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プロローグ

「丸山龍次郎、中学を卒業後都立小名木川高校に進学、その後は名桜大学経営部を卒業し我が社へと就職.....高校大学は一貫しておりラグビーをしていた男......か」


書類をパラパラと男がめくっていると部屋をノックする音が聞こえた。


扉を開けた男は「本日はどのような要望でしょうか?」と一言。


私は一言告げた、彼は自分の耳を疑ったのかもう一度私に聞いてきたが私はさっき行った自分の言葉をそっくりそのまま返す。


「府中の.......競馬部へ異動してくれないか?」


その男はまたしても聞き返す。


「競馬...ですか」


続けて


「私は競馬のけの字もしりません、そんな私がなぜ競馬部に..」


「君は高校大学と一貫してラグビーをしていただろう、今の競馬事業部には君のような男が必要なんだ。」


ラグビーという言葉を使っているが明らかに...ただの左遷である。


競馬部、正式名称はリアルエステート競馬事業部。過去5年間でオープン馬は1頭も出ず所有している5頭はすべて5歳を超えている老兵だ。その戦績やメンバーから「お荷物」だの「社員の終着駅」とも呼ばれている。


その男は腹をくくったかのように一言。


「わかりました」


といって礼をして部屋を出ていった。

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