その105.目が覚めた先は、毎度ながらのドタバタ 休む暇は、無さそうだ、うん
目を開いた先に、縁の顔が間近にあった。
「……」
「……」
見つめ合う事、数秒。
ん? どういう状況だこれ?
縁の顔は真っ赤になっていく、頬がヒクヒクと引きつっている。
というか……何か、頭が痛い気が……嫌、頭の部分が柔らかい?
僕は未だに状況が理解出来ないで居た。
嫌、目覚めたら縁の顔が目の前にあるのだ、何で目の前に?
なんだこりゃ?
頭がまだ上手く周らない。
あの夢が強烈過ぎて頭が現実に追いつかない。
「あ……あわわわわ……」
縁が何か変な声を出している。
何だ? 君は頭がおかしくなりましたか?
あわわわわ、何て日本語は無いけど?
……待てよ?
僕は横になっている状態。
目の前に居るのは縁の顔。
そして、頭にある柔らかさ。
…………。
え、嘘、マジで。
ひ、膝枕!?
そう理解した瞬間、僕の顔も一気に赤くなっていく。
なななな何してるんだ!? このバカ!?
「ななな……何してんの!?」
無意識に声が裏返ってしまった。
「あー……うー…ああー……」
だから日本語で喋れ。何だそれは。
「あーーーー!もぉーーー!!」
縁の突発的な叫び声と共に、体が宙に浮いた。
うん、空中です。
多分……縁が思いっきりブン投げやがった。
5メートルぐらい飛んでますね。
軽く町が見渡せます。
死ねってか。
浮いた後は、落ちるだけ。
また幽体離脱ですか!? イヤじゃボケェェェ!!
この瞬間、僕の中で何かが弾けた。
空中で回転して体制を立て直し、そのまま着地。
「お……お〜……」
縁から簡単な拍手と歓声を頂いた。
自分自身でも驚いています。
僕もやれば出来るじゃん……じゃなくて!!
「殺す気かぁぁ!!」
涙目で縁に訴える。
「あ〜……ごめん」
一応悪気はあるらしい。
というか、冷静になった僕とは違い、縁は顔を赤くしたまま目を合わせない。
「お兄ちゃんすご〜い」
高い子供の声が後ろでした。
振り向くと、数人の子供が立っていた。
身長や、あどけない子供の顔は、小学生の低学年側だろうか
何だ?
「それとね、あのね、あのね」
子供は何か言いたいらしく、同じ言葉を繰り返す。
「そのお姉ちゃんがね」
お姉ちゃん……縁の事だろう。
「チューしようとしてたよ」
……へい、チルドレン、意味解ってる?
チュー? え? キッスですか?
僕の脳内が停止。
ゆっくりと……縁の方を向く。
「へ!? へぇぇぇ!?」
君さっきから日本語喋れてないよ。
「してないしてないしてないしてない!!!」
必死で否定しつつ、目の前で両手をブンブンと振っている。
「へ……へーじにキキキキキス!? するわけないでしょ!!」
そこまで否定されると逆に凹むんですが。
というか君は動揺しすぎ、見てるコッチが恥ずかしいわ。
この動揺っぷりと、否定の仕方で解った。
縁は嘘は付かない方がと思う。
本当にしてはいないのだろう。
何故そのように見えたかは深く考えないでおこう、うん。
「えー!チューしようとしたよねー!」
言いだした子供が周りに提案を求めている。
それにこたえるかのように周りの子供も、「したー!」「チューしたー!」
と言ってくる。
おい、『しようとした』んじゃ無くて、『した』事になってるぞ。
最初の子が見間違えたとしても、他の子達は本当は見て無いでしょ。
子供は周りの気分に合わせるから困る。
「してないしてないしてないしてない!!!」
それも理解出来ずに、同じく子供の様な声を上げている一つ下の女の子がここに。
君何歳だよ!
「したもん!」「したー!」
子供達も、子供らしく言った言葉を今更否定はしないらしい。
ま、子供だからね。
その言葉に押される高校2年生。
何を、子供に言われて泣きそうになってんだ。
「あーーーー! もーーーーー!!」
その掛声と共に、ドグシャァァァ!! という激しい音。
縁が先程まで座っていた木のベンチにかかと落としを決めたのだ。
かわいそうなベンチ……やつあたりに使われた君の事は、後2秒は忘れないよ。
というか、市の物壊しやがったよコイツ。
その行動で、子供達は静まり返った。
子供達だけでは無い、公園に居た保護者の奥様方は、五月蠅いお喋りから、こちらへの凝視へ変わったようだ。
縁は、そんな事も知らずに、小さく荒い息をしていた。
……ちょっとまずい。
「い、行こう!」
縁の手首を握ると、慌てて走り出す。
「きゃ!?」という、女の子特有の声に、突然僕が引っ張ったから驚いたのは解った。
そのまま、縁が腕を引っ張れば僕は簡単に吹っ飛ぶのだが、縁はそんな事をせず、走る僕の後ろに大人しく付いてくる。
…………なんか、君、変だね。
いや、いつも通りなのかな? この子の行動は読めそうで読めない。
不思議な子だよ、本当。
ご感想に、後書きが楽しみ、等というものを頂き……
嫌、嬉しいです、泣いて喜びますけど・・・・・
プレッシャァァァァ!!!
なんですかこれ!? 面白い事書かなきゃダメ!?
落ち着け! 落ち着くんだ私!
何時も通り適当に書けば……
ああ〜!でもそれじゃ読んで下さっている方に失礼だ!
…………友人との会話書いとこう。
滑っても友人のせいですから! 私は関係ありませ〜ん!
え? 後輩って友達なのかって?
………………さぁ?
インフルや、ノロに襲われていた頃の話
後輩A『いつ来るんですか?』
このとき、学校にも行けなかった。
私『ノロとインフルのダブルパンチ。もうKO寸前』
後輩A『治りそうですか?』
私『シンドイ……無理、神様よ〜…殺せよ〜私が嫌いなんだろ〜、一層殺せよこのヤロー』
精神的に来てました。
後輩A『部活は?』
私『顧問の先生に電話したら一言……『近寄るな』(
つ_;)、そりゃ移るかもだけどさ〜、そりゃ無いよな〜(泣)』
後輩A『近づかないでくださいね♪』
私(……この野郎)
病気が治った後、当然仕返しに行きました。
返りうちに合いました^p^