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私説 水滸伝一〇八編の鎮魂曲  作者: 光闇居士


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〇参〇:施恩、三たび死囚牢に入り、武松、大いに飛雲浦(ひうんぷ)に暴る

挿絵(By みてみん)

「飛雲浦 鎖断ち修羅 月を睨む」


【しおの】

 さて、武松が蒋門神しょうもんしんを力任せに踏みつけ、こう言い放ちました。

「貴様の命が惜しくば、今から言う三つの条件を飲め!」

 蒋門神こと蒋忠しょうちゅうは、地を這いながら必死に答えました。

「好漢、何なりとお申し付けくだされ。この蒋忠、すべて仰せの通りにいたします」

「一つ。直ちに快活林かいかつりんを去り、奪い取った家財の一切を、元の持ち主である施恩に返せ。誰が他人の飯の種を掠め取ってよいと言った!」

「承知いたしました、すべてお返しいたします」

「二つ。身を起こしたならば、すぐさま快活林の主だった英雄豪傑たちを呼び集め、施恩に深々と詫びを入れろ」

「それも、仰せの通りにいたします」

「三つ。今日中にすべてを明け渡し、この孟州もうしゅうを立ち去って故郷へ帰れ。二度とその面を拝ませるな。もし再び俺に見つかれば、一度につき一度、十度会えば十度、貴様を叩きのめす。軽ければ半殺し、重ければ命はないものと思え。分かったか!」

 蒋門神はただ命惜しさに、「従います、蒋忠、すべては仰せのままに」と、何度も繰り返しました。武松が蒋門神を引き起こしてみれば、その顔は青黒く腫れ上がり、首は折れ曲がらんばかりで、額からは鮮血が滴り落ちていました。武松は厳しく指を差し、

景陽岡けいようこうの人食い虎でさえ、俺の三拳二脚で打ち殺したのだ。貴様ごとき、その足元にも及ばぬわ! さっさと明け渡せ。少しでも遅れれば、次は命をもらうぞ!」

 蒋門神は、目の前の男こそがかの武松であると初めて知り、震え上がって平伏しました。そこへ、施恩が二十三人の屈強な手下を連れて駆けつけました。彼は武松の鮮やかな勝利を目の当たりにして狂喜乱舞し、彼を囲んで称えました。武松は落ち着いて言いました。

「施恩よ、元の持ち主が戻ったぞ。蒋よ、さっさと荷をまとめ、人を呼んで詫びの席を設けろ」

「好漢、まずは店の中でお休みください」

 店の中に入れば、床はこぼれた酒でひたひたになっていました。蒋門神の愛人や家来たちは、あまりの恐ろしさに酒瓶の中にまで頭を突っ込み、のたうち回るありさまです。一人の女が這い出してきましたが、その顔は傷だらけで、下半身は酒でびしょ濡れになっていました。使用人たちは、まるで蜘蛛の子を散らすように逃げ去っていきました。

 武松は一同を座らせると、「早く荷をまとめろ!」と雷鳴のごとく怒鳴りつけました。まずは女を車に乗せて送り出し、無傷の使用人を町へ走らせて、十数人の豪傑たちを招き寄せました。上等の酒の封を切り、並べられた豪華な料理を囲んで、武松は施恩を上座に据えました。

 酒が数杯回ったところで、武松は重々しく口を開きました。

「近隣の皆様、よくお聞きくだされ。私、武松は陽穀県で人を殺め、ここへ流されて参った身。しかし聞き及べば、この快活林の店は、もともと施恩が汗水垂らして築き上げた商売。それを蒋門神が力ずくで奪い取ったというではありませんか。私は曲がったことが大嫌いなのです。義を見てせざるは勇なきなり。今日、蒋の命を助けましたのは、皆様の顔に免じてのこと。今夜中に彼は孟州を去ります。もし再び俺の前に現れることがあれば、景陽岡の虎と同じ運命を辿るものと思われよ」

