イヤイヤ…ほんとあり得ない
「はぁ?てか、来るはずなかったのに別の世界って何ソレ!
ふざけんな!!
しかも神様だ?んなもん知るか!」
つい言葉悪くなっちゃったよ。
てか、神の使い?の胸ぐらつかんで怒鳴っちゃったよ。
いや、でもさぁ、仕方ないよね?
ふざけんなだし。
「まじ、何様だよ!!意味わかんないし!
なんであたしな訳?てか、別の世界ってなんなのさ!!!」
「く、く…るし…、あ…の、すみませ…」
知らないよ。
でも離さなきゃ聞けないよね…
とりあえずつかんでた胸ぐら離してうで組んで。
顎で話せやって指示しました。
「…あぁ、見た目と中身が一致しないって言われませ…、
はぃ、ナンデモナイデス」
睨みますよねそりゃ。
「…ケホ、あ~、まずはそうですね別の世界。つまり貴女方から言う異世界です。
魔法あり、魔物あり、妖精やなんかまぁそんな世界です。
そして貴女にはそこに行っていただいて世界を変えていただきます。
その世界は今魔物たちと人間、そしてちがう種族、それらの均衡が不安定なのです。」
………あぁ、まじ何ソレ。
あたしには無理でしょ。
なんにもできないよ。
いやその前にだなぜ決定事項なんだよ!?
「…勝手に決めんなや、なんなんだよソレ。あたしは只の一般人だし。
普通に死ぬ前は写真とって働いてただけだし。無理でしょ。
」