王像(金剛様)を「笑ってんじゃねーよ!」と物理的に粉砕。 止めに来た僧侶たち数百人も、テーブルの脚をブチ抜いて振り回し、全員なぎ倒す無双モード。


5. 永久追放、そして伝説へ

さすがに寺の幹部たちも「アイツ、マジで出禁にしろ!」とガチギレ。でも一番偉い長老だけは「コイツ、才能の塊だから」と唯一の理解者。紹介状を一通書いてくれて、「次はもっとデカいところで暴れてこいよ」と送り出すことに。

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