 人々は、この男こそが天下に名高い虎退治の武都頭ぶととうであると知り、驚愕して蒋門神に「さっさと明け渡しなさい」と促しました。蒋門神は恐ろしさのあまり声も出ず、家財の一切を引き渡すと、恥じ入るように車を呼び、孟州を去っていきました。

 武松は隣人たちと夜更けまで杯を交わし、翌日の昼過ぎまで泥のように眠りました。施恩の父である老管営も、息子が店を取り戻したと聞き、馬を飛ばして礼に訪れ、数日間は祝宴が絶えることはありませんでした。快活林の者はみな武松の武勇を称え、店は以前にも増して繁盛し、博打場や両替商からも上納金が舞い込むようになりました。施恩は武松を実の親のように敬い、快活林の支配を再び揺るぎないものとしました。

【詩に曰く】

人の道を奪う者は、また人に奪わる

義気多ければ、利もまた多し

快活林に再び快活の声響き

悪人には、さらに強き正義が磨きをかける

 月日は流れ、一ヶ月が過ぎました。夏の盛りはいつしか遠のき、玉のような露が降り立ち、秋風が暑さを連れ去る初秋の頃合いとなりました。

 ある日のこと。武松と施恩が店で武芸の談義に花を咲かせていると、門前に馬を連れた数人の軍兵が現れました。

「虎退治の武都頭はいらっしゃるか?」

 彼らは孟州の兵馬都監へいまとかん張蒙方ちょうもうほうからの使いでした。施恩が尋ねると、張都監が武松の並外れた武勇を聞き、自分の親衛隊に加えたいという公文書を持ってきたとのことでした。施恩は「都監は父の上司。断ることはできぬ」と考え、武松に相談しました。実直な武松は「それほどまでに招いてくださるのなら、行って話を聞こう」と、馬に乗って孟州城へと向かいました。

 張都監の屋敷に着くと、都監は大層喜び、武松を奥へと招き入れました。

「貴殿が天下無双の英雄であると聞き、我が側近として迎えたいと考えていた。どうだ、俺の腹心にならぬか?」

 武松は恭しく膝をつき、「罪人である私を拾ってくださるなら、馬前を走り、命を懸けてお仕えいたしましょう」と応じました。都監は満悦の体で酒を振る舞い、武松を厚遇しました。翌日には施恩のもとから荷物を取り寄せ、屋敷内に個室を与え、仕立屋を呼んで秋の衣類を新調させました。武松は「これほどまでに親身にしてくださるとは」と深く感激し、都監のために尽くそうと固く心に誓いました。武松が口添えすれば、どんな公的な願いも通ると評判になり、人々は武松に金銀や絹を贈るようになりました。武松はそれらを柳の籠に大切に仕舞い込みました。

 時は過ぎ、八月の中秋の名月。

【中秋を讃えて曰く】

玉露は冷ややかに、金風はそよそよと

井戸端の梧桐あおぎりは葉を落とし、池の蓮は実を結ぶ

雁の鳴き声は悲しげに響き、虫の音は夜を急ぎ立てる

柳は風にくだかれ、芙蓉ふようは雨にあでやか

秋色は正に半ば、まどかな月は山河を隅々まで照らす

 張都監は鴛鴦楼えんおうろうの階下で中秋を祝う宴を開き、武松を招きました。武松は夫人が同席しているのを見て退席しようとしましたが、都監は「義士よ、他人行儀にするな。家族と同じではないか」と強く引き止めました。武松は恐縮しながらも、末席に座りました。都監は愛妾の玉蘭ぎょくらんを呼び、その調べを歌わせました。

