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賢者の石  作者: 謳里 箏
4/12

#4 冒険者という職業

 受付に並ぶ冒険者はこの短時間でほぼいなくなっていた。

 依頼板の前に集まっていた冒険者もほぼいなくなりわずかに残った依頼の紙が貼ってあった。

 大抵この依頼は待遇が悪いか危険であるがゆえに誰も取りたがらないというのが理由だ。

 残る依頼内容を目を細めて見てもやはりその手の類だ。

 当然と言えば当然だが受ける気になるような依頼はない。

 ストルはため息をつきつつこれからの予定を考えていると列が動いた。

 丁度空いている受付に向かう。


「冒険者登録を頼む」

「わかりました」


 引きつりそうな表情を我慢しつつ平然を装う。

 と言うのもストルの受付は先ほどの水晶のやり取りをした女性だった。

 女性はストルに気付いていないのかそれとも気にしていないのだろうか平常の対応だ。

 机の下から薄い紙を取り出す。


「お名前をご記入ください」


 その紙を受け取り名前を記入する。

 手早く記入したそれを手渡すと女性はそれを確認した。

 そして、あらかじめ取り出した鉄色のプレートにそれを重ねる。


「これに魔力を込めてください」


 ストルは指示に従いそれに触れる。

 魔力を込めると書いた文字以外の余白が薄く溶ける。

 残った文字は鉄のプレートに張り付く。

 それは先ほどのストルのギルドカードと酷似していた。

 違うのは名前とその横のFという文字だけだ。


「はい、出来ました『クルス』さん」


 そう、今この瞬間『ストル』は『クルス』として新たな冒険者として過ごして行くのだ。

 新たな名前に感慨は感じない。

 ただ、漸くスタートラインに立っただけなのだ。

 そんなクルスも歓迎するように受付の女性が笑みを向ける。


「さて、このギルドのルールについての説明を……」

「いや、結構だ」


 既に何度も聞いたことのある定型文をクルスは食い気味に断る。

 そのような冒険者もいるようで女性は焦ることなく笑みを浮かべる。

 だが、その声音は怒りからか低く感じた。


「聞いていた方がいいですよ」


 有無を言わさずに頷かせるような圧を滲みだしている女性に思わず頷きかけるがすぐに首を振る。


「知っている、依頼は同ランクの依頼を十回中三回失敗すればダウン、Fランクがそれを満たすと一定期間依頼を受けられない、依頼失敗時にはペナルティとして罰金がある、それくらいか?」

