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必読!?【脳死で読める】異世界転生  作者: 木原時 星香
1/2

――― 1話 異世界転生・ファンタジーの世界 ―――


必読!?【脳死で読める】異世界転生



挿絵(By みてみん)




――― 1話 異世界転生・ファンタジーの世界 ―――





みき「ねーねー異世界転生しよー



りく「いーよー どこにするー?



みき「ハワイがいー



りく「えーやん 映えるやつやん



みき「それな



りく「バズったらどうしよー



みき「充電せんと切れるで



りく「せやろー



みき「じゃハワイはいかんな



りく「どこがええのん?



みき「やっぱファンタジーじゃね?



りく「ええやん



みき「剣とか魔法のやつってええやろ?



りく「うん



みき「竜の付いた剣のキーホルダー買おうぜ



りく「お土産の定番やな



みき「じゃ早速事故ろうぜ



りく「うぃー





みき「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃ



りく「うびゃびゃびゃびゃびゃびゃ






みき「あー痛かった



りく「4トントラックやべーな



みき「もう、クンってなったわ



りく「あぁヤバかったわ、クンって



みき「てかマジここファンタジーやん



りく「それな



みき「島浮いとるもんな



りく「やばー



みき「あと太陽じゃない惑星見えるで



りく「でかいなー



みき「あれラスダンじゃね?



りく「それな



みき「てか靴下濡れたんですけどー



りく「スライムくっついてんで



みき「キモ



りく「可愛くはないな



みき「あっちいけや



りく「とりあえず蹴ったろ



みき「お、ありがとな



りく「ええよー



みき「お?



りく「何これ?



みき「やばーレベル上がったわ



りく「音鳴ったからなー



みき「初めて聞いたわ



りく「でもわかりやすくてええな



みき「せやな



りく「ねー、村とか行こうよー



みき「ええやん、冒険やんな



りく「あれ村やろ?



みき「っぽいなー



りく「壁すごいなー



みき「村なん?



りく「いやもうこれ町やで、てか城あるやん



みき「外壁すごいもんなー



りく「町人に色々聞いたろ



みき「アグレッシブやな



りく「ええ性格やろ



みき「うむ



りく「ねー、なんか魔王おるって



みき「すごいやん



りく「四天王もおるって



みき「ええやん



りく「あと武器屋はあっちって



みき「じゃあ行こかー



りく「剣買うたろー



みき「ほー、いろいろ売ってんなー



りく「ナイフと剣どっちがええかな?



みき「え?ヤリがよくね?



りく「なして?



みき「長いやん。よー届くって



りく「そか、じゃそれにしよ



みき「てか金あんの?



りく「あるよ



みき「ならええわ



りく「なーこの薬草やけどさ



みき「あぁ?



りく「これ塗るんか?食うんか?



みき「店員に聞けや



りく「すまんな



みき「ええよー



りく「これ塗るらしいで



みき「じゃあ買うときー



りく「いろいろ買ったな



みき「てかさ、宿ってどうする?



りく「は?



みき「ここ2軒あるって



りく「高いほうでええよ



みき「でも狭い方が落ちつかへん?



りく「せやな



みき「じゃそっち行こうや



りく「おけー



みき「あー、買い物しただけで疲れたわー



りく「スライム倒したやろー



みき「そーやったな



りく「今日はもう寝るでー



みき「明日はどうするん?



りく「王にでも会いに行っか



みき「ええやん



りく「多分勇者も来るで



みき「なんでわかるん?



りく「町で噂してたもんな



みき「ほー、よー聞いとんなー



りく「とりあえずもう寝よか



みき「せやな、疲れたしな



りく「おや!



みき「すみ!






りく「起きた?



みき「おう



りく「おは!



みき「よう!



りく「てか夢見たよ



みき「マジ?どんなん?



りく「バスケしてた



みき「ひとりで?



りく「おん、でな、突き指したんよ



みき「痛たたた



りく「いや夢やん



みき「知っとるよ



りく「で、カニ食べてて



みき「おお



りく「デザートに焼き芋出たんよ



みき「ええな



りく「だから学校に遅刻したんよ



みき「わかるー



りく「やろ?



