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人の屍の上に幸せは成り立つ  作者: 梨おにぎり
2/3

part0.5 プロローグ

皆に一つだけ言っておきたいことがある。

そのなかでも、運命は変えられる!って息巻いてる奴らにこそ言っておきたい

運命っていうのは、どうしようもなく決まっていて、やりようもなく決まっていて、変えられるものではないのだと。


パラレルワールド?並行世界?並行時空?そんなものは無い。


なぜ断言できるのかって?なぜ悟ったようなわかっているようなことを言えるのかって?

断言できるからさ。悟っているからさ。わかっているからさ。

運命というのは最初に決められていて、生まれたときから決められていて。生まれた瞬間の産声を何秒間続けるのか、右足と左足どっちから最初に踏み出すのかどの高校に行き、どの職業につき、誰と結婚をしてどのように死ぬのか全てが決められている。


もう一度言おう。なぜわかるのかって?

君たちわからない人間に言ってもわかってくれるかわからないが。

わかるからだよ。


前置きが長くなってしまったけれどこれは僕が、自分の運命も他人の運命も全てわかっていて生まれて24年間「予想外」ということのなかった僕が「予想外」に巻き込まれてしまう物語だ。

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