七月は“恵まれし者の小さなお祭り”
さあ、モンちゃん張り切って次の季節も話しちゃうぞ♪
七月の主役となる神はウィシュトシワトルだ。塩を司る神であり、トラロックとチャルチウィクトリクエの間に生まれた女神でもある。夫婦喧嘩の巻き添えを喰らって海にまで吹っ飛ばされたが、その際に水を司る親から受け継いだ力が覚醒し、海水を操る力を得たと伝わっている。それ故に、塩の神というわけだ。
さて、そのウィシュトシワトルの祭事であるが、まずは若くて美しい娘を一人選び出し、それを神の化身として着飾らせる。神の仮装を行った娘が連日各所を練り歩き、歌と踊りで皆を楽しませる。
また、その従者として、“塩”の生産や売買を生業とする者の妻や娘もこれに続き、同じく踊るのだ。もちろん、奴隷や捕虜も率いてな。
そして、祭事の最後を飾るべく、神の化身たる娘の心臓を抉り、これを神に捧げる。当然だが、捕虜も生贄にするのも忘れてはいかんぞ。
神は供物が大好きなのだ。捧げ物の質、量共に良い物を用意せねば、神の機嫌を損ねてしまう。そうなれば、我が国はおしまいだ。
生贄は我が国を回すための重要な行事であり、根幹なのだぞ!
この点は手抜きしないし、させはしないぞ。モンちゃんはそんな中途半端なことはしない。生贄と、神々の力があってこその我が国の繁栄なのだからな!