【玉蘭を讃えて曰く】

顔は蓮の花のごとく、唇は桜の花びらのよう

眉は遠き山を描き、目は秋水の如く潤う

腰は細くしなやかに、緑の衣は金の蓮(小さな足)を包む

素肌は香しく、紅の袖は玉の筍(指)を隠す

鳳凰のかんざしは雲のような髪に斜めに挿さり、象牙の拍板ひょうばんを手に。

 玉蘭は蘇東坡そとうばの「水調歌頭すいちょうかとう」を、透き通るような美しい声で歌い上げました。

明月幾時めいげついつぞ有る、酒をって青天せいてんに問う……」

(この明月はいつからあるのでしょう。酒を手に青天に問いかけます。天上の宮殿では、今宵は何年が過ぎたのでしょうか。風に乗って帰りたいと願いますが、高所の寒さは耐え難いものです。清らかな影と共に踊るなら、この人間界の方が良いではありませんか。……人には悲しみと喜び、別れと出会いがあり、月には陰りもあれば欠けることもあります。万事、いにしえよりすべてが満たされることは稀なこと。願わくば、人々の命が長くあらんことを。万里を隔てていても、この月を共に愛でましょう)

 歌い終えた玉蘭は、都監、夫人、そして武松に酒を勧めました。都監は武松に微笑んで言いました。

「武都頭よ、この玉蘭は聡明で針仕事も殊のほか上手い。もし貴殿が嫌でなければ、吉日を選んで貴殿の妻にさせよう」

 武松は驚いて深々と拝礼しました。「私のような罪人には、もったいなきお言葉でございます」

 都監はからりと笑って「一度口にしたことは必ず守る。楽しみにしていなさい」と言いました。

 酒も進み、武松は三更(午前零時頃)近くに退席しました。ほろ酔い加減で中庭へ出ると、都監への深い恩義を噛み締めながら、月光の下で哨棒しょうぼうを振り回して稽古に励んでいました。すると突然、奥の方から「泥棒だ!」という鋭い叫び声が響き渡りました。武松は「恩人の一大事!」と棒を握りしめ、奥へと駆け込みました。

 そこへ玉蘭が慌てふためいて走ってきて、「泥棒が花園の方へ逃げました!」と指差しました。武松が花園へ駆け込むも、人影はありません。怪訝に思って引き返そうとしたその瞬間、暗闇から投げ出された長椅子に足を取られて転倒してしまいました。そこへ七、八人の軍兵が飛びかかり、「泥棒を捕まえたぞ!」と武松を幾重にも縄で縛り上げました。

「俺だ、武松だ!」と叫びましたが、軍兵たちは聞く耳を持ちません。広間へ引き立てられると、そこには都監が苦々しい顔で座っていました。

「この恩知らずめ! 賊を捕らえようと拾い上げ、家族のように扱ってやったというのに、この不実な心根。何を盗んだか、こいつの部屋を調べろ!」

 部屋を調べると、柳の籠の下から一、二百両もの銀の食器類が「盗品」として現れました。武松は目を見開き、ただ「冤罪だ!」と叫ぶほかありませんでした。都監は「証拠は明白だ、言い逃れはできん」と冷たく突き放し、武松を死囚牢ししゅうろうへと監禁しました。

【詩に曰く】

都監の貪欲、実に悲しむべし

妻を出しを献じて奸邪かんじゃを売る

太守の心まで買収し

平人を賊として捕らえんとは

 武松は牢の中でようやく悟りました。「蒋門神が都監を買収し、俺を陥れる卑劣な罠を仕掛けたのだな」

 重い枷をはめられ、足枷を打たれた武松を、施恩が聞きつけて必死に救済へと動きました。老管営は「蒋門神が張団練ちょうだんれんを通じて都監を動かしたのだ。金を使わねば命はない」と諭しました。施恩は百、二百両の銀を惜しみなく投じて牢番のこうに根回しをし、さらに公正な事務官である葉孔目ようこうもくに働きかけました。葉孔目は武松が真の英雄であることを知っており、都監の賄賂を受けた知事の横暴を抑え、武松の罪を「死罪」ではなく「窃盗および流罪」へと軽減させるよう文案を書き換えました。

【詩に曰く】

贓吏ぞうり紛々として要津ようしんを拠る

白昼公然として黄金を受けん

西庁の孔目、心は水の如し

真の心を賊の心とせず

 施恩は何度も牢を訪れ、武松に欠かさず食事と衣類を届け、彼を勇気づけました。

「兄貴、これは蒋門神の執念深い仕返しです。どうか今は耐えてください。葉孔目が味方してくれています」

 武松は一度は憤怒のあまり脱獄を考えましたが、施恩の真心に触れて思いを留めました。都監たちは武松が牢内で優遇されていると知ると、さらに知事へ圧力をかけましたが、葉孔目が頑として譲りませんでした。

