第五章 人物紹介
「今回はコメント付きの人物紹介みたいね。担当は私、七星葵と」
「……青原依未。……面倒だけど、お兄ちゃんのために頑張る」
青原誠也 20歳
作品の主人公にして毎回のように怪異に巻き込まれる苦労人。
趣味は読書。小さい頃から本の虫で、暇さえあれば読んでいる。推理小説が好み。
「……私の最愛のお兄ちゃん。……とっても、とっても大好きな」
「連中の中では話がわかるタイプ。彼を守っている存在、何なのかしら?」
比良坂遠乃 20歳
夕闇倶楽部の部長にして活躍の機会がなかったメインヒロイン。
趣味は旅行。各地の心霊スポットを巡って怪異を暴くのが楽しみ。
「……最大の敵。……昔からそうだった」
「怪異を暴くとか言ってる馬鹿女。まあ、嫌いではないけど」
八百姫雫 20歳
夕闇倶楽部の癒し系。誠也が好きという設定が死に設定じみている。
趣味は料理。特にお菓子が得意で、夕闇倶楽部の面々に配っていたり。
「……こいつも敵。……だけど妙に好かれててウザイ」
「時折私は妹を見るような目で見てくるから、調子が狂うわね」
小山千夏 20歳
夕闇倶楽部の情報収集係。珍しくその設定が生かされた。
趣味は新聞のスクラップ。小さい頃から続けているそれは大量だとか。
「……敵、なのかな。……でも身長は勝ってた。……嬉しい」
「一秋くんのお姉さんなのね。そう言われてみると顔は似てるかも」
佐藤宏 20歳
たまに出てた誠也の数少ない友人。初めて怪異に巻き込まれる。
趣味はゲーム。様々なジャンルに携わり、優秀な成績を残している。
「……だれ?」
「私のライバルね。新しく組んだこのデッキなら負けないわ!」
青原依未 14歳
3章に出た誠也の妹。過去の出来事から誠也に強く依存している。
趣味はボトルシップ制作。手先が器用で1人で何かを作ることが大好き。
「私と同じ、黒鴉の男ねぇ。……彼女には悪いことをしたわ」
七星葵 17歳
神林の血を継ぐ者にして呪術師。見た目からはそうは見えない。
趣味は可愛いぬいぐるみ収集、そしてカードゲーム。普段は隠しているらしい。
「……あれと同じ匂い。……もう一生、関わりたくない」
烏丸茜 17歳
語尾を伸ばす、極めてうざったい喋り方と性格をしている少女。
趣味は盗撮。景色やシーンを撮るふりをして、女性の下着を撮っている。
「……こいつもだれ?」
「一応、友人。面倒臭くて縁を切りたくなるけど」