「……あ、はい、後暴力行為、重大な依頼の失敗もランクダウンの対象です」


 二つの見落としがあったものの女性が応対してきた人で流石に内容を知っていた者はいなかったようだ。

 重大な依頼の失敗は護衛で雇い主を死なせてしまった場合などだ。

 暴力行為は正当な理由が無いにもかかわらず他の冒険者を襲うなどだ。

 だが、殺されそうだった等の理由があれば罰せられないこともある。

 しかし、しないほうが良いことには変わらない

 傍から見てもわかるほど受付の女性は驚いていたがすぐに表情を戻しす。


「何か質問はありますか」

「ない」


 クルスはギルドカードを受け取ると足早に立ち去る。

 もしギルドカードの件で詰められたら最悪、殺人などの理由で詰められるかもしれない。

 彼女が忘れていたならそれで良しだがどうやらそうでもないようだ。

 女性は慌てて呼び止めようとするがその直前に一人の冒険者が前に割り込む。

 振り返る余裕すらないクルスはそれに気付かないままギルドの出口へと向かった。


「話ちょっといいかい」

「後にしてください、今はあの冒険者に話が……」

「その要件の説明の為の話だ」


 ヘルムを被った冒険者、リイスは机の隅に置いてあったストルのプレートを見せる。

 女性が慌てたように机の上を探すが、それが彼の持っている物と気付いた時その表情は怒りへと変わった。

 身を乗り出して眼前まで顔を近づけての第一声は怒号だった。


「何をしているんですか! ギルドの物ですよ!」

「まあまあ、重要な話だ」


 リイスは宥めるように椅子に座るように促す。

 最初は従う様子はなかったがプレートを机の上に戻すと渋々ながら座った。


「それで内容は」

「彼についてだよ」


 リイスの話術かそれとも彼女の感受性が高かったおかげか話を聞き終えた後の女性の目には涙を溜めていた。

 もしここにクルスがこの場にいたのならその反応は一瞬で変わるだろう。

 もしかしたら先ほど以上の怒りを見せるかもしれない。

 ただ、彼女にはこの嘘を信じてもらおう。

 リイスのヘルムの奥のいたずらな笑みは誰一人気付くはずがなかった。











 普段は誰も寄り付かない森の中をクルスは進む。

 様変わりしない光景にうんざりしながら進むなか、方向感覚を狂わせずに進める人は極限られているだろう。

 当のクルスも方向感覚は狂わされ、太陽の方角を頼りにして何とか進んでいる状況だ。

 地面に生えた薬草を見つけては摘み鞄に仕舞うを繰り返す。

 葉の部分を使う薬草の根を取らないように気を付けて摘むのはなかなかの集中力を使うが、ここらのは質の良い。

 その労力と見合った金額を手にできると思えば最初はあまり苦には感じなかった。

 だが、数も多く何度もやっている内に飽きてきたがその時に丁度鞄も薬草で一杯になったのは幸運だろう。


 本来なら町のギルドに戻るべきなのだろうが今のクルスにはそのつもりはない。

 というのもギルドではまだストルのギルドカードという特大の爆弾が残っているのだ。

 冒険者でない者が亡くなったとされる冒険者のギルドカードを持っているという状況だけで怪しさ満点、疑惑を掛けられれば答えようがないこの状況、冤罪の疑いをかけられれば打つ手はない。