 二ヶ月後。ようやく判決が下りました。脊杖(せきじょう・背中を叩く刑)二十回、恩州おんしゅうへの流罪。

 武松は、葉孔目の情けある手加減のおかげで、刑を軽く済まされました。再び重い枷をはめられ、二人の公人に連れられて孟州の町を後にしました。一里ほど行くと、道端の酒屋から施恩が姿を現しました。見れば施恩は、頭と腕に痛々しい包帯を巻いています。

「その怪我はどうした!」と武松が問いました。

「兄貴、蒋門神が再び手下を引き連れて快活林に現れ、私を叩きのめして店を奪い返したのです。……私は情けないほど無力です。せめてこの綿入れの衣と、酒、よく熟したガチョウを持ってきました。道中の路銀もこの包みにあります。二人とも、これを食べてやってくれ」

 施恩は公人たちにも銀を贈ろうとしましたが、彼らは「こいつは泥棒だ、関わりたくない」と冷たく拒絶し、武松を急き立てました。施恩は武松の耳元で静かに囁きました。「道中、くれぐれもお気をつけください。奴らの眼光は穏やかではありません」

 武松は静かに頷きました。「分かっている。二人や三人の刺客など、恐るるに足りん。お前は早く帰って、その傷を癒せ」

 武松は公人に連れられ、歩き出しました。

「ついにお出ましか」

 武松は公人たちの落ち着かぬ様子を見て、心の中で冷笑しました。右手は枷に固定されていましたが、左手は自由に動かせました。彼は枷に吊るされたガチョウを力強くむしり取り、むしゃむしゃと平らげ始めました。四、五里歩くうちに、二羽のガチョウをすべて腹に収めました。

 孟州から十里ほど来たところに、飛雲浦ひうんぷという水場がありました。そこには大きな板橋が架かり、牌楼にはその名が刻まれていました。

 前方を見れば、二人の男が朴刀ぼくとうを提げて待ち構えています。彼らは公人と目配せをし、不穏な暗号を交わしていました。武松は、そのすべてを見抜いていました。

 橋の上で、武松はふと立ち止まりました。「用を足させろ」

 男たちが隙を狙って近づいたその瞬間、武松の足が電光石火のごとく飛びました!

「失せろ!」

 一人は飛龍の如き蹴りを食らい、真っ逆さまに水へと落ちていきました。もう一人が振り返る暇もなく、武松の右脚がその顔面を砕き、勢いよく水へと叩き込みました。

 慌てふためいて逃げようとする公人たちに、武松は大喝しました。

「どこへ行く!」

 武松は鋼のような腕力で枷をへし折り、二つに引き裂くと、橋から猛然と駆け下りました。逃げる公人の背中を鉄拳で打ち倒し、地に落ちていた朴刀を拾い上げると、無情にその胸を突き通しました。

 水から這い上がろうとした蒋門神の弟子二人も、武松は容赦なく斬り捨てました。一人の髪を掴んで問い詰めました。

「実を言え、さもなくば命はないぞ!」

「わ、私たちは蒋門神の弟子です。師匠と張団練が都監と計らい、あなたを道中で殺すよう命じられたのです」

「奴らは今、どこにいる?」

鴛鴦楼えんおうろうで酒を酌み交わしながら、私たちの吉報を待っています……」

「そうか。ならば、貴様を許すわけにはいかん」

 刀を一閃させ、その首を撥ねました。武松は四人の死体を次々とみずうみへ投げ捨てました。

 橋の上で武松は、朴刀を提げたまま、静かに立ち尽くしました。

「四人の小物どもを殺したところで、張都監、張団練、そして蒋門神の首を取らねば、この腹の虫は収まらぬ!」

 武松はしばし躊躇しましたが、意を決したように踵を返し、猛然と孟州城へと引き返していきました。

 これこそが、武松が数人の欲深い役人を葬り、積年の恨みを晴らす端緒となります。

 画堂がどうの奥深くに死体が横たわり、紅い蝋燭の光の中で、血が楼を赤く染め上げることでしょう。

 果たして、武松の孟州城への帰還がいかなる結末を招くのか。

【Vol.030:冤罪・ハニトラ・大逆転!武松の怒り爆発まとめ】


1. 蔣門神、ボコられて強制退去

前回、武松にボコボコにされた蔣門神ジャン・モンシン。武松から「店を返せ」「土下座しろ」「この街から消えろ」っていう超強気の3か条を突きつけられ、命惜しさに「承知いたしましたぁ!」と爆速で承諾。顔面ブルーベリー状態で孟州から追放されます。施恩シオンは店を取り戻して超ハッピー、武松は街のレジェンドとしてVIP待遇を受けることに。


2. 謎のスカウト案件と「ハニトラ」の予感

そんな時、街の偉い人・張都監チョウ・トカンから「君、才能あるね。僕のボディーガードにならない?」とスカウトが来ます。武松は「まともな就職先ゲット!」と大喜び。

さらに中秋の名月のパーティーで、都監から「この可愛いアイドルの玉蘭ギョクランちゃん、君のお嫁さんにしちゃいなよ」という神提案。玉蘭の歌声に武松もちょっとデレちゃって、完全にフラグが立ちます。


3. 最悪の「ハメ」展開:冤罪コンボ

ところが、これ全部罠。ある夜、屋敷に泥棒が出た!と騒ぎになり、武松が現場に急行すると、さっきの玉蘭が「あっちに逃げました!」と嘘のナビ。誘導された先で武松は捕まり、部屋からは「盗まれた銀食器」がザクザク。

これ、蔣門神が張都監を買収して仕組んだ胸クソ悪い冤罪セットだったんです。武松はそのまま死囚牢(地獄の牢屋)へ。


4. 施恩の神サポートと、ガチョウもぐもぐロード

施恩が必死に金(賄賂)をバラ撒いて、なんとか死刑だけは回避。結果、背中を叩かれる刑+恩州へ流罪に。

出発の日、蔣門神にまたボコられて包帯グルグル巻きの施恩がやってきて、「兄貴、刺客が来るからマジで気をつけて」と警告。武松は「分かったわ」と言いつつ、差し入れの熟したガチョウ2羽を歩きながら爆食い。栄養補給も完了して準備万端です。


5. 飛雲浦ひうんぷで無双:ジョン・ウィック化

刺客のガードマン2人と蔣門神の弟子2人が、有名な橋「飛雲浦」で武松を殺そうとします。

でも、ガチョウパワー全開の武松には逆効果。「用を足すわ」と隙を見せてから、重いかせを力任せにバキィ!と破壊。「どいつもこいつも、たまねええ!」と、橋の上でキックとパンチを連発し、刺客を次々と川へドナドナ。最後の一人を問い詰めると「今頃、張都監と蔣門神は鴛鴦楼で酒飲んでお祝いしてますよ」という情報をゲット。


6. 結末:復讐の鬼、爆誕

「小物を片付けても意味ねえ。元凶をブチ殺しに行くわ」と、武松は街道を引き返し、夜の孟州城へ逆走。ここから水滸伝屈指のバイオレンス・リベンジ・ナイトが始まります。


今回のポイント:

武松のスペック: 重い枷をはめられたまま、刺客4人を完封。もはや格ゲーの隠しキャラ。

ガチョウ: 護送中にガチョウをむさぼり食う姿がワイルドすぎてシュール。

絶望のハニトラ: 玉蘭ちゃんにちょっと期待した読者の心も武松と一緒にバキバキに折られます。

一言で言うと:

「ホワイト企業に転職したと思ったら、実はハニトラ冤罪ブラック企業で、ブチギレた武松がガチョウ食べて無双モードに入る回」です!

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