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プロローグ
今日で26になる
夢を諦め、現実を知って13年
俺は13まで馬鹿みたいに正義に燃えヒーローになれると信じていた。
いじめっ子を倒しいじめられっ子を助ける、学校の小さなヒーローのつもりだった。
その頃俺はどうしてもヒーローとして足りないものを感じていた
それは空を飛ぶパワーだ。
ある調子が良い日、今日は飛べるそう確信した。
堕ちた
その日ヒーローをやめた
バカのように見ていた特撮やアニメも全て見なくなった。
それからの自分は長いものに巻かれなにも考えないようにして生きてきた。
でもふと正義について考えてしまう時がある、
将来のために頑張っている学生、希望に満ちた目で遊ぶ子供達
そのような人々を見ると昔を思い出してしまう。
まぁ、もう俺には関係ないかと考えを振り切りコンビニに向かう。
今夜も会社に泊まり込むため栄養ドリンクを買いに行くのだ
その日俺は過労死した。