 ギルドがそういうことをしないだろうが詰められるのは確実だ。

 火のないところに煙は立たない。

 クルスの噂が冒険者の間を駆け巡るのは容易に想像がつく。

 その結末を回避する手っ取り早い方法は隣町へ逃げることだ。

 ギルドカードは登録さえすればどのギルドでも問題はないのだ。

 ただ、冒険者が何の報告もなく違う街に移動するのは罰則があるが精々幾らかの罰金だろう。


 しかし、その道のりは決して楽なものではない。

 馬車が通るために整備された道は森を迂回する。

 その上、道中の薬草は質が低い上にたまにしか生えていない。

 だが、その道は魔物は滅多に表れない上に行き来する馬車は大抵冒険者が同行している。

 時々山賊が現れるが比較的安全な道と言えよう。

 対してクルスが選んだ森を突っ切る道は森を通るが歩きなら馬車の道を通るよりは早いだろう。

 それに摘める薬草は冒険者も用があるとき以外は近寄らないせいか伸び伸びと育ち質が良い。

 しかし、危険な魔物の存在はその利点と比べて傾きかねない程の大きなリスクだ。


 クルスは一瞬たりとも気を抜くことなく進む。

 木の葉で薄暗い森の中、自らが踏み折った小枝の音にすらつい反応してしまう。

 心労を感じつつあるがまだ進み始めたばかりだ。

 道中、クルスの肩幅程の大きさの木の幹が視界を遮る。

 先の情報は今は音が最大の頼りと言っていい。

 こんなにもすくすくと育った木々のせいで進みにくい森に怒りすら湧いて来る。


 ポキッ


 小枝が折れる音が響いた。

 何が原因かわからない以上クルスは立ち止まり様子を窺う。

 すると、木々が邪魔で全貌は見えないが何やら大きいものが先を横切る。

 細長いその全長は人の大きさを優に超える。

 一目見ただけでただならぬ存在であることをクルスは感じ取った。

 そして、すぐに木に隠れる。

 すこし顔を出し奴の様子を窺う。


 先頭が日の光で照らしだされた姿は大蛇だった。

 体色は茶色に所々白が散りばめられている。

 周囲を警戒する素振りすら見せないのは、その大蛇が森で捕食者側であることを物語っている。

 しかし、幸い大蛇の進行方向はクルスを横切る。

 このまま静かにしていれば見つからずに済むだろう。


『シュルルル』


 大蛇が赤い舌を突き出し音を出す。

 その舌は目算でもクルスの身長の半身程の大きさはあるだろう。

 もし見つかれば丸のみにされるのは想像に難くない。

 見つかった時を考え肝を冷やすクルスの背中を風が撫でる。


「!!」


 次の瞬間大蛇がこちらを向いた。

 音は立てていないはずだが一体何が原因なのだろうか。

 慌てて木で身体を隠すが地面を這う音は段々と近づく。


「ッチ!」


 既に見つかったことを察したクルスは走り出す。

 方向感覚が狂う森で走りたくはないが致し方ない。

 木の葉や枝など様々なものが堆積したであろう地面は柔らかく、地面にはわずかに足跡が残る。

 クルスが振り返ると大蛇は先ほどより距離を詰めてきている。

 地を這って進む大蛇の体は足跡すら容易に消せるほど体が地面に沈んでいるが、それを物ともせず大蛇は速度を緩めない。

 力勝負で大蛇を打ちのめせるものがいたのならそれは怪力と呼ぶにふさわしいだろう。

 当然クルスにそんな力があるはずもないし、ましてや打ちのめす手立てがあるはずもない。

 しかし、このままでは大蛇に丸のみにされるのも時間の問題だ。

 逃げた先に偶然冒険者がいるという極わずかな可能性が思い浮かぶが、それに賭けるなら戦って勝つ方がまだ可能性があるだろう。

 クルスは追走する大蛇を引き離すべく魔法で火球を生成する。

 火魔法のそれは名の通り生物が本能的に避ける火を生み出す。

 最も攻撃に優れ、対象に怪我を負わせるのに適している。

 魔法の最大の利点はどのような状況でも意のままに制御できるという点だ。

 だが、それはその状況を把握できていればの話だ。

 逃げている時に魔法を正確に撃ち込むというのはよほど魔法に扱いなれている者でなければ出来ない。

 それが出来ない者も正確に魔法を撃ち込む方法はいくつかある。

 例えば、振り向きながら撃つとかだ。


 大蛇の巨体では胴体に当たったところで大したダメージを与えられるほどクルスの火球は強くない。

 そのため振り向きながらクルスは大蛇の頭部に狙いを定める。

 這うように走る大蛇の頭部は対して動いていない。

 しかし、普通に撃ってもこのまま避けられて終わりだろう。

 そのため、クルスは火球に魔力を込める。

 通常の倍近くの魔力を更に火球に込めた時、それを発射した。

 込められた魔力を一気に発揮させ速度へと変わる。

 放たれた火球は凄まじい速度で大蛇へと進む。

 拳大程の大きさだがこの速度では避けることはそう容易ではない。

 火球は大蛇がそれを認識する前に突っ込んだ。


『シャアアアアァァ!!』


 大蛇は鳴くように舌を鳴らし痛みにのたうち回るように尾を地面に叩きつける。

 空を切る音と共に地面が揺れる。


「よし!」


 計画通りの結果にクルスは思わず笑みと共に拳を握る。

 倒す威力は無いだろうがそれでも大きなダメージを与えられたに違いない。

 出来ればどこかへ行って欲しい。

 そんな願望を持ちつつクルスは後方の大蛇を確認する。


『シュルルル』


 しかし、大蛇は獲物を逃がすまいと言わんばかりに舌を震わせ追いかける速度を早める。

 大蛇の眼はクルスを見つめ恨みの籠ったような視線を感じる。

 右目は火傷で恐らく見ないはずの大蛇は先ほどよりも素早く、距離をぐんぐんと詰めるがクルスは慌てない。

 右手を突き出し再度火球を生成、放つ。


 対処法さえわかればそれに従えばいいのだ、慌てることない。

 そう自らに言い聞かせながらクルスはその速度を維持するよう努める。

 魔法は想像以上に集中力を使う。

 それで走ることがおろそかになり掴まっては本末転倒だ。

 地面に足を取られないように注意を向けつつ走るクルスは放った再起程と同じ魔法の着弾音を待つ。

 しかし、その音は先ほどのより倍以上の時間が経っても聞こえない。

 そして、漸く聞こえた爆発音で火球が躱されたことを察した。


「どうすんだよ!!」


 クルスは怒りの籠ったように声を荒らげるがそうしたところで大蛇が待つはずない。

 目算では先ほどの火球は前回より近づいてから放ったはずだ。

 それなのに躱されたということに殺意すら湧いて来る。

 そして、音の距離からして大蛇は今クルスの真後ろへと迫っているはずだ。

 森から抜けられるはずはない上に他の冒険者が周囲にいる気配はない。

 かといって逃げられる程の走力がクルスに備わっていない。

 もうやるしかない。


「く……たばれ!」


 クルスは振り返りざまに真後ろの大蛇の顔目掛けて飛びかかる。

 それと同時に剣を抜き、ありったけの火球を生成して放つ。

 一撃必殺、この攻撃で大蛇を打倒すつもりの継続戦闘度外視の攻撃だ。

 恐らく次に魔物に見つかったら死ぬ。

 だが、今ここで全力を尽くさなければ死ぬ。

 クルスが生成した火球は三個、魔術師でもないかつてのDランク冒険者にしては上出来だろう。

 一時に多量の魔力を消費した倦怠感を感じるがそれは歯を食いしばり堪える。

 狙うは眉間、大蛇に着弾した火球の黒煙が視界を遮るがクルスは剣をそこ目掛けて突き刺す。

 凄まじい熱波に焦げた匂い、そして黒煙が魔法の威力を伝える。

 その衝撃の中、クルスの剣は確かな手ごたえを主に伝えた。

 大蛇の鱗はつるつると滑るのかクルスの足は安定しない。

 だが、剣はしっかりと刺さっているようでクルスはそれで体を支える。

 煙が晴れるとそこは赤とピンクが視界を埋め尽くしていた。


「……は?」


 状況を理解できない。

 想像していた大蛇の茶色はどこにも見えず大蛇の姿も見えない。

 クルスは周囲を見渡そうとした時視界は光を失った。

 全身に纏わりつく温かさと粘り気、強烈な臭いが満ちる。

 そして、左足に凄まじい痛みが走る。

 そこでクルスは今の状況に気付いた。

 口の中だ。

 全身が万力で固定されたように動かない。


「ぐ……かはっ、ごほっ」


 藻掻こうにも胸を押しつぶすような圧力に息が漏れ、息をしようにも凄まじい臭いに咽る。

 今の状況程最悪と言う言葉が当てはまる状況をクルスは知らない。

 大蛇の口の筋肉は獲物を丸のみにするためか発達しているようだ。

 当然クルスの力では体を動かすこともままならない。

 辛うじて動く指を動かすと時々触り心地が違う場所があった。

 恐らくクルスの魔法で火傷をした部分だろう。

 大蛇は攻撃を食らう覚悟でクルスを口で迎え撃ったのだろう。

 してやられた。

 左足は差すような痛みから染みるような痛みへと変わる。

 原因は見えてない以上わからないがクルスが無理やり顔を動かすと口内に牙らしきものが生えていた。

 恐らくそれが原因だ。

 全く持って厄介な口内だ。


 クルスは無理やり体を動かす。

 すると、右手の指先に何かが掠る。

 何とか掴むとそれは剣だった。

 どうやら先ほど口を閉じた際に抜けてしまったのだろう。

 クルスは腕と指を動かし剣を手繰り寄せようと奮闘する。

 目的は無いがもしかしたら何かに使えるかもという漠然とした考えの下指で何度も剣の柄を掠る。

 だが、急に剣が移動した。

 手に収まったそれは更に押してくるような圧を感じる。

 すると、直後クルスの体も押される。

 左足が痛みと共に抜ける感覚にクルスの表情は歪む。

 大蛇が飲み込もうとしているのだ。

 クルスの視線の先にある無限に続くとすら思える穴に押し込まれてゆく。


「くっ!」


 クルスは握った剣の柄を回す。

 移動しているせいか体を締め付けるような万力は少し緩まり幾分か力を込められる。

 当然逃れる程の力を発揮できるわけではない。

 だが、寝かされていた剣の刃を大蛇の舌に立てることは容易だ。

 クルスは握った剣を大蛇の舌に突き刺す……と言っても大して動けない現状振りかぶるなどできるはずもない。

 精々少し持ち上げては重力に任せるのみだ。

 恐らく小指が入るかどうか程度しか動かせなかった。

 それでは人ですら傷を付けられるか怪しい。

 大蛇となればもっとだ。

 クルスが何とか攻撃をしようと動いていると突如全身が重くなる。

 と思いきや今度は軽くなる。

 平衡感覚が狂いそうな中、クルスは上下左右に動かされる感覚に目を回す。

 何が起きているのかわからないクルスはしきりに周囲を見渡し必死に状況を理解しようとする。

 直後、クルスの全身に衝撃が走る。

 足に軋みそうな痛み、そしてその衝撃が全身を伝う。


「がはっ」


 内臓がひっくり返されたような感覚。

 骨から伝わる衝撃に腕すら動かすこともままならない。

 その衝撃に遠のきつつある意識の中、クルスはさっきの謎の浮遊感と衝撃の原因を必死に考えるが遂にその結論を見出すことは出来なかった。


「くっそ……」


 言うことを聞かない身体で抵抗しようにも何もできない。

 腕はピクリとも動かず体は起こせそうにない。

 体を押し込まれていく感触の中、先に続く暗闇を睨みつける。


「もう終わりかよ、まだやりてえことがあるってのに」


 フォルとランサの顔が思い浮かぶ。

 もし、フォルを咄嗟に捕まえれば、ランサといれば何か変わったのだろうか。

 怒りと後悔が綯交ぜになり目頭が熱くなる。


 後悔の多い人生、そのままでたまるか

 フォルを問い質したい、ランサに謝りたい


 思い残しを胸中で叫ぶ。

 滑るように大蛇の中を移動するクルスはこのまま食われる恐怖に歯を噛み締めた。

 その時、目先の道に光が走る。

 ただ、クルスはそれに気づくことは無かった。

 それに、それに気づいたところでクルスにはそれが事態を好転させるものであることに気付けなかっただろう。

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