みき「カニ美味しいしな



りく「で、先生に怒られたくないから



みき「うんうん



りく「カーテンくるくるしたのー



みき「隠れたんやな



りく「で、見つかりそうってなって



みき「うんうん



りく「起きた



みき「そっかー



りく「だからね



みき「腹減ったんやろ?



りく「うん



みき「トーストと目玉焼きあるって



りく「ええやん



みき「じゃあ、一階行こっか



りく「せやな



みき「あーやっぱ朝はコレやな



りく「オレンジジュースもよかったな



みき「食べ終わったし、会いに行く?



りく「せやな



みき「王イケメンやといいな



りく「王はジジイやろ



みき「イケメンは勇者の方か



りく「それにしてもこの橋ええな



みき「城の入り口ーって感じするもんな



りく「お、兵士がおる



みき「門番やろ



りく「ちっす



みき「ちょす



りく「頭下げるだけか



みき「愛想ないな



りく「ま、フレンドリーな門番って聞いたことないし



みき「そんなもんやろな



りく「入ってええか?



みき「パスポート?ちょっと待ってな



りく「もうええか?他にないか?



みき「やっと入城したな



りく「やっぱ城は大理石やなー



みき「ピッカピッカで顔うっすら映ってんよー



りく「こんなん掃除大変やろなー



みき「さすがにメイドがおるやろ



りく「勇者来る前にメイドみようぜ



みき「ええやん



りく「お、早速おったで



みき「ちょす



りく「ちっす



みき「流石に愛想ええな



りく「てか可愛いな



みき「もうアイドルやん



りく「おっぱいもデカいし



みき「え?姉妹でメイドやってんの?



りく「しかも5人って



みき「お母さん頑張ったな



りく「え、お母さんもうおらんの?



みき「すまんな



りく「でもそんな魔物がおるとはな



みき「とりあえずここに拾ってもらってよかったな



りく「頑張ってな



みき「じゃあな



りく「メイドさんも色々あったんやな



みき「村を襲う魔物って物騒な世界や



りく「ま、ファンタジーやしな



みき「そのうち勇者がその魔物やっつけるやろ



りく「だとええけどな



みき「お、なんか騒がしいな



りく「勇者来てるんじゃね?



みき「行こうぜ行こうぜ



りく「お、勇者やん



みき「仲間もおるで



りく「でも何か怪我してるやん



みき「城じゃなくて先に宿屋行けよ



りく「急いでんじゃね?



みき「ならさっきの薬草使ったろ



りく「せやな



みき「うお、何やこれ



りく「傷口に薬草が染み込んでく



みき「傷口にエサやってるみたいや



りく「おもろいな



みき「ファンタジーの薬草ってこんなんなんやな



りく「ウサギにニンジンみたいやで



みき「これで少しはマシやろ



りく「いや〜礼などいらんよ



みき「何か急ぎなんやろ



りく「話聞きたいけど王のとこ行きーよ



みき「ウチら食堂で待ってるでー



りく「じゃあなー



みき「何か大変そうやったな



りく「てかあのパーティ脳筋ばっかやったな



みき「男戦士に女戦士、それに女武道家て



りく「回復どうすんのなー



みき「可愛い僧侶の女はおれへんのか



りく「脳筋やから宿屋見えんかったんちゃう?



みき「それはないやろ、アホ丸出しやん



りく「ま、ええわ、食堂やし何か食べよか



みき「せやな



りく「お、ビーフシチューあるやん



みき「うまそーやん



りく「煮こみ系はハズレないからな



みき「ウチ、オムライスたーのも



りく「また卵食うん?朝目玉焼き食うたやん



みき「ええやん、好きに食わせろや



りく「ま、ええけど



みき「メイドさーん、こっち来てー



りく「ビーフシチューとオムライスな



みき「ん?水でええよー、ええやろ?



りく「おう、ええで



みき「急いでないから美味しいの頼むで



りく「じゃあねー



みき「あのメイドさんお姉ちゃんかな



りく「そんな感じやな



みき「礼儀正しい黒髪は最高やな



りく「モテるやろな



みき「でも城内恋愛禁止みたいなー



りく「会社みたいに言うなや



みき「城も会社みたいなもんやろ



りく「王さんが社長でー



みき「王子おったら跡取り息子か



りく「無能な王子やったら嫌やなー



みき「会社のコネ入社みたいなもんや



りく「そうなると兵士長が苦労するよなー



みき「どこの世界も上司は大変やて



りく「管理職ゆうやつやなー



みき「お、お姉ちゃんメイド来たで



りく「ええニオイやー



みき「わぁ〜、オムライスふわとろ系やん



りく「ビーフシチューも肉ゴロゴロでええよー



みき「あぁー、トマトソースと卵って最っ高やな!



りく「ん?なにそれ、中何入ってんの?



みき「お!?チキンライスの中にチーズinハンバーグ入ってる!



りく「ズルいわ〜そんなん絶対美味しいやつやん



みき「ここのシェフはワンパク過ぎるやろ



りく「ビーフシチューもホロホロ肉がうまいで



みき「ええなー



りく「食べ合いっこする?



みき「ん〜、やめとくわ



りく「何で?



みき「またここに来る楽しみが増えるやん



りく「なるほろ、せやな



みき「そん時ビーフシチュー食ーべよ



りく「楽しみ増えるってええな



みき「はぁー食った食った



りく「そーいや勇者遅いな



みき「忘れとったわ、まーええけど



りく「お腹いっぱいやとどーでもよくなるな



みき「せやなー



りく「お?噂をすればー



みき「やっと来よったか



りく「いやいや礼はもうええって



みき「それにしてもガタイのいいパーティやね



りく「え?僧侶や魔法使いもおったの?



みき「何で別れたんよ



りく「え?呪い?



みき「勇者くん呪われてんの?



りく「周囲の魔法を無力化?



みき「魔法受けんって事やろー、そんなんチートやんけ



りく「でも回復魔法も無力化するってことか



みき「で、無用な奴を解雇したと



りく「世知辛いなー



みき「いや、ゴメンて、そんな怒んなや



りく「しゃあない事やったんやな



みき「すまんな



りく「そういや何で宿屋には行かへんかったの?



みき「え?もうひとつ呪いあんの?



りく「二つの呪いかけられてる人初めて見たわ



みき「え、あと10日しか生きられへんって!?



りく「死の宣告や



みき「カウントダウンってやつか



りく「そりゃあ寝てらんねーな



みき「で王様に今後の対策を話してたと



りく「え?勇者くん今後どうすんの?



みき「なるほど、術者を倒すって安直やな



りく「てかそれ誰かわかるん?



みき「ほー、四天王の一人なんか



りく「さっそくやっかいな奴やな



みき「てかそいつ敵としては有能やん



りく「どこにおるかわかるんか?



みき「あーそれで王様に聞いてたんや



りく「で博学な人も来て目星がついたと



みき「とりあえずウチらも気ぃつけとくわ



りく「時間ないのにわざわざありがとな



みき「え?食事代払ってくれるん



りく「余命ないから持っててもしょうがないっていうても



みき「ほな高い薬草代ってことで



りく「ええんか



みき「ええやろ、本人が払う言ってんやから



りく「じゃあご馳走さん



みき「サンキューな



りく「またどこかで会ったら話ししよーや



みき「バイバーイ



りく「行ってしもたな



みき「なーんか大変やなこの世界



りく「これからどうする?



みき「とりあえず観光したい



りく「ほうほう



みき「正直魔王とか四天王とかウチら関係ないし



りく「せやな、そいつらは勇者がなんとかするやろ



みき「あんなー、ウチ滝とかエルフ見たい



りく「ええなファンタジーやん



みき「やろー



りく「じゃあ地図でも買って冒険行こかー



みき「いくいくー



りく「そういや王には会わんでええの?



みき「オッサンより可愛いエルフがええやろ



りく「せやな、可愛子ちゃんに会いに行こかー



みき「レッツラゴーゴーやー








――― 1話 異世界転生・ファンタジーの世界 おわり ―――








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[良い点] 1/1 ・なにこれすごい! 最低限の言葉でキッチリ描写してるよ。 [一言] これは天才の所業
[良い点] ・ゆるい雰囲気 ・会話文だけと言う挑戦的作品作り。 ・仲の良い少年少女 [気になる点] ・行間のニマス開けの可読性が悪く厳しいですね。 ・一話が長いかと、エピソード事で切った方が読み易くな